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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

センバツ2023 候補・広陵 苦しみながらも接戦を制す

2023年03月28日 | 高校野球

優勝候補の広陵が登場。

ここのところずっと甲子園でいい戦いを続ける、
長崎の海星と激突しました。

広陵はドラフト候補の真鍋に、
高尾を中心とした投手力も盤石で今大会の優勝候補の一角。
初戦を見る限りにおいては、
大阪桐蔭とも互角の力を持つ好チームです。

一方の海星は、
このところ甲子園に出るたびに足跡を残す戦いをする好チームで、
今大会も初戦を完勝。
2本柱の投手力と鋭い打撃は、
勝ち進んでいける力を十分に持っているように見えます。

試合は海星が先制。
そしてエース吉田が広陵打線を序盤きっちり抑えて、
海星優位で進みました。

しかしそこは強豪の広陵。
中盤からこの吉田をしっかりととらえ始め、
5・6回に長打から犠飛をあげて同点。
そして7回には、
チャンスに海星の守備の乱れが出て勝ち越し。

あとはエース高尾が、
しっかりと海星打線を抑えてきって、
キッチリとした勝ち方で3-2の1点差逃げ切りを果たしました。


思えば昨年の選抜。

今年と同じく秋の明治神宮大会で準優勝し、
優勝候補の一角として乗り込んだ甲子園。

今年と同じく初戦を飾った後の2回戦で対戦したのは、
力を持った九州国際大付。

相手エース、左腕香西の奥行きのあるピッチングに、
自慢の打線が完全に翻弄されて完敗。
悔しい思いで甲子園を去りました。

そして夏の大会では、
全国屈指の戦力と評されながら、
広島大会の序盤で、
まさかのダークホースに敗れて、
甲子園に足を踏み入れることもままなりませんでした。


よほど悔しかったのでしょう。

今年の新チーム、
秋から気合満点。

まさに勝って勝って勝ちまくって、
新チーム結成からなんと50連勝。

最後の最後、明治神宮大会の決勝で大阪桐蔭に5-6と敗れ初めての1敗を喫しましたが、
この試合も完全に広陵ペースの試合で、
「広陵強し」
を印象付けました。


そしてこの日の試合。

昨春と同じ2回戦、
そして相手も同じ九州勢の海星、
さらに昨年やられた香西投手と同じタイプの、
球を出し入れする技巧派左腕・吉田投手が相手。


5回まで0-2とリードされ、
吉田投手の投球に翻弄される姿は、
まさに昨年のそれ。


が、しかし。。。。。。


ここからが昨年の広陵と今年の広陵の違うところ。

キッチリと打撃陣が対応して吉田投手を攻略。
さらにエース高尾は5回まで100球近くを投げさせられたにもかかわらず、
ここからギアをあげて以降は海星打線に全く付け入るスキを与えず。

結果としては、
「広陵強え~~~」
が際立った試合と感じました。

大きなヤマを越えて8強入りした広陵。
優勝へまた一歩、
近づきましたね。

元々が春の選抜には無類の強さを誇る「春の広陵」。
この先が楽しみになってきましたよ。

そのほかでは、
山梨学院と専大松戸の関東勢が勝って8強入り。

今年も厳しい戦いが予想された関東のチームですが、
3校が8強に残って少し意地を見せた感じですね。

今年の大会は、
大本命がいないという事もあって、
ほとんどの試合が接戦となっています。

今日はこれから、
3回戦残りの4試合が行われます。

今日登場の8チームのうち、
なんと6チームが甲子園優勝経験校。

さらにそのうちの5チームは、
甲子園複数回優勝という名門だらけの1日です。

さあ、
後半戦に入った甲子園。
どうなっていくでしょうか。



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