SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

日本のエースが競演

2011年06月02日 | プロ野球

昨日で今年の交流戦も半分が終了。
明暗がはっきりと分かれる結果となっています。

まずはソフトバンクの勢いが止まりません。
10連勝で前半戦の成績は10勝0敗2分け。
素晴らしいとしか言いようのない戦いぶりで、
突っ走っています。

何しろ好調な投手陣を打撃陣が支える構造で、
全くスキがありません。
投打のかみ合わせ、ばっちりですね。

先発・中継ぎに加え、
守護神・馬原が帰ってきたのも心強い限り。
ちょっとやそっとじゃあ、
この勢いは止まりそうにありません。

追っていく日本ハムも、
グングン加速しています。
特にダルビッシュ・武田勝・ケッペルの3本柱は安定感抜群。
気が付けば、
この時期にもう貯金が11もありますが、
そこまで強くても首位のソフトバンクとは3ゲームも離れています。
とんでもないレベルの高さですね。

やっとエンジンがかかってきた西武も、
交流戦前半を9勝3敗で折り返しました。
4勝12敗という、
チーム結成35年で最悪に近いスタートでしたが、
これも気が付けばあっという間に”貯金生活”に。

看板の打線に当たりが出てきたのが、
好調の原因です。

この3強に続き、
オリックス・楽天もまずまずの戦いぶりです。

今年も去年に引き続き、
上位はパ・リーグ勢が独占する形となり、
1-6位までの間にパ・リーグの5球団がひしめき合う形になっています。
考えてみれば、
こういう傾向が顕著に出れば、
ペナントレースにはあまり影響を及ぼさないということで、
各チームにとってはある意味安心して戦えるのかもしれません。

セ・リーグで勝ち越しているのは8勝4敗の中日のみ。
交流戦前に好調だったヤクルト・広島は失速。
巨人・阪神も波に乗り切れません。横浜もまた然りです。

各チーム好調のパ・リーグでは、
唯一の失速は、交流戦最下位にとどまっている昨年日本一の千葉ロッテ。
考えられないくらいの故障者続出で、
満足にチームが組めない状況となっています。
成瀬・唐川・渡辺らの投手陣の奮起以外に、
チームを立て直すすべはありません。


さて、
そんな折り返し点を迎えた交流戦ですが、
昨日は”日本を代表する”投手たちが各地で好投を見せました。

まずは日ハム・ダルビッシュ。
もういうことは何もありません。
昨日も楽々と完封。
自身最長の35イニング無失点と、
『誰も打てない』状態を継続しています。

仙台ではマーくん、楽天・田中がこれまた7回を無失点。
チームはいま一つ乗れない状況ですが、
淡々と自分のピッチングをやり続けています。
もう軽々しく”マーくん”なんて呼べないような素晴らしさ。
大投手への道を、
着々と歩んでいっています。

『左のエース』SB・和田も好投。
6イニング無失点でした。
杉内が今一つの中、
淡々と顔色一つ変えず打者を打ち取っていく和田という投手の真骨頂、
見せてもらった気がしますね。

『遅れてきたエース』西武・涌井も好調。
昨日は自身でも驚く、
100球そこそこでの1失点完投でした。

この日に合わせてきたわけではないのでしょうが、
昨日はパ・リーグの誇るエースたちが、
これでもかと熱投を繰りひろげた日になりましたね。

4人のエースでしめて1失点。
『格の違い』のようなものを感じざるを得ませんでした。

さて、
明日からはいよいよ後半戦が開始です。
セ・リーグの巻き返しがなるのかに注目が集まりますが、
どうなりますか。

後半戦には、
日ハム・斎藤投手の復帰もあるのでしょうか?
そのあたりも楽しみですね。


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