夏の甲子園2023 第4日 今日もまた、大甲子園に大声援がこだまする。

第4日の甲子園。

時折雨が降ったりしてはいましたが、
進行には全く影響はなく、
この日もつつがなく4試合が行われました。

この日の好ゲームはなんといっても、
第1試合の鳥栖工vs富山商でしたね。

守備で好プレーが連発して、
締まった好試合になりましたが、
タイブレークを3イニングやった延長12回、
決着はエラーという切ないものになってしまいました。

鳥栖工は6回から、
1年生の松延響がマウンドに上がり、
3年生の捕手、松延昌音との兄弟バッテリーとなりました。

このバッテリー、
何せ名前が兄はアギト、弟はヒビキ。

お～～～～

なんだか懐かしい名前に出会ったぞう。。。。

アギトとヒビキ

仮面ライダーじゃん！！！

ワタシもそのちょうどビンゴの頃、
仮面ライダーシリーズ、見ていたなあ。。。。何せ男の子が複数いるもので。

アギトは賀集クン、ヒビキは細川茂樹だったよなあ。。。。
なんて余計なことを思い出しながら、
楽しく野球を見るともなく見ていました。

しかし響クン、
1年生ながら見事なピッチングだったなあ。
これは順調に育てば2年後のドラフトが楽しみになるような、
そんな大物感すら感じてしまいました。

富山商は伝統の守りに磨きがかかっていて、
タイブレークノーアウト満塁での、
スクイズされた球をピッチャーのグラブトスからのホームゲッツー！
さらにサヨナラかと思われたライトへのライナーを、
ライトがジャンピングキャッチ。

見事な守備を見せてくれました。

締まった試合でしたねえ。
やっぱり甲子園は、
ビッグネームが出る、出ないだけじゃないんだなあ。。。。。
心に残る今大会屈指の好試合・・・・・でしたね。


第2試合は、
ワタシがファンである日大三が登場。

小倉監督が退任しても、
「三高野球」
は変わらずそこに存在していてほしい、
そんな感じを持ってみていました。

今年のチームは、
決して「強打三高」のチームではなく、
エース安田がしっかり投げて、それを最少得点差で守っていくチームだとワタシは思っています。

昨日の試合の中、
アナウンサーはしきりに「強打三高」ばかり絶叫していましたが、
ワタシに言わせれば「今年の三高を見てねーなあ」って感じではありましたね。

昨日の試合は今年の三高の理想的な試合展開で、
文句のつけようのない勝ちっぷりでした。
これで乗っていきたいところですね。
タフな安田クンがどこまで踏ん張っていけるのかが、
チームの命運を握っています。


第3試合もいい試合でした。

春夏通じて初出場の東京学館新潟。
前半は硬くて市和歌山に主導権を握られましたが、
後半じわじわと反撃。

9回は一打逆転のところまで追いつめて、
勝てはしませんでしたが、
いい戦いぶりでした。

学校の歴史に、
新たな一歩を記せたと思います。

甲子園、いいところだったでしょ！！


第4試合は、
神村学園の攻守のスケールの大きさが目立った試合でした。
今年はさほどでもないなんて言われていた打線ですが、
なんのなんの。

鋭い振りから、
凄まじい打球を飛ばしていましたね。

立命館宇治の好投手・十川から、
6イニングで13安打6得点。

今大会屈指と言ってもいいような打線の鋭さと見ました。

立命館宇治は、
最初にバーン、バーンと凄まじい打球を浴びせられて、
なんだか主導権を完全に握られてしまったのが痛かったですね。

ずーっと受け身の試合になってしまって、
自分たちのいいところを出すことができませんでした。


それにしても神村学園。

昨夏のチームは「神村史上最強」の呼び声も高かったチームでしたが、
県大会で組み合わせのいたずらで初戦鹿児島実と激突し敗れ去りました。
十分に全国制覇を狙えるだけの大型チームでしたが、
その悔しい涙を今年のチームが引き継ぎ、
決して大型ではないと言われながら、ここにきて素晴らしい成長を見せていると思います。

今大会の優勝を争ううえで、
決して忘れてはならないひとチームでしょう。


昨日も面白かった甲子園。

何だか今大会は、
特別に面白いような気がしています。

あっ、そっかあ。。

ブラバンに大声援、
あの「甲子園の熱狂」が帰ってきているからかあ。

なんにせよ、
毎日楽しくってしょうがありません。