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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

こりゃ100年経っても勝てんわ

2019年10月11日 | プロ野球

CSファイナルSといえば、
リーグの最高峰の試合。

しかし昨日のパ・リーグのCSは、
ひどいと形容するしかない、
まさにそんな試合となりました。

西武は初戦の負けを引きずっているというよりも、
昨日の負け方で「今年も勝てそうにないなあ・・」
というのが選手に出てきちゃったか、
全くいいところなくサンドバッグ状態で、
前半でもうボコボコにされてしまいました。

先発した今井は、
シーズンでは期待されながらも何度も背信の投球を見せ、
その都度辻監督から主にその自覚のなさにお小言をもらっていましたが、
昨日は大事な試合でも全く同じことをやって、
辻監督の愛のムチが全く響いてはいなかったんだなあ・・ということを図らずも露呈してしまいましたね。

来年は是非、
自分の立ち位置とか立たされている立場、野手との信頼、
そして投げる試合の重要性というものなどとかにも思いを馳せてくれる投手になってほしいものです。
そうでないと、
ずーっと「投げてみなきゃわからない投手。野手からの信頼感もイマイチ」のまま行きそうな気もします。

万年エース候補という〝希望枠〟で終わるのか否かは、
来年にかかっていますね。
ファンとしても、
そう何回も昨日のような投球を許しはしませんよ。

今年でサヨナラが濃厚な”キャプテン”秋山も、
なんで勝負がかかる場面とか試合では、
そんなに力みかえっているのか、
その勝負弱さは最後まで変わらずだったですねえ。

最後に一本帳尻合わせのタイムリーこそ出ましたが、ファンが「ここで一本頼む!」というところでは、
シーズン同様にやっぱりまったく打てる感じすらなかったですね。
ファンならよくわかっていることではありますが。
こういったらなんですが、
結構ファンにとってはストレスフルな打者ですね。

昨日も、期待したオレがバカだった。

海の向こうでこのバッティングでは、
たぶん苦労しますよ。
せめてプレッシャーのかからないチームに行けると、いいね。



えっ?
シリーズはまだ終わってないって?

そうでしたね。

でもね、
うーん、
なんだかとっても単純なことに、
ふと気がついてしまったんですよ。

去年も今年も、
SBのシーズン中欠けていた戦力が揃ったら、
西武じゃとても勝負にならんということに。。。。

そしてこのCSではSBは、
今日の第3戦からは満を持して三本柱が登場。
そんな流れです。
あー今年は多分、
1勝もできずに終わりの可能性が高いですね。

しかも土曜日の試合が順延となったので、
SBの先発陣に休養が十分与えられちゃったしなあ。

シーズンの優勝って、
いったい何なんだろうか。
パ・リーグの代表にもなれず日本シリーズの経験がない「連覇」って。。
「シーズンの優勝こそ価値がある」って慰めてくれる人もいますが、
この虚脱感の中今季が終わって、
いったい何の「優勝」なんだろうなあ。。。。。

実際にSBは、
シーズンで負けたところからがスタートだと思って戦力整えてきて、
キッチリ結果を出すしね。

西武ファンとしてはすでに、
「優勝」とか「2連覇」なんていう言葉自体がむなしく響いて、
「こんなことなら、優勝なんてぬか喜び、するんじゃなかったよ」
ってココロモチです。

もう来年からは、
ペナントレース終了時点でのビールかけ、やめませんか?


今年のペナントレース。
ワタシは西武に対して、
本当に「この戦力でよくやった」と思って感動したんですが、
SBはなんだかもう見ているところが違い、
「目指すのはペナントレースよりも日本一」
というのが明確で、
9月と10月の戦い方まったく違うんだよなあ。

なんだか、
「西武あたりには、ペナントレースでちょっと喜ばしときゃ、いいんじゃないの?」
「最後にはぜーったい負けっこないから」
「我々の目指すところは、あくまでも日本一だから」
なんて感じであしらわれているのが丸わかりで、
それに踊らされちゃっている感が、
ハンパないです。

やっぱり、
西武じゃ勝てないよ、
SBには。

みている目線が違うもの。

あー
グチばかりになっちゃいましたね。

今年も9月まではホントによくやったけど、
ホンモノの王者が本気を出した日にゃー
かないまへんわ。

悔しいけどね。

こっちも本気でなりふり構わずチームを強化して、
並み居るチームを蹴散らすくらい凄いチームにならなけりゃ、
対峙するのは無理だなぁ。
(我々はFAには参入せず、自前の選手を鍛え上げ・・・なんて金をかけないことをオブラートに包んで正当化するようなことばかり言っているようでは、この高い壁をぶち破るのは、難しいってことだよ。)

現実は、
厳しいねえ。

一方の巨人さん、
さすがは優勝チームというような盤石な戦いぶり、
見事なもんです。

あのON対決以来の日本シリーズでの激突、
ゆる〜く楽しく、
見させてもらおうと思っています。

そしてはじまる、
毎年の「恐怖のストーブリーグ」。
見送る側ってえのは、つらいもんだねえ、何度やっても。

秋を迎えると、
西武のファンにとっては、
つらい季節になるってことです。


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