SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

森友哉の前に広がる、遥かなる地平!

2014年08月02日 | プロ野球

1か月ほど前の記事でも書いたのですが、
最近ワタシのプロ野球の見方、
ちょっと変わってきました。 

もとより【純パの会】を自認するワタシなので、
どうしてもパ・リーグの試合を見ることが多いのですが、
気になるのはもっぱら個人の選手の活躍。

それというのも、
本当にワクワクさせてくれる若手の選手が数多くプロ野球の門をたたき、
期待にたがわぬ活躍してくれるから、
見ていてもとても楽しいのです。

田中マー君が去った今年、
特に期待してみているのは、
なんといっても大谷(日ハム)、
次いで松井(楽天)ですが、
もうひとり、
2軍での成績を毎日チェックして、
いつ1軍に呼ばれるかを首を長~くして待っていた選手がいます。

そう、
埼玉西武の森友哉捕手です。

今更言うまでもないのですが、
大阪桐蔭から入団して1年目のこの【甲子園のスター】。

『活躍するだろうなあ』
と思っていたのは確かですが、
これほどまでにフィットするとは思いませんでした。

まあこの森クン。

大阪桐蔭時代から、
そのプレーはとにかく素晴らしいので、
本当に『どこに入団するのか』注目していたら、
ワタシのひいきの埼玉西武に入団ということで、
ますますファンになってしまいました。

それにしても、
高校時代そのバッティングを一目見たとき、
そのあまりのスイングの早さに驚き、
『すげ~~~』
と思って以来の大ファン。

あれだけ腰の座った構えからマッハのスピードのスイングを見せられたら、
やっぱり期待しちゃいますね。

先日のフレッシュオールスターで、
久しぶりにそのバッティングを見て、
ますます磨きのかかった早いスイングに魅了されていましたから、
『いつ1軍に上がってくるのだろうか?』
と期待に胸を膨らませていましたが、
『たぶんそれは9月の終わりぐらい。チームが消化ゲームに入ってからだろうなあ』
なんて思っていたので、
今週頭に予期せぬ『1軍昇格』を聞いてからというもの、
『とにかく、そのプレーを見た~い』
ということで頭の中は占拠されてしまいました。

はたして、
水曜日に神戸のオリックス戦で代打デビューを果たすと、
その【プロ初打席】と次戦での【プロ第2打席】で、
まさかの2打席連続安打を記録。

『すでにバッティング技術では1軍中堅クラス以上』
ということを証明してくれました。

そして・・・・

昨日の金曜日。
早々と初の先発マスクというチャンスをつかみました。


フレッシュオールスター時以上の緊張(ワタシがってことです)の中、
初先発の森クンのプレーは落ち着いたもの。

まあ、そうですよね。
甲子園という大舞台やU-18で【JAPAN】のユニフォームを背負って、
堂々と大観衆の前でずっと活躍を続けていた選手ですからね。

プロ初先発なんて言っても、
どうってことなかったみたいです。

大物ですよ、彼は。


昨日の試合については、
残念な結果でしたが、
彼の『大物感』は際立っていました。

これからの活躍に、
ますます期待が高まっています。

もしも彼を外野にでもコンバートしてずっと使えば、
今でも最低、.280 10本 50打点ぐらいはしてくれそうな感じがあります。

これだけ振り切れる高卒1年目の選手なんて、
清原以来見たことはありません。

松井やイチローや、
高校の先輩でもある中田(日ハム)や中村(西武)でも、
1年目でこれほどの”振り”は見せてくれませんでした。

もとより『大阪桐蔭のバッティング』を見せてくれる彼ですが、
恩師でもある名将・大阪桐蔭の西谷監督をして、
『中村よりも、西岡や中田や浅村よりも・・・・森のバッティング技術は私の見た選手の中ではNO1』
と言わしめるバッティングです。

バッティングでワクワクさせて、
しかも捕手!

西武待望の、
『打てる捕手』
がついに誕生するのでしょうか。

長~く西武の正捕手だった伊東(現ロッテ監督)がバッティングは『そこそこ』の選手だったので、
その後継者として、
西武は『打てる捕手』がアマチュアで出現すると、
まずは獲得に全力を傾けたという歴史があります。

高木大成、細川、炭谷。

3人もの【ドラフト1位捕手】を獲った球団(伊東を含めれば4人)って、
なかなかないんじゃないでしょうか。

しかし、
どの選手も、
期待通り打ってはくれなかった!!!

西武の捕手は、
8番か9番を打って、
2割そこそこの打率・・・・・・・

これが伊東さんが正捕手だった時代の後半から続く、
西武の『捕手のチームにおける立ち位置』。


西武のファンとしては、
『いつか打てる捕手が打線に座って・・・・』
という【夢】があったりするのです。


高木は『六大学で並ぶものなし』の評価だったし、
細川も炭谷『強打の捕手』という評判でしたが、
なんでだか西武に入団すると、
打撃は年々しょぼくなっていくんだよなあ。。。。。。。
高木は最初の方こそ捕手やってましたが、すぐに1塁にコンバートされてしまったしね。


この森クン、
打撃を生かすのであれば、
日ハムの近藤選手のように、
また元ヤクルトの飯田選手のように、
他のポジションにコンバートするのも一考だとは思いますが、
何しろワタシは『強打の捕手』が見てみたい!!

阿部(巨人)のように、
古田(元ヤクルト)のように、
城島(元SB)のように・・・・・。

そんな夢を見させてくれる、
昨日の森クンの『捕手デビュー』でした。


とにかく、
『ゆっくりのんびり』もいいけど、
ガンガン使って、バンバン育てる!

これもいいんじゃないかな?!

彼の大いなる可能性に、
心豊かになる夜となりました。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 懺悔とともに・・・・・今年... | トップ | 第96回全国高校野球選手権... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

プロ野球」カテゴリの最新記事