7月31日。
今年も『7月の熱き戦い』全国高校野球選手権地方大会が閉幕しました。
今年の注目は、
昨年の甲子園を2年生エースとして彩った3人のエース、
人呼んで『ビッグ3』が、
選抜での『欠席』を経て最後の夏の大会である甲子園に戻ってこれるかというところでした。
昨年の選手権覇者・前橋育英の高橋投手。
予期せぬ敗戦やケガから立ち直って、
最後の夏に向けて”準備万端”の姿を伝えられていたものの、
迎えた夏の2戦目で、
強豪の健大高崎の”機動破壊”に前半から体力と気力をすり減らされ、
後半一気の集中打を浴びて敗れ去りました。
この結果は、
ある程度『こうなるかもしれないな』という予測も立てられるほど両校の力は接近していたのですが、
驚いたのは浦和学院の小島投手の敗戦でした。
埼玉県大会も序盤の3回戦。
相手は中堅クラスの川口高校。
今年も春の県大会を制して第1シードで大会に臨んでいた浦和学院。
選手のみならず見ている観客も、
『浦学が負けるはずはない』
という空気の中で川口が先制。
淡々という進みの中で浦学がチャンスを逃し続け、
小島投手もこらえきれず追加点を奪われ万事休す。
昨春のセンバツで見せた大胆な投球は影を潜め、
バラつきの目立った投球で夏の埼玉の地に散りました。
最後は済美の155キロ投手、安楽。
昨年は『投げすぎ』が物議をかもしたこの安楽。
1年間ひじの故障で悩まされましたが、
最後の夏にはキッチリと復活して、
主将・エース・4番というまさに”大黒柱”としてチームの支柱になっていました。
しかしその安楽も、
しぶとく攻めてくる東温との3回戦で、
徐々に失点を重ねて1-4で敗退。
結局3人とも、
地方大会のベスト8にも残れずに敗退という、
予想だにしなかった結果で最後の夏を終えました。
それだけ波乱の多かった今年の地方大会。
ワタシの事前の予想も、
外しまくりました。
事前の予想で本命の◎を打ったチームが代表を勝ち取ったのは19校、対抗の〇は20校。
まあ、予想通りの地区も結構多かったということでしょうか。
しかし今年も無印にしていて代表に駆け上がったチームが4校もありました。
しかも四国と九州に集中してしまい、
本当に申し訳ないことです。
香川代表・坂出商、愛媛代表・小松、長崎代表・海星、熊本代表・城北の皆さん。
本当にごめんなさい。
見事な勝ち上がりでした。
懺悔の意味も込めて、
甲子園では目いっぱい応援させてもらいます。
◎ 19校
〇 20校
△ 5校
▲ 1校
無印 4校
激戦を勝ち抜いて晴れの舞台にたどり着いた49校には、
等しく真紅の大旗を握る可能性が残されています。
一歩一歩、
階段を上るように、
歩みを進めていってください。
期待しています。
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