
穏やかな秋の一日。
神宮の杜は、全国の高校球児・大学球児の熱闘に沸きました。
昨日は、
野球にとっては特別な一日となりました。
何しろ、
真剣勝負の全国レベルの大会がどこのカテゴリーでも。
こんな日、ほかにはないかもしれませんね。
東京ドームでは、【プロ野球日韓シリーズ】 ロッテ
SKワイバーンズ
神宮では高校・大学の全国大会である【明治神宮大会】
大阪ドームでは【社会人野球全日本選手権】準決勝。
う~ん、
すごい日でした。
明治神宮大会は、
8時半からの第1試合、そして第2試合が高校野球の部。
第3試合、第4試合(プラス第2球場)が大学野球の部。
野球好きにはたまらない1日でした。
カードは、
第1試合 明徳義塾(四国) - 関西(中国)
第2試合 東北(東北) - 金沢(北信越)
第3試合 神奈川大(関東5) - 環太平洋大(中四国)
第4試合 八戸大(東北) - 関西国際大(関西5)
高校の部は、
やはりまだ秋の段階なので、
チームとしての熟成度はまだまだといった感じでした。
第1試合で目立ったのは、
明徳、関西共に良くバットが振れていたという事でしょうか。
ミスを修正していけば、
かなり戦えるチームになっていくと思われます。
第2試合は、
なんといっても金沢の釜田投手に注目が集まりました。
釜田投手は、まだ上体だけで投げているという感じもあるのですが、
それでもこの時期でMAX151キロを記録しました。
驚きのポテンシャルだと思います。
堂々のドラ1候補ですね。
その釜田も、トータルとしてはまだまだ。
東北に終盤打ち込まれて、
0-3と敗れ去りました。
チームとして、多くの課題が残った戦いでした。
しかし、冬場のトレーニングの糧にすれば、
春には見違えるようなチームに変身することも可能です。
ワタシが驚いたのは、
対戦した東北高校。
苦労して監督に復帰した五十嵐監督。
思い切ったチーム改革を断行しているようですね。
グラウンドに立つ選手たちは、
最初から最後まで"全力疾走"を怠りませんでした。
ゴロを打った選手が1塁に全力疾走するばかりでなく、
フライを上げた選手も2塁まで全力疾走。
これは、
試合をやっている相手チームには、
じわじわと効いてくると思いますよ。
特に試合が終盤にもつれたときには、
相手は絶対にフライを落とせないし、
ゴロもジャッグルできません。
これを続けている限り、
東北の攻撃力は1~2割知らず知らずにアップしていると思います。
もちろん守備時のカバーも怠りなく。
一時の東北高校とは、
まったく違うチームのようでした。
(特に若生監督の時代のチームとは、隔世の感があります。)
やはり花巻東高校に影響を受けているのでしょう。
(東北地方は、若手監督の交流も盛んだと聞きますし)
まだまだ守備時のベンチの盛り上がり方とか、
花巻東の姿勢には及んでいないと思われる部分もあるのですが、
元々選手のポテンシャルの高い東北がこういう姿勢を見せだすと、
相手には脅威だと思います。
昔から『ここ一番で壁の破れない』チームであった東北。
この東北が、
いよいよ壁を破る瞬間を迎えるかもしれません。
その可能性は十分だと見ました。
これからの東北には、
大注目です。
昨日の4チーム(高校の部)の中では、
断然光っていましたね。
高校の部の2試合が、試合内容としてはいまひとつ盛り上がらなかったのと比較して、
『学生最後の大会』の位置づけの大学の部の気迫と集中力は、段違いでした。
試合としてはずっと面白かったです。
神奈川大vs環太平洋大 は、
9回2死からドラマが待っていました。
1点ビハインドの神大。
2アウトまで追い込まれるものの粘って満塁のチャンスを手に入れます。
ここで主砲の登場。
2-3から打った打球はワンバウンドで三塁手の頭の上へ。
良く捕った三塁でしたが、
体制を崩してからの1塁送球が乱れて、
その間に2塁ランナーまでもが還って2点。
まさかまさかの、大逆転となりました。
前にも書きましたが、
『神奈川高校野球ファン』を公言するワタシ。
神大のメンバーには、
横浜高校出身は言うに及ばず、
Y校、創学館、隼人、藤嶺藤沢・・・・・
『元神奈川高校球児』がワンサワンサと出場。
うれしくなっちゃいました。
次も頑張ってくださいね。
第4試合の八戸大vs関西国際大。
この試合は、
八戸大のエースにして楽天のドラ1投手である塩見に注目していました。
おまけに、4番は西武の3位指名である秋山選手。
この二人を追いながら見ていましたが、
あまりにも長い試合となったので残念ながら途中退席しました。
最後は関西国際大のサヨナラ勝ちだったみたいですね。
緊張感のある、いい試合でした。
大学野球の、
なんともいえない雰囲気が好きなワタシ。
東京6大学でも東都でも、
地方の大学でもその雰囲気は変わりません。
『大人にして学生』
の選手たちが全てをなげうっている姿、
い~な~
と思いますね。
今日も激戦が展開されるでしょうが、
残念ながら用事があるため球場には足を運べません。
選手たちの健闘に期待しています。
【昨日の結果】
『高校の部』
1. 明徳義塾(四国) 9-4 関西(中国)
2. 東北(東北) 3-0 金沢(北信越)
『大学の部』
1.九州産業大(九州) 4×-3 東農大生産学部(北海道)
2.神奈川大(関東5) 4-3 環太平洋大(中四国)
3.関西国際大(関西) 5×ー4 八戸大(東北)
神宮の杜は、全国の高校球児・大学球児の熱闘に沸きました。
昨日は、
野球にとっては特別な一日となりました。
何しろ、
真剣勝負の全国レベルの大会がどこのカテゴリーでも。
こんな日、ほかにはないかもしれませんね。
東京ドームでは、【プロ野球日韓シリーズ】 ロッテ

神宮では高校・大学の全国大会である【明治神宮大会】
大阪ドームでは【社会人野球全日本選手権】準決勝。
う~ん、
すごい日でした。
明治神宮大会は、
8時半からの第1試合、そして第2試合が高校野球の部。
第3試合、第4試合(プラス第2球場)が大学野球の部。
野球好きにはたまらない1日でした。
カードは、
第1試合 明徳義塾(四国) - 関西(中国)
第2試合 東北(東北) - 金沢(北信越)
第3試合 神奈川大(関東5) - 環太平洋大(中四国)
第4試合 八戸大(東北) - 関西国際大(関西5)
高校の部は、
やはりまだ秋の段階なので、
チームとしての熟成度はまだまだといった感じでした。
第1試合で目立ったのは、
明徳、関西共に良くバットが振れていたという事でしょうか。
ミスを修正していけば、
かなり戦えるチームになっていくと思われます。
第2試合は、
なんといっても金沢の釜田投手に注目が集まりました。
釜田投手は、まだ上体だけで投げているという感じもあるのですが、
それでもこの時期でMAX151キロを記録しました。
驚きのポテンシャルだと思います。
堂々のドラ1候補ですね。
その釜田も、トータルとしてはまだまだ。
東北に終盤打ち込まれて、
0-3と敗れ去りました。
チームとして、多くの課題が残った戦いでした。
しかし、冬場のトレーニングの糧にすれば、
春には見違えるようなチームに変身することも可能です。
ワタシが驚いたのは、
対戦した東北高校。
苦労して監督に復帰した五十嵐監督。
思い切ったチーム改革を断行しているようですね。
グラウンドに立つ選手たちは、
最初から最後まで"全力疾走"を怠りませんでした。
ゴロを打った選手が1塁に全力疾走するばかりでなく、
フライを上げた選手も2塁まで全力疾走。
これは、
試合をやっている相手チームには、
じわじわと効いてくると思いますよ。
特に試合が終盤にもつれたときには、
相手は絶対にフライを落とせないし、
ゴロもジャッグルできません。
これを続けている限り、
東北の攻撃力は1~2割知らず知らずにアップしていると思います。
もちろん守備時のカバーも怠りなく。
一時の東北高校とは、
まったく違うチームのようでした。
(特に若生監督の時代のチームとは、隔世の感があります。)
やはり花巻東高校に影響を受けているのでしょう。
(東北地方は、若手監督の交流も盛んだと聞きますし)
まだまだ守備時のベンチの盛り上がり方とか、
花巻東の姿勢には及んでいないと思われる部分もあるのですが、
元々選手のポテンシャルの高い東北がこういう姿勢を見せだすと、
相手には脅威だと思います。
昔から『ここ一番で壁の破れない』チームであった東北。
この東北が、
いよいよ壁を破る瞬間を迎えるかもしれません。
その可能性は十分だと見ました。
これからの東北には、
大注目です。
昨日の4チーム(高校の部)の中では、
断然光っていましたね。
高校の部の2試合が、試合内容としてはいまひとつ盛り上がらなかったのと比較して、
『学生最後の大会』の位置づけの大学の部の気迫と集中力は、段違いでした。
試合としてはずっと面白かったです。
神奈川大vs環太平洋大 は、
9回2死からドラマが待っていました。
1点ビハインドの神大。
2アウトまで追い込まれるものの粘って満塁のチャンスを手に入れます。
ここで主砲の登場。
2-3から打った打球はワンバウンドで三塁手の頭の上へ。
良く捕った三塁でしたが、
体制を崩してからの1塁送球が乱れて、
その間に2塁ランナーまでもが還って2点。
まさかまさかの、大逆転となりました。
前にも書きましたが、
『神奈川高校野球ファン』を公言するワタシ。
神大のメンバーには、
横浜高校出身は言うに及ばず、
Y校、創学館、隼人、藤嶺藤沢・・・・・
『元神奈川高校球児』がワンサワンサと出場。
うれしくなっちゃいました。
次も頑張ってくださいね。
第4試合の八戸大vs関西国際大。
この試合は、
八戸大のエースにして楽天のドラ1投手である塩見に注目していました。
おまけに、4番は西武の3位指名である秋山選手。
この二人を追いながら見ていましたが、
あまりにも長い試合となったので残念ながら途中退席しました。
最後は関西国際大のサヨナラ勝ちだったみたいですね。
緊張感のある、いい試合でした。
大学野球の、
なんともいえない雰囲気が好きなワタシ。
東京6大学でも東都でも、
地方の大学でもその雰囲気は変わりません。
『大人にして学生』
の選手たちが全てをなげうっている姿、
い~な~
と思いますね。
今日も激戦が展開されるでしょうが、
残念ながら用事があるため球場には足を運べません。
選手たちの健闘に期待しています。
【昨日の結果】
『高校の部』
1. 明徳義塾(四国) 9-4 関西(中国)
2. 東北(東北) 3-0 金沢(北信越)
『大学の部』
1.九州産業大(九州) 4×-3 東農大生産学部(北海道)
2.神奈川大(関東5) 4-3 環太平洋大(中四国)
3.関西国際大(関西) 5×ー4 八戸大(東北)