SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大阪桐蔭 盤石の好守で、圧倒のV!

2012年08月24日 | 高校野球

≪第94回全国高校野球選手権大会≫


【決勝】


大阪桐蔭(大阪) 3-0 光星学院(青森)



大阪桐蔭 輝く春夏連覇! 藤波、わずか2安打の完封で締める!




大阪桐蔭は強かった!

そうとしか表現しようのない、
圧倒的な力の差を見せつけての春夏連覇でした。

そして『なにわのダルビッシュ』藤浪投手。
準決勝に続いて決勝も2安打完封勝利。
光星学院の、今大会猛威を振るった打線も完全に脱帽の凄さでした。

もう彼のこと、
『なにわのダルビッシュ』なんて呼べませんね。
堂々の『藤浪1世』です。

今日のピッチングは、
昨日にもまして凄みを感じさせるもので、
光星の打線はまさに『手も足も出ない』状況でした。

あの田村が1・2打席とも、まさに『手玉に取られる』ような連続三振。
北條は完全に力負け。
最後もあっけなく2塁フライに打ち取られてしまいました。

プロ注目の二人をも完全に手玉に取るほど、
今日の藤浪の投球はすごかった。
『こりゃあ、今すぐプロで投げても、ほとんど打たれないんじゃないかなあ』
というのがワタシの感想。

藤浪投手。

大会前半は2回戦に登板したのみで、
その力を温存していましたが、
準々決勝から本領発揮。

天理戦が4安打13三振。
明徳戦が2安打8三振。
そして今日の光星戦が2安打14三振。

どうですか。

非の打ちどころのない成績です。

まさにこの3試合に力を温存して、
それを一気に出し尽くしたという感じです。

そんな展開に持って行ったナインの頑張りや西谷監督の采配、
すべてがはまっての圧倒的な春夏連覇でしたね。


打撃陣でも、
今日は白水の先制HRが効きました。
前半の逸機で流れが攻勢に行きそうになるところを、
またも一発で強引に次群に引き寄せた一発。

今大会は最初から最後まで、
長打の威力を見せつけた形になりました。


敗れた光星学院。

大阪桐蔭のプレッシャーに負け、
3つの失策を犯してしまいました。

特に追加点になった回の失策は致命的でしたが、
暑い中ここまでよくやったと思います。

今日の試合を見る限りでは、
やはり大阪桐蔭との間にはすべての面で”差”を感じざるを得ませんでしたが、
この1年間の彼らの歩みは、
大いに胸を張れるものだと思います。

もう何度目の無念になるかわかりませんが、
またまたみちのくに優勝旗が渡ることはありませんでした。

悲願は、いつ達成されるのでしょう。

しかしながら、
光星学院には大きな拍手を送ります。
『グッド・ルーザー』
でした。


暑かった今年の夏も、
こうして終わりを告げました。

大会を振り返るのは、
しばらくしてからにしようと思います。

『雲はわき、光あふれて』
今年もまた、
純白の球が毎日甲子園の緑のグラウンドを飛び回りました。

そしてその栄冠は、
この聖地に集った高校球児の上に、
等しく輝きました。

また今年も、
楽しい夏でした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第94回全国高校野球選手権... | トップ | 忙中閑あり。ひとこと。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事