このところ立て続けにボクシングの話題が出てきています。
とはいっても、
アマチュアボクシングの会長がなんちゃら……
なんていう話題ではなく、
世界で戦う”日本の誇り”たちの話題。
まずは今日、
村田諒太の2度目の防衛戦が発表となりました。
10・20 米・ラスベガス
◇WBA世界ミドル級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン 同級2位
村田諒太(帝拳) vs ロブ・ブラント(米国)
ロブ・ブラントとの対戦となり、
場所はラスベガス。
中継はDANZが独占中継だそうです。
DAZNの独占ということで、
どれだけの人の目に留まるかというのが心配ではありますが、
村田の本格的なアメリカのリング参戦ということで、
いよいよ彼の「最終目標」であるGGGことゲンジー・ゴロフキンやカネロといった猛者との一騎打ちに、
期待を持たせる未来予想図が描けそうです。
この対戦には、
少し前に入札するだのしないだのとすったもんだもあったのですが、
無事に決まったことを喜びたいと思います。
日本人がだれもやったことのない、
ミドル級という重量級のクラスでのベルト奪取、
そしてアメリカでのビッグマッチ。
村田を取り巻く環境は、
日に日に厳しさを増しながら、
どんどん上へ、上へと向かって行っているようです。
そしてWBSSという超ビッグマッチの初戦に向かう井上尚弥の10.7決戦には、
その前座として拳四朗が防衛戦に臨むことになりました。
10・7 横浜アリーナ「WBSS」
◇WBA世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン 同級4位
井上尚弥(大橋) vs ファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)
◇WBC世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン 同級6位
拳四朗(BMB) vs ミラン・メリンド(フィリピン)
挑戦者に決まったのは、
かつて八重樫をマットに沈め、田口に統一王座戦で敗れてベルトを失った猛者であるメリンド。
拳四朗にとって、決して侮れる相手ではありません。
拳四朗は村田、比嘉と組んでのトリプルタイトルマッチが多かったのですが、
前回は井上と急遽組んでのダブル世界タイトルマッチを戦いました。
そして彼もまた、
「急成長している」というところを見せつける強い勝ち方で防衛に成功。
今回が4度目の防衛戦になります。
こちらのタイトルマッチもまた、
注目度が高いですね。
井上の出場するWBSSは当然のごとく英国、アメリカを中心に海外でも中継されますので、
拳四朗にとっても名前と顔を売るチャンス。
あんなにかわいい子供のような顔をして強いというギャップを売り物に、
これからどんどん世界のリングに出て行ってほしいものです。
いよいよ村田、井上という「日本が世界に誇る2トップ」の戦いが、
今年の秋も見られます。
いったいどんなすごいファイトをワタシたちに見せてくれるのか。
秋の深まりとともに、今度は「四角いジャングル」の方に目を移さなければなりませんね。
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