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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第99回全国高校野球選手権大会 開幕  初日から接戦続く

2017年08月09日 | 高校野球

≪第99回全国高校野球選手権大会≫ ~甲子園~

【第1日】
第1試合 彦根東(滋賀) 6×-5 波佐見(長崎)
第2試合 済美 (愛媛) 10-4 東筑 (福岡)
第3試合 津田学園(三重)7×-6 藤枝明誠(静岡) *延長11回

いよいよ開幕しましたね、夏の甲子園。

やっぱりあのファンファーレから、
選手たちが入場してくるシーンにはジーンときます。

今年は優勝旗の返還も、
作新学院が『全員で』の目標を達成。
晴れやかに更新して、返還を行いました。

最北端の地からやってきた滝川西の主将の選手宣誓も、
まずまず無難にこなしたということで、あっぱれです。


ということで初日のサイレンが鳴り、
いよいよ戦いが開始されました。


第1試合は、
好投手の呼び声が高かった彦根東の増居投手が登場しました。
アルプスを真っ赤に染めた彦根東の大応援団の前で、
増居投手は苦しいピッチングになりましたが、
チームは見事な集中力を見せて9回逆転サヨナラ勝ち。

1点ビハインドの9回、
彦根東はエースでキャプテンの松井選手を代打に送り、
その松井クンの執念のヒットからチャンスを広げました。

そして同点から、
今度は追いつかれた波佐見が、
背番号1のエース村川竜クンをマウンドに送りましたが、
四球の後サヨナラ打を食らってしまいました。

2人の『背番号1』のエースは、
ともに後輩に甲子園での先発マウンドを譲り、
ベンチでじっと9回まで戦況を見つめていたと思います。

そして9回の土壇場で巡ってきた出場のチャンス。
明暗は見事に分かれてしまいましたが、
2人には大きな拍手を送りたいですね。
何か、二人の親になったような気持ちで、
胸を高鳴らせながらその場面を見ていました。

いい思い出、悪い思い出…
それぞれだと思いますが、
確かに君たちは甲子園に、
その足跡を残しました。
胸を張ってください。


第2試合は、
長い降雨中断があり、
コンディションの調整がとても難しい試合になりました。

しかもグラウンドコンディションも”不良”の中、
試合を決めたのは空中戦でしたね。

それにしても済美の振り切るバッティングは見事。
あの鵜久森、福井らを擁して春全国制覇、夏準優勝とその年を席巻したチームに、
よく似ている気がします。

東筑の石田投手、
下手投げ投手にとって、
あのマウンドのコンディションは厳しかったですね。

しかしまだ2年生。
じっくり鍛えて、またここに戻ってきてほしいと思います。

来年は福岡から2校の代表が選ばれるんだし、
今年出来たんだから、来年出来ないはずがない!!
捲土重来、期待しています。

第3試合は初出場同士の隣県対決。
何やら毎年練習試合を組む間柄だそうで、
そういった意味では、
なんだか『もったいない対決』になってしまいました。

しかし両チーム、
序盤から目まぐるしく展開が変わる好ゲームを展開しました。

最終的には、
中盤から押されっ放しだった津田学園が、
ワンチャンスをものにしてサヨナラで制しました。
往々にして野球という競技は、
こういうものです。

ワタシはこの試合を見ながら、
『こんな感じの好試合、タイブレークが採用されたら、なくなっちまうだろうなあ・・・・』
なんてことを思ったりしていました。

やっぱり、
『最後の夏』である夏の大会では、
タイブレークの採用、ハンタ~~~~イ!!


ということで、
今年も始まりましたね。

今年の大会は、
初日から『ギア全開』って感じです。

これからが楽しみな大会になってきました。


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