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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

激闘上州の陣  選抜Vの健大高崎、天敵・前橋育英との史上稀に見る大激闘を制す。

2024年07月25日 | 高校野球

毎日毎日、

夏の高校野球、地方大会が凄すぎて。。
 
今朝は朝3時前から、
パリ五輪のサッカー日本代表の快勝もみましたが、
あまりにもその後に行われた高校野球が凄すぎて、
ぜーんぶ忘れちゃいました。
 
まあ、
高校野球の地方予選は今週末であらかた終わるので、
それから甲子園が始まるまでの間、
しっかりオリンピックを見ようと思っています。
 
さあ、
健大高崎と前橋育英の、
群馬の宿命の対決。
 
両校ともに2010年代から力を伸ばしてきたチーム。
 
2013年夏には、
前橋育英が夏初出場で全国制覇を飾れば、
今年2024年の春に、
健大高崎が初の全国制覇。
 
両者共に全国制覇校となり、
ますますライバル関係は濃密になってくるんじゃないかと思われます。
 
両校を対比すると、
健大高崎は中学時代の好選手を広域から集めてチームを作っているのに対し、
前橋育英はほぼ選手は県内出身者ばかり。
 
そのあたりは非常に面白いライバル関係なんですが、
対戦成績はこと夏の大会に限れば、
圧倒的に前橋育英に分があるというのが面白いところ。
 
健大高崎が「機動破壊」を標榜してバンバンかき回してきた時代も、
前橋育英は泰然として対処し、
最後は勝ち切っていたと言うのが印象にあります。
 
さあ今年。
 
今年に限って言えば、
圧倒的に健大高崎の戦力が上回っていると見立てられており、
順当に行けば健大高崎だろうと言われていましたが。。
 
ここに至るまで、
健大高崎は桐生一との対戦で、
前橋育英は準々決勝で、
負ける寸前まで追い詰められるという経験もしてきていました。
 
それだけ近年の群馬県大会は激戦。
 
そしてこの対決も、
最後大激闘となりました。
 
 
試合は初回前橋育英が2点を先制するも、
そこからはずっと健大高崎の試合。
 
9回に主砲・箱山の特大アーチも飛び出して8-2とした時は、
これで完全に決まりと思いました。
 
しかし、
試合はまさにここから。
 
9回裏の前橋育英。
 
怒涛という言葉では言い表せないほどの、
「大怒涛の大反撃」
をかましました。
 
ヒットに四球が絡んで、
まーとにかくばっかんばっかんに点が入る入る。
 
なんと、
ひとつもアウトを取られることなく、
あっという間に6点を返して同点。
 
前橋育英、スッゲー
 
という言葉しかありませんでしたが、
この後ノーアウト満塁から、
今度は健大高崎の「絶対に負けたくないと言う思い」の凄さが、
前橋育英にサヨナラを許しませんでした。
 
絶体絶命の大ピンチ、
昨日は埼玉の花咲徳栄がしのぎ切って九死に一生を得ましたが、
この日は「春の日本一」健大高崎が、
この大ピンチをしのぎ切って、
延長タイブレークの末激勝!
 
春夏連覇に、
大きな大きな関門を潜り抜けました。
 
夏の大会でしかみられない、
両チームの最後の最後まで諦めない、
ものすごい戦いでした。
 
健大高崎も、敗れた前橋育英も、
本当にご苦労様、
お疲れ様でした。
 
痺れて痺れて、
なんかぼーっとしてしまいました。
 
なんか今年の地方大会、
ものすごい試合が多過ぎる!!
 
なんか、
言葉がないと言うか、
言葉に詰まって胸が熱くなる、
そんな試合ばっかりです。
 
やっぱり、
何度でも言いますが、
高校野球はホント面白い!

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