雨の週末も、ココロは熱く

お楽しみ満載の週末・・・・
のはずでしたが、
残念ながら空からは大粒の雨が。。。

しかし。

この雨の中でも、
”熱き戦い”
が各地で行われ、
盛り上がった週末となりました。


まず、
【高校野球秋の陣】
の最後を飾る、
東京都大会。

準決勝が土曜日に行われ、
『選抜＋明治神宮大会出場校決定』
のはずだった決勝が日曜日に行われるはずでしたが、
残念ながら雨で順延。
決戦は今日に持ち越しとなりました。

決勝のカードは、
『新・東東京の看板カード』
となった、
二松学舎大付　vs　関東一


ここ数年間、
春秋の東京都大会、
そして夏の東東京大会の上位で、
必ずと言っていいほど顔を合わせている両校の戦いです。

一昨年は、
選抜⇒関東一　　選手権⇒二松学舎
昨年は、
選抜⇒二松学舎　　選手権⇒関東一

と、交互に代表に選ばれ甲子園の土を踏む両校。

今年も甲子園をかけた決戦の舞台に上がってきたのは、
この両校でした。

西東京では　日大三vs早実　が最も盛り上がるカードですが、
東東京ではこのカードですね。

今年は両校ともに好投手を擁していますし、
全国的に見てもレベルの高い対戦となりました。

特に二松学舎は、
1年生から甲子園を経験する”プラチナ世代”の学年となりますから、
期待も大きいと思います。

関東一もオコエフィーバーに沸いた夏からあまり時間も経っていないにもかかわらず、
また新チームでここまで勝ち進んでくるとは大したもの。

楽しみな『東京頂上決戦』です。


そういえば土曜日の準決勝の後、
同じ神宮球場で、
東都大学リーグの入れ替え戦（第1戦）が行われました。

駒沢大（１部6位）　vs 　東洋大（２部1位）

の対戦でしたが、
両エースの投げ合いは豪華そのもの。

何しろ、
駒沢のエースがDeNA１位指名の今永。
そして東洋のエースはヤクルト１位指名の原。

両エースは『さすが』の投球を見せ、
１－０という最少の得点差で、
今永が勝ちを収めました。

『入れ替え戦』という場での静かなる投手戦。
野球の醍醐味を存分に堪能できる、
『野球好きにはたまらない』戦いでした。


そして各地では、
『正月の風物詩』
である高校サッカー、高校ラグビーの予選が行われました。

高校サッカーでは、
関東各地でも準決勝、決勝が。

神奈川では桐光学園、群馬では前橋育英と、
プリンスリーグで活躍する両強豪が、
順当に全国にコマを進めてきました。

前橋育英は、
決勝ではPK戦１０－９という、
実に厳しい戦いから這い上がってきました。

格別の強さを誇るインターハイ準Vの市立船橋は、
いよいよ流経大柏との【頂上決戦】を迎えます。

両チームともにプレミアで戦うという強豪。
いったいどうなるのでしょうか。


一方ラグビーでは、
東京第１地区の決勝が壮絶な戦いとなりました。

両校ともに花園の常連である国学院久我山と東京高校が決勝で激突。

最後の１プレーで東京が歓喜の同点トライを挙げるという、
劇的な展開となりました。

そして、さほど難しいと思われない左中間の位置からのコンバージョン。
このキックが決まれば東京の『逆転サヨナラ勝ち』というシーンでしたが、
降りしきる雨の中で蹴られたボールは惜しくも右に外れ、
『同点、同トライ数』
という結果で”両校優勝”となりました。

しかし花園に出場できるのは１校。

無常の『抽選』に花園キップは委ねられました。

結果は。。。。。
国学院久我山の花園出場が決定。

”代表旗”
を授与される時の久我山キャプテンの、
無邪気にはしゃがないその精悍な表情が、
『ラグビーっていいなあ』
ということを再認識させてくれた決勝戦でした。


夕方に、
ラスベガスからボクシング、村田諒太の『アメリカデビュー戦』の衛星中継が送られてきて、
１０ラウンドを堪能しました。

まだまだ鍛えるべき点、変えていくべき点もたくさん見受けられるやに感じられた昨日のファイトでしたが、
日本人の中で重量級の世界を狙える選手はこの【ロンドン五輪金メダリスト】だけ。
頑張ってほしいと思います。


更に夕方には、
大相撲九州場所が初日を迎えました。

白鵬・日馬富士も復帰して”３横綱揃い踏み”となったこの九州場所。
昨日の”ハイライト”は鶴竜と嘉風の一番。

嘉風が一気の寄りで鶴竜に対して３連勝を飾ったという一番でしたが、
なんといっても取組後にVTRを見ている時、
解説の”あの北の富士さん”が、

『いや～ビックリポンだ！』

と言ったのがおかしくて、
思わず微笑んでしまいました。

しかもその『乾坤一擲のギャグ』を、
隣のアナウンサーの人、
気付いていたのか気付かなかったのか、
軽くスルーしていましたね。

あ～面白かった。


最後は夜にやっていた野球のプレミア１２．

金曜日にも言ったように、
ワタシは気張らずゆる～く見ていたのですが、
それでも大谷クンの圧巻の投球には、
目を見張ってしまいました。

そして韓国の５番の、なんとか選手（名前は知りません）。

ものっすごい振りを見せてくれますね。

彼ですかね、
ポスティングでMLB入りを目指しているという選手は。

いや～～

彼なら日本に来ても軽く５０発は打つね。
それぐらいの選手に見えました。

抑えの松井クンも、
冷や冷やさせながらしっかり０点に抑えたのはあっぱれ。

『野球の醍醐味を感じさせてくれる』
とまでは言えない大会ですが、
やっぱりいいプレーヤーのプレーには、
華がありますね。


ということで、
なんだかんだと、
楽しい週末になりました。