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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

デ杯ワールドグループ  行け日本!

2014年01月31日 | テニス

テニスの国別対抗戦、
デビスカップ。

女子はフェデレーションズカップ、
そして男子はこのデビスカップが、
『テニス団体戦』の最高峰の大会です。

長いテニスの歴史の中で、
女子は70年代から世界で活躍する選手が続々登場して、
世界と激戦を繰り広げてきました。

96年の対ドイツ、
伊達公子vsシュテフィ・グラフ
との対戦は、
忘れることのできない『日本テニス史』に残る激戦です。


そんな女子に比べ、
『テニス後進国』
のありがたくない冠を戴き続ける日本男子は、
なかなか世界の舞台でその存在感を見せることができない歴史が、
連綿と続いてきました。

かつて、
『テニスブーム』に沸きかえって日本。
その中でこのデビスカップを観戦しに行ったこともありますが、
やはり『世界と日本のテニスは、似て非なるもの』
なんて印象を持った覚えがあります。

要するに、
『どんなに逆立ちしても勝てないなあ』
と思ったということでした。

そんな長い苦難の歴史を繰り返してきた昨今、
日本に現れた救世主、
『テニスの王子様』
が錦織圭選手。

まさかあんなに素晴らしい日本人選手が現れるなんて、
夢にも思いませんでした。

テニスを応援するものにとっては、
サッカーの香川・本田・長友や、
野球のマーくんが名門チームの主力としてバリバリ活躍するよりも、
テニスの4大大会で錦織があのナダルと激闘を繰り広げたってことの方が、
ある意味興奮させてくれることです。

興奮させてくれるというよりも、
未だに『信じらんね~』って、
ほっぺたをつねってしまうような出来事ですね。

その錦織を擁し、
デ杯のワールドグループに参戦するわが日本チーム。

こりゃあ応援しないわけにはいかないでしょ。

日本からは、
シングルスで錦織、添田が出場。

錦織で2勝を計算して、
初日、3日目のどちらかで添田が1勝をあげ、
3勝2敗での突破が目論みです。

それにしても、
ワタシは、
今回は『神風』が吹いているような感じがしますけどね。

対するカナダがランキング上位の2選手が欠場。
『添田で1勝』も、
現実味を帯びてきています。

しかも今回、
日本は有明のサーフェースを200万円をかけて『遅い仕様』に変更。
遅い仕様とは、
とりもなおさず【日本有利】の仕様のことです。

日本はなかなかこういうことをやらなかったのですが、
それだけ協会も今回の対戦には『本気』ということでしょう。

かつて世界一を争うライバルであった米国とスウェーデンがデ杯決勝で対戦した時、
ストロークプレーヤーを揃えたスウェーデンは、
会場となったコートを完全に改修。
『ものっすご~~~~~く遅いコート』
に作り替えて、
快勝したことがありました。

『なりふり構わず』
勝ちに行く、
国の威信をかけた戦いと言っていいのが、
このデビスカップというものです。


ところでワタシ、
やっぱりこのデビスカップ、
【デ杯】
と言った方が、
何だかしっくりくるんですよね。

ある年代以上の方、
そういう人が多いんじゃないでしょうかね。

いずれにしても、
今年ほどチャンスはない日本。

夢の8強に向けて、
今日の初日、
『気合い入れてけよ~~~~!』


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