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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

CSファイナル第3戦  わかり切ったことだが、やっぱり勝つには打つしかねえってこった!

2018年10月20日 | プロ野球

セ・リーグのCS第3戦で、
広島が圧倒的な強さを見せて巨人を3タテ。
あっという間に日本シリーズ進出を決めました。

予想されたこととはいえ、
「菅野の投げない巨人」と広島の間には、
埋めがたい力の差があったとしか言いようがありませんね。

高橋監督の花道を飾るというモチベーションで、
巨人が今季初めて一つにまとまっているように思いましたが、
まあ今季の両チームの間にある『差』というものを感じました。

広島は3試合すべてで1失点。
投手陣がこれだけ頑張ってくれれば、
本当に強い野球を見せられますね。
パのどちらのチームに対しても、
この戦いができれば明るい展望がひらけそうです。

日本シリーズ進出おめでとうございます。


一方のパ・リーグCS第3戦。
お互いに二けた得点で打ち勝って1勝ずつで迎えたこの試合、
やっぱり『打った方が勝つ』展開となりました。

SBの先発千賀は、
今季大事な試合を落とすことが多いといわれ、
おまけにメットライフのマウンドを大の苦手にし、
なおかつ今季初めて中4日での登板。

登板前には、
これでもかとネガティブな話題をふりまかれていた千賀ですが、
見事なピッチングでそういった”雑音”を完全に封じ込めましたね。

チームが苦しい時に救ってくれるのがエースのエースたるゆえん。
そういった意味でも、
昨日のピッチングを見ていると、
『やっぱり彼こそがエースと呼ばれるにふさわしいな』
という思いを強くしましたね。
さすがのピッチングでした。

一方今季SBに対しては初先発となった西武の榎田。
今季11勝を挙げて確変した彼ですが、
なぜ西武にきて勝てるようになったかを語るとき、
打線への信頼感があり、少し悪くても「何とか最少失点に抑えていれば、打線が何とかしてくれる」というある種のゆとりのようなものが、
いいピッチングができる”源”となっていたとされています。

しかしながら昨日の榎田。
シーズン中のことは忘れてしまってCSという大舞台に過剰な意識を持ちすぎたようで、
『1点もやれない』
という阪神時代の追い込まれたマインドでのピッチングを思い出してしまったかのようです。

汲々としたピッチングで、
今年会得したこと、
発揮することが全くできまあせんでしたね。

無死1塁のランナーを過剰に意識して、
バントをしようしようとしている9番バッターに四球。
ピンチでもボール、ボールときてど真ん中。。。
あ~3ランか~
そんなピッチングでした。

そして0-4となったその裏、
西武としてはこの試合唯一の「勝てる可能性のあるチャンス」をつかみましたが、
そこで久々に登場したのが「壊れた信号機」こと馬場3塁コーチの『無謀なる本塁突入』の指示。

案の定ホームに突っ込んだ森は余裕でアウトになって、
チャンスはしぼんでしまいましたね。

ここで止めて満塁になっていたら、
次の打者は無類の勝負強さを誇る好調の浅村。
しかも状況は0-4と4点差のビハインド。

この場面で「一か八か」のギャンブルを仕掛ける必然性、
野球を熟知している者ならば「ありえね~」って感じですけどね。

「この人、状況が全く頭に入ってね~な」
というのは本当にシーズン中も何度もあったのですが、
この大事なところでそれが出てしまいました。
ひとこと。。。。。。残念です。


そしてそのショックがいえないところでマウンドに上がったのは「投げる炎上男」十亀。
ここで西武ファンの多くが、
負けを覚悟したと思います。
というか、
登板させる意図が全く分からない投手です。

案の定2イニングで何と8失点。
試合は早々と壊れ、
一方的になってしまいました。

この投手のつなぎは、
やはり首脳陣の責任と言わざるを得ないですね。

なぜまだ4点差の4回で、
試合をあきらめモードに入れるのか?
わからな~い。

それから短期決戦ではずっと言われ続けていることなんですが、
「状況を把握して、手を打つ」
ということが非常に大事だと思います。

SBは、
『勝負手』ともいえるような手を打ってきましたね。
さすがに『短期決戦慣れ』しています。

昨日は不調で打線を分断していたチームリーダーの松田を外し、
何とグラシアルをサードに入れました。

そして投手のつなぎも、
早め早めと徹底しています。

西武の辻監督は、
『何もシーズン中と変えることはしない』
と言っていますが、
ワタシの考えはSBのように「早め早めに手を打つ」ということが大事だと思っています。

西武で外す、あるいは打順を変えるのは、
中村と秋山ですね。
両者ともに結果が出ていないという以上に、
ファールや見逃し方などを見ても、
全くバッティングを崩しているように見えます。

しかも中村は、
守備でも再三にわたって投手の足を引っ張っていて全く動けていないので、
サードは中村を外して昨日復調の気配を見せてきた外崎を起用し、
栗山をレフトに。
そしてDHにはメヒアを起用するというのはいかがでしょうか?

打順は1番に源田を起用。
秋山が全くダメならば金子を上位に上げて秋山は9番に。

それぐらいドラスティックな形で手を打っていくというのも、
局面を打開していくためには必要かもしれません。

投手の起用に関しては、
こだわりを捨ててどんどんいいピッチャーをつぎ込むことですね。
さすがに十亀は昨日で見切ってくれたと思いますが、
武隈やら野田やらを、
起用している場合ではないですよ。
もうあと2つ負けたら、
シーズンは終わりなんですよ。

何と言いつくろったところで、
こんな形の試合をやってCSで敗退したら、
シーズンの優勝はどっかに飛んじゃいますから!!



頼みまっせ。


今井がその勝負強さを見せてくれると信じています。


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