≪第94回全国高校サッカー選手権大会≫ ~埼玉他~
【組み合わせ】
http://www.ntv.co.jp/soc/soc94/tournament/index.html
第94回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、
48代表校の対戦相手が決まりました。
一昨年は富山第一、昨年は星稜の北信越勢が2年連続で選手権を制覇。
新しい時代を感じさせる高校サッカーですが、
今年も多くの有力候補がしのぎを削る、
激戦の大会になりそうな予感です。
インターハイでは東福岡が優勝。
PK戦の末敗れた準優勝は市立船橋でした。
1年間のトータルで、
高校チーム、Jユースチームが入り乱れて戦うプレミアリーグでは、
青森山田がEASTでトップに立ち、
市立船橋も優勝を狙う位置にいます。
WESTでは東福岡が勝ち点1差の2位につけており、
選手権でもこの3チームが優勝候補の最右翼と言えるでしょう。
昨日の抽選の結果、
東福岡、市立船橋の両雄は同じブロックに入り、
順当に勝ち進めば3回戦で激突します。
このブロックには同じくプレミアWestで戦う数少ない高校チームである京都橘もおり、
最も激しい戦いになることが予想されています。
青森山田は2回戦で”セクシーフットボール”の野洲との対戦が予想され、
勝ち上がると3回戦ではU-18日本代表の小川を擁する桐光学園との戦いが待っています。
いずれのチームも、
そう簡単に勝ち上がれる組み合わせではなく、
非常に激戦が予想されます。
ブロックごとに見ると、
Aブロック(星稜ブロック)は、
星稜(石川)が初戦で『奇跡のゴール』を連発した玉野光南(岡山)と激突。
鹿児島城西(鹿児島)、藤枝東(静岡)の強豪も控えており、
4強への道は各校ともに茨の道が待ち受けていそう。
Bブロック(市立船橋ブロック)は、
なんといっても市立船橋(千葉)と東福岡(福岡)の両雄が肩を並べる激戦ブロック。
両雄の激突が大会を大きく左右しそうだ。
8強には京都橘(京都)の進出も有力。開幕戦の駒大高(東京B)と阪南大高(大阪)の大都市決戦も注目。
Cブロック(桐光学園ブロック)は、
最有力に青森山田(青森)。対抗に桐光学園(神奈川)。
富山第一(富山)、日章学園(宮崎)、野洲(滋賀)などの力を持ったチームにも十分にチャンスがありそう。
Dブロック(前橋育英ブロック)は、
前橋育英(群馬)が初戦の大津(熊本)戦を乗り切ると有力。
初戦で激突する広島皆実(広島)と国学院久我山(東京A)の対戦にも注目だ。
その他四日市中央工も控えており、実力伯仲のブロックだ。
いずれにしても、
4強への道は険しい道のり。
過去数年の戦いを見ても、
優勝へ最有力とみられた学校は、
いずれも8強までに苦杯を喫している。
かつての大会と違い、
今や全国どこの代表も力は紙一重。
大会の波に乗ってスルスルと勝ち上がってくるチームが、
どの大会にも必ず一つや二つは現れる、
激戦のとても面白い大会となっているのが特徴だ。
今年も1月11日の決勝まで、
『いったいどこが勝つのか・・・・』
とワクワクドキドキの、
楽しい大会になりそうだ。
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