2月1日に解禁されたプロ野球のキャンプ。
悲喜こもごもの1か月で、
1軍当落線上にいる選手たちは、
しっかりとアピールできたのでしょうか。
キャンプというと、
どうしても『新しい選手』や『話題の選手』に目を奪われがちなのですが、
実際のところは『主力がケガなくきちんとキャンプを送れているか』が最も大事だったりもしますよね。
新戦力が台頭するのは嬉しい事なのですが、
レギュラーとして台頭してくる選手なんて、
多くても2,3人程度のものでしょう。
それに対して、
レギュラー野手9人、先発投手6人、リリーフ投手4人程度の『バリバリのレギュラーたち』が、
順調にキャンプを送れていることの方が、
ずっとシーズンの成績には直結してきますからね。
ということで各チームを見ていくと、
今年は大きなけがもなく順調なキャンプが多いということに気が付きました。
気温も含めた天候にはあまり恵まれなかったキャンプという気がしますが、
とりあえずは首脳陣も球団関係者も、
そしてファンもホッと胸をなでおろしているところでしょう。
これから3月に入ると各球団とも『見極め』の季節に入ります。
オープン戦で、
どんどん1軍と2軍、はたまたレギュラーと控えなどの、
チームにおける”序列化”が始まってきますね。
メジャーリーグほど露骨ではありませんが、
やはり『結果を出せる選手』と『出せない選手』の間に、
見えないけど大きな壁を感じる季節でもあるわけですね。
『成長、活躍が期待される選手』に分類されるカテゴリーに属する選手は、
アピールするというよりもしっかりとやったことが出せるように頑張ってほしいし、
『特にそうではない選手』には、
少ないチャンスでアピールを存分に行ってほしいと思います。
もともと力のある選手の集まりなわけですから、
『活躍する、しない』は、
ほんのちょっとの部分で決まるのではないかと思います。
チャンスがある選手は、
なんとしても掴み取っていってほしいですね。
たとえば巨人で言うと、
大田や宮国なんていう選手よりも、
大立やら高口なんていう選手の動向が、
気になったりしていますね。
まだこの段階では、
どのチームがいいのか悪いのか、
さっぱりわからない状態です。
オープン戦の行われる3月に、
徐々に露見してくる各チームの強み、弱み。
このあたりに目を凝らしていくとしましょう。
とりあえずプロ野球選手の皆さん。
お疲れ様でした。
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