昨日、プロ野球の記者投票の結果が公表され、
両リーグのMVP、新人王、ベストナインが発表になりました。
今年のプロ野球の”顔”ですね。
セ・リーグのMVPはラミレス。
予想通りです。
全試合4番として、
文句なしの活躍でしたね。
2年連続は立派なものです。
彼のよさは、
なんといっても日本野球のことを愛してくれているということでしょう。
この国に骨を埋めるつもりで野球に打ち込んでいます。
来年からは日本人選手扱い。
ますますその打棒と明るいキャラクターに磨きがかかってほしいものです。
パ・リーグはダルビッシュが受賞。
やはり文句なしでした。
チームリーダーという面において、
稲葉でも、と思わなくはないですが、
今年の数字を見るとやはりダルビッシュでノー文句です。
今年の終盤はケガに悩まされましたが、
これを糧にして更に高い高みまで上っていきそうな予感がします。
行動や言動にも、
日本を代表するプレーヤーとしての自覚が備わってきたことが、
よく分かるようになってきました。
ダルビッシュについては、
高校時代はその有り余る素質にあぐらをかいている印象がないとは言えませんでしたが、
プロに入って数年でこんなにも大きく成長するとは思いませんでした。
最近の若いスター選手、
ダルビッシュ・田中らは、
育てられ方もいいのか、
年々、風格すら感じるようなたたずまいになってきますね。
本人はもとより、
球団・指導者などがいいんでしょうね。
さて、
新人王は巨人・松本、SB・摂津に決まりました。
両者苦労人だけに、
感慨深いものがあるでしょう。
マスコミは松本が育成から這い上がってきたことを盛んに取り上げていますが、
摂津だってここまでは苦労が多かったに違いがありません。
高校時代から名の知れた投手だった彼ですが、
なかなかドラフトにはかからず。
やっと昨年ドラフトにかかったときは、
社会人で既に8年を経過した年でした。
26歳での新人。
ドラフト5順目。
背番号は50。
これだけ見ても、
あまり期待されていないことが分かるでしょう。
それだけに、
彼には『1年目から活躍する』ことが命題として自分の中にあったのではないかと思います。
70試合にわたる登板での防御率1点台の成績。
素晴らしいものだと思います。
ライオンズのファンとして言わせてもらえば、
今年は何度も
『摂津さえいなければ』
と思ったシーンがあったことでしょう。
それほど素晴らしく安定した、中継ぎでした。
逆に中継ぎ陣大崩壊のチーム状況のライオンズファンにしてみれば、
『なんで摂津のような投手を獲りに行かないんだ』
という、心からの叫びがありましたね。
本当におめでとうございます。
ベストナインも発表に。
坂本(巨人)鉄平(楽天)糸井(日ハム)らの初受賞組。
いずれも深く印象に残るシーズンでした。
高橋(日ハム)田上(SB)の苦労人の初受賞。
本当に良かったですね。
内川(横浜)も初受賞だそうです。
え~なんで~。
去年首位打者だったのに、
受賞していなかったのかな?
いずれにしても、
華々しい活躍をした各選手の、
晴れの勲章ですね。
プロ野球コンベンションでの、
満面の笑顔を期待したいものです。
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