大相撲は中日8日目を終えて、
”返ってきた”横綱、白鵬が全勝でトップを走る展開となりました。
『見慣れた風景』
と言えばその通りですが、
今場所は『情けない大関』と言われ続けた”日本人大関陣”にやや復活の兆しも見えて、
面白いことになりそうな気もします。
特に九州の”ご当地力士”でもある琴奨菊は、
いつになく動きがいいですね。
得意のがぶり寄りの圧力は、
本当に久しぶりの気がします。
そんな大相撲九州場所ですが、
土曜日の横綱・白鵬と隠岐の海の一番は、
面白かったですね。
がっぷりの左四つから、
にじり出る隠岐の海の圧力に白鵬がじりじりと後退。
徳俵に足がかかった状態で『白鵬危うし!』と思われたところで、
白鵬が繰り出した大技は、
『やぐら投げ』という技。
『やぐら投げ』
と聞いてどんな技なのか頭に即座に浮かんだ人はかなりの相撲通ですが、
ワタシはこの決まり手を聞いても、
これだけではさっぱりわかりません。。。。
しかし、
こう言い換えたら、
速攻で『お~それか~』とわかりました。
それは。。。
『決まり手は、【バックドロップ】』
こういってくれりゃあ、
すぐわかるのに~。
ということで、
マットではない硬~い土俵にたたきつけられた隠岐の海、
痛かっただろ~な~。
しばらく起き上がれなかったもんな~。
しかしこの一番、
大技に沸いたその後、
『えっ、ちょっと待ってよ』
の一幕が。
それは、
あろうことか軍配が東方、
隠岐の海に上がったからです。
誰がどう見ても白鵬の完勝。
どこをどう見ても隠岐の海の勝ちはない一番なのに、
なぜ隠岐の海に軍配が上がったのか。。。。。。
それは、
行司の式守伊之助が、
『白鵬はず~ッと東の正横綱の地位だったので、思わずいつもの癖で、白鵬の勝ち~と<東方に>軍配を上げてしまった』
とのことのようです。
式守伊之助は2日連続になる、
この『行司差し違え』の捌きで、
昨日から3日間の謹慎を言い渡されてしまいました。
まあ、
彼のお茶目っぷりが現れたこの白鵬戦の捌きは、
なんだか笑って済ませてあげたらどうかなあ……なんて思いましたが、
実に面白い、
週末の大相撲でした。
まあ、今場所は全体的に、
『行司差し違え』が多すぎるというのは、
否めないけどね。
いつもの場所では、
本当に1場所に1番あるかないか・・・・・という印象なのに、
今場所に限っては既に3番か4番、
差し違えの取り組みを見ちゃいましたからねえ。。。。
でも、
個人的には『差し違え』が結構あったりする方が、
面白いけどなあ。
それだけ拮抗した勝負ってことだし。
まあ、
これから後半戦。
何とか『白鵬の一人旅』だけは阻止すべく、
横綱・大関陣には、
頑張ってもらいましょう。
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