≪第85回選抜高校野球大会≫
【第7日】
第1試合 大阪桐蔭(近畿・大阪) 11-1 遠軽(北海道)
第2試合 聖光学院(東北・福島) 4-3 鳴門(四国・徳島)
第3試合 敦賀気比(北信越・福井) 3-0 盛岡大付(東北・岩手)
第7日、
近畿勢最後の砦となった大阪桐蔭は、
そんなことどこ吹く風の圧勝。
3連覇を狙い、戦力を充実させてきましたね。
特に注目の森捕手。
凄味のあるバッティングを披露しました。
他の注目されるバッターと比較してみていましたが、
球を捕らえて振り切る技術と打球の速さ、
異次元のものでした。
さすがは今秋の『ドラ1競合間違いなし』と言われるだけのことはあります。
来年の今頃は、
今年の大谷クン、藤浪クンらと同じように、
『開幕で何番を打つか?』
なんて注目されているんじゃないかな。
それほどの素材と映りました。
心配された投手陣にも穴はなく、
やはり【優勝候補筆頭】にふさわしい戦力を備えていますね。
さて、
第2試合からは3回戦に突入。
これを勝つとベスト8進出。
各校とも、自ずと力が入ります。
ベスト8からは【準々決勝】と、
対戦に決勝の文字が入ってきます。
要するに、
ここからは『頂点を見据えた戦い』になってくるということです。
昨日の第2試合で勝った聖光学院、
第3試合で勝った敦賀気比は、
いずれも昨秋の地区大会では準優勝に終わったチーム。
しかしながら、
悔しさをバネにこの春チーム力を一段アップさせてきましたね。
特に敦賀気比は、
岸本投手の粘りの投球に米満選手を中心とした打線が上手く絡み、
福井県勢初の全国制覇も視野に入ってきたのではないでしょうか。
丁寧に一戦一戦を戦ってくる聖光学院を相手に、
どんな戦いを見せるのでしょうか。
注目の対戦です。
今日はプロ野球の開幕ですが、
考えてみれば昨年の今頃は、
大谷クンも藤浪クンも、
この甲子園で戦っていたんですよね。
1年とは早いものです。
そんなことを考えながら、
野球とは各選手の縦の”つながり”を思いながらみていると、
本当に面白いなあと感じています。
WBCの時も言ったのですが、もう一度。
日本には野球が、あるじゃないか!