”プレミア12”というイベントが開催されます。
テレビ局・新聞を主体に、
『この秋開催される、世界の野球のビッグイベント』
みたいに宣伝されていますが、
ほとんどその『煽り』には眉に唾をつけてみなければならないイベントだと思います。
どこかのゲーム会社が宣伝しているぐらいの、
『楽しんだもん勝ち』ぐらいの、
ゆるい楽しみ方がいちばんの『イベント』ですね。
連日早朝に流される10分程度のVTRでは、
『オリンピック、サッカーW杯、ラグビーW杯に匹敵するイベント』
みたいに煽りまくっているのですが、
なんだか煽られれば煽られるほど、
白けてきてしまうのはなぜなんでしょうね。
世界のビッグイベントと、
同じわけね~じゃん!!!!
と思ってしまうわけです。
気分は、
かつて毎年のように秋のシーズンオフに行われていた『日米野球』程度の認識しか、
ワタシにはありません。
そんなに気張らなくても。。。。。
そんな風情で、
ゆるく楽しもうと思っています。
まあ、
日本で言えば前田健太、韓国のポスティング選手など、
個人の事情でアピールが必要な選手は、
『今こそ』の気合いで頑張ってほしいものですが。
まあ、プレミア12の話題はこれくらいにして。
このイベントよりもワタシの注目度がずっと高いのは、
なんといっても明治神宮大会。
やっぱり『目指すべき大会』ですからね。
選手の本気度が違います。
特に大学の部は、
【最後の全国決戦の舞台】
ですから、
気合も入ろうってもんです。
その明治神宮大会の、
関東5連盟の代表決定戦が、
横浜スタジアムを舞台に行われています。
代表になるのはわずかに2校。
関東5連盟と言えば、
首都大学連盟、神奈川大学連盟、東京新大学野球連盟、関東甲信越大学連盟、千葉大学連盟。
この5つのリーグに属するのは、
首都が東海大、日体大など。
神奈川は神奈川大、桐蔭横浜大など。
東京新連盟には創価大、流経大など。
関甲連盟には上武大など。
千葉にも国際武道大がいます。
なんとまあ、
豪華な大学ぞろいでしょう。
かつては首都大学リーグが圧倒的に強かったこの5連盟。
しかし現在は、
全国の大学リーグでも有数の強豪が集う、
ものすごいレベルとなっています。
ちなみに今年の春の全日本大学選手権では、
優勝こそ早稲田に譲ったものの、
準優勝の流経大、4強の神奈川大、上武大と、
4強になんと3チームも入り、
その強さを見せつけました。
一昨年はもっとすごく、
決勝の対戦が東海大と神奈川大。
準決勝に創価大と、
これまた4強に3チームが入っています。
その前の年でも、
優勝の上武大と4強の日体大など、
とにかくこの5連盟が現在の大学野球を実力で引っ張っていっているということが、
顕著になっている大学球界です。
今年の代表決定戦でも、
大激戦が繰り広げられました。
大会の目玉は、
なんといっても創価大の3年生エース、田中正義。
今や全日本のエースと言っても過言ではないこの田中。
先のユニバーシアードの前哨戦では、
若手主体とは言えプロの選抜チームを相手に、
全く寄せ付けない素晴らしいピッチングを披露。
『こりゃあ、レベルが違うわ』
と満天下を唸らせました。
来秋のドラフト会議では、
目玉中の目玉になるのは必至で、
いったい何球団の競合になるのか、
今から楽しみな投手です。
その田中を軸に、
リーグ戦では春の全日本大学選手権準優勝の流経大を寄せ付けず、
田中はリーグ戦50イニング無失点の圧巻の投球を披露。
この田中を明治神宮大会で見るのを、
ワタシは楽しみにしていました。
しか~~~し。
昨日の準決勝、上武大戦。
春の大学選手権4強で、
3年前の日本一チーム上武大は、
『田中が登板する前に』
打線が集中力を発揮して3得点を挙げ、
5回から登板した田中はその後を無失点に抑える圧巻の投球を見せたものの、
打線が振るわず2-3で一敗地にまみれました。
残念ですね。
逆に言うと、
上武大のチーム力、
さすがにすごいものがあります。
そしてもうひと試合は、
神奈川決戦となりました。
昨年春の全日本で優勝を飾りながら、
その後全国で結果を残せていなかった東海大が、
桐蔭横浜大を2-1で撃破。
昨年逃した秋の明治神宮大会キップをゲットしました。
この大会からは、
上武大と東海大が明治神宮大会に出場ということになりました。
両チームは、
早稲田、亜細亜の”2強”の牙城を崩すべく、
明治神宮大会に挑みます。
高校の部では、
先にも紹介したとおり、
関東の代表校が1回戦で近畿代表を決めている大阪桐蔭と対戦することが決まっています。
ワタシは関東大会を見ながら、
『横浜か浦和学院が、ガチンコの力勝負を挑んでほしい』
と思っていましたが、
両校が初戦で敗退。
そうならば、
花咲徳栄・高橋か常総学院・鈴木の『大会屈指の左腕』が勝ち上がるのかと思いきや、
千葉代表の木更津総合が左腕・早川の好投でスルスルと勝ち上がり、
昨日の決勝では常総と延長13回の激闘を展開。
最後はサヨナラで勝ちきって、
大阪桐蔭への挑戦権を得ることに成功しました。
昨年の選抜も経験している早川が、
どこまで大阪桐蔭の打線に通用するか、
楽しみです。
しかしできれば、
常総学院の鈴木が登場して、
大阪桐蔭に対峙してほしかった。
横浜相手に完璧なピッチングを見せた彼の力と大阪桐蔭の打線の対決、
見たかったなあ。
まあ、その楽しみはセンバツに取っておきましょうか。
ということで、
来週末から熱戦が始まる明治神宮大会。
だんだん、
近づいてきたな~
という感じになってきています。
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