フィールド・オブ・ドリームス

やっぱりすごいな、メジャーリーグって。

今朝、
何とも素晴らしい光景を目にしました。

シカゴ・ホワイトソックス　vs　ニューヨーク・ヤンキースの試合は、
あの「フィールド・オブ・ドリームスの舞台」、
「それを作れば、彼らはやってくる」と言われたアイオワ州ダイアーズビルの球場で行われました。

外野はスタンドを設けず、
あのコーン畑のまま。

そしてそのコーン畑の中から、
今のメジャーのプレーヤーたちが出てきて、
フィールドに歩いてきました。

まさにフィールド・オブ・ドリームスの世界。
ケビン・コスナーがフィールドで彼らを迎え、
スピーチを行ってプレーボールとなりました。


フィールド・オブ・ドリームスと言えば、
ワタシが最も好きな映画の一つで、
何十回見たかわかりません。

コーン畑の中からあのシューレス・ジョー・ジャクソンが現れて楽しそうにプレーするシーン、
そして親子でのキャッチボールのシーン、
最後の球場に向かう車のヘッドライトの列。。。。。。

どれもこれも、
心に突き刺さる名作で、
映画好き＆野球好きであるワタシには、
本当に忘れられない映画でした。

その舞台で、
まさか本当にメジャーの試合が行われようとは。。。。

そしてそれを実現してしまう、
アメリカという国の何というか、
懐の深さとパワー。

そんなことに、
なんだか感激してしまいました。

試合も面白かったですね。

コーン畑に飛び込むホームランが何本も飛び出して、
9回にビハインドのヤンキースが2アウトからまさかの逆転ホームランで大逆転すると、
その裏今度はホワイトソックスが、
お返しのサヨナラ逆転ホームランを放って歓喜の大逆転勝ち。

ホームランが飛び込んでいくときの映像も、
日が高く上っている前半戦から、
真っ赤に染まる夕日の終盤戦、
そしてライトに煌々と照らされた中で飛び出した最終回の、
2度にわたる大逆転ホームラン。

きっと見ていた人には、
一生心に残る試合となったでしょう。

いいな～～～～

見に行きたかったな～～～～～


最近のＭＬＢには、
大谷以外あまり魅力を感じなくなっていたワタシですが、
こういうことをやられてしまうと、
ズキ～～～ンと心を撃ち抜かれてしまいます。

やっぱりメジャーは、
粋なことやる。


日本でも、
愛媛の坊っちゃんスタジアムあたりで、
「正岡子規メモリアル試合」
なんていうのを舞台装置を整えて、
やってみたらどうだろうか。

ただのイベントではなく、
公式戦として。

あるいは草薙球場で、
「沢村栄治メモリアル試合」とか。。。。

盛り上がること、
請け合いですよ。


それにしても。。。
また「フィールド・オブ・ドリームス」、
今日にでも見ちゃおっと。

高校野球もないことだし。。。。。。