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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第98回全国高校野球選手権大会 第10日 激闘に次ぐ激闘

2016年08月16日 | 高校野球

《第98回全国高校野球選手権大会》 〜甲子園〜

【第10日】

〜3回戦〜

第1試合 明徳義塾(高知)13-5 嘉手納(沖縄)
第2試合 秀岳館(熊本) 6ー1 いなべ総合(三重)
第3試合 鳴門 (徳島) 11- 9 盛岡大付(岩手)
第4試合 常総学院(茨城) 7ー4 履正社(大阪)

さあ、3回戦が始まった甲子園。
ワタシも今日から甲子園です。

まあ、1年間の1番の楽しみなので、
台風の進路が気にになってしょうがなかったのですが、
なんとか関西地方からはそれてくれたのでホッとしていました。

しかし。。、。。甘かった!

最近の甲子園人気、
あなどっていたわけではないんですけど、
聞きしにまさる物凄さ。

8時半に甲子園着も、
すでに目指す内野席は売り切れ。
仕方なく1日炎天下の外野席で過ごしました。
おかげでちょっと、
熱中症気味です。


さて、今日の第4試合。
お客さんの多くはこの試合目当てだったため、
第1試合からずっと甲子園は空くことがありませんでした。

2日前に東西横綱対決と言われた試合で横浜を堂々と寄り切った履正社。

しかしこの日は、
2戦連続で先発したエース寺島の先発を回避し山口が先発。

しかし結果的にはこれが完全に裏目に出ました。

初先発の山口の立ち上がりを襲ったのは、
この日一番に上がった有村。
強烈な二塁打で出塁し、完全に山口の出鼻をくじいた形になりました。

常総学院はこの初回に2点、
そして2回にも3点といいところでタイムリーが飛び出して、
あっという間に5ー0とリードしました。

履正社はこの夏経験したことのない試合展開に焦り、
すぐさま寺島をリリーフに送りましたが、
十分に準備のできていなかったエースは、さらに失点を重ね、
前半で2ー7と大きなリードを許してしまいました。

しかし大阪大会のチーム打率4割越え、
そしてこの大会でも高川学園・山野、横浜の二枚看板を打ち崩してきた強力打線は「まだまだだ!」
と思っていたはず。

しかしこの日の履正社、
とにかくツキに見放されたような打球ばかり。
結果的には常総学院の7安打に対して倍近くの13安打を放ったにもかかわらず、
わずか4得点にとどまり、
2回までに失った5点を返すことなく敗れ去りました。

今日は履正社に、
とにかく風が向かなかった!
そうとしか言いようのない、
悔しい負け方でした。

しかし大会屈指の剛腕寺島は、
リズムの出た8回には意地の三者三振に斬って取り、
気合を見せてくれました。
そして自身でなんとか失点を返そうと3安打。
ここで消えるには惜し過ぎる、
大会屈指の左腕でした。

勝った常総学院。
次はまた、
今大会三強の一角、
秀岳館が待ち受けます。

さあ、
次はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

その秀岳館、
第2試合でいなべ総合の粘りにあいましたが、
最後は振り切って快勝。
いよいよ鍛治舎監督、
中学野球に続き高校野球界をも席巻することができるのか。

明徳、鳴門の四国勢は、
いずれも打線が大爆発。

春の高松商に続き、
「四国復権」
の年になるのでしょうか。

今日の4試合、
なかなか面白かったのですが、
やはり今大会目立っている「継投の難しさ」がまた出てしまった1日でしたね。

一人のエースが投げ切る時代でないからこそ、
この継投の成否が試合を決めるといったところでしょうか。
高校野球も新時代を迎えているというのを、
ヒシヒシと感じる今大会です。


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