≪ラグビーワールドカップ2015≫
【予選リーグ】
◇B組第4戦
日本代表 〇 28(17-8 11-10)18 ● アメリカ代表
胸張れ エディー・ジャパン! 最高のワールドカップだった!
ラグビーワールドカップは最終戦。
我が日本代表は、アメリカとの最後の戦いに臨みました。
『奇跡が起きて予選リーグを突破して、オーストラリアとの対戦になったら、どんなに素晴らしいだろうか!』
なんて思っていましたが、
その望みはかなわず。
前日にスコットランドがサモアに勝ち、日本は予選リーグの3位が確定。
そういった意味ではモチベーションを上げるのが難しいこの最終戦でしたが、
日本代表のモチベーションは全く下がらず。
『この相手に勝つ』
が徹底されたエディー・ジャパンの素晴らしい戦いぶりは、
我々ファンのみならず、
日本国民の心を鷲掴みにし、
揺さぶりました。
この日の試合は、
アメリカが『日本にだけは負けてなるものか。1勝も挙げないで、帰国はできない』
という気合が満点。
日本と互角の激戦を繰り広げました。
一進一退の攻防は、
やはり前に出る圧力が強くミスが少ない日本がじわじわと優位に立ち、
ここというところでは五郎丸の正確なキックがものを言い、
前半を17-8と優位な形で折り返します。
この試合で初めて起用された早稲田の藤田、
見事にチームにフィットして、
いい活躍をしました。
最初のトライにつながる突進、
そしてモールを組んでの2本目のトライでは、
『初出場初トライ』
をあげました。
22歳の新鋭。
2019年のワールドカップ、
そしてその前のリオオリンピックの7人制代表でもあるので、
大舞台の経験としては最高のものを得たのではないでしょうか。
後半も日本代表は、
『このチームで最後の試合』
に死力を尽くして、
勝利をもぎ取るために奮闘してくれました。
見ていて震えるほどの、
見事な試合っぷりでした。
そしてノーサイド。
日本代表は見事に勝利を収め、
なんとこのワールドカップで3勝を挙げてくれました。
お~~~
なんと素晴らしいことでしょう。
そして試合の後の、
五郎丸のインタビュー。
震えました。
安堵と無念と、
チームに対する4年間の思いのすべて詰まった、
美しい涙でしたね。
SHで日本を支え続けた田中の涙も。。。
むくつけきサムライたちの、
輝ける姿でした。
どの顔も、
『やり切った』という、
輝きに満ちていました。
いや~~~
あの姿見たら、
やっぱり好きになってしまうでしょ!
ラグビーを。
この4年間。
いや、
この24年間、
長かったですね。
いつかこんな日が来ることを夢見て、
ラグビー関係者は奮闘してきたのでしょう。
ファンも、
『いつか・・・・・・』
と思いながら、
声をからしていたのでしょう。
宿沢さんや上田さん。
亡くなったラグビーの恩人たちも、
喜んでいることでしょう。
試合の中での激しさや、
黙々と仕事をし続ける姿。
そしてノーサイドの後のたたずまい。
なんだか見ていて、
『彼らこそ【サムライ・ジャパン】だな。』
なんて思っていました。
これからラグビー、
久しぶりに盛り上がるだろうなあ。
楽しみ、楽しみ。
ラグビー中継も、
増えるかなあ。。。。。。
なんだかいろいろなことを考えてしまった、
ワタシです。
来季からはスーパーラグビーへの参戦も決まっています。
日本代表の愛称は『サンウルブス』です。
これからは日本国内でも、
レベルの高いラグビーの試合が、
たくさん見られそうです。
トップリーグと並んで、
スーパーラグビーの試合の方も、
注目です。
ワタシが秩父宮に通う回数も、
増えるかもしれません。
今回のラグビーワールドカップ。
日本代表には一言、
『ありがとう』
という言葉しかありません。
どうかしっかりと疲れと傷を癒し、
また素晴らしいプレーを見せてください。
まだまだ続くワールドカップですが、
なんだか一区切りついた感覚ですね。
さ~て、
これからはオールブラックスでも、
応援しましょうかね、いつもの通り。。。。。