日本 ６－０ キューバ
すばらしい快勝でした。
まさに付け入るスキを与えない試合内容で、
キューバを粉砕してくれました。
東京ラウンド第２戦の韓国戦に続く、
素晴らしいゲームになりました。
これがサムライジャパン本来の力だと思います。
今日は、
松坂の投球に尽きるのではないでしょうか。
２回に２つの牽制死があって０点。
嫌なムードになりかけたところをキッチリ抑え、
味方の攻撃にリズムを与えました。
松坂の投球の真骨頂を見た気がしましたね。
それにしても、
日本にいたときとはガラッと変わった投球内容でした。
速球もスライダーもカットボールも、
どれも微妙に変化する球で、
日本で投げていたいわゆる【キレのいい】球とは球質が全く違いました。
今日投げた藤川や馬原と比較すると、
良く分かると思います。
『きれいなフォームでキレのよさを追求される日本の野球』
から、
『決してまっすぐには来ない。芯をはずすことが求められるメジャーの野球』
へと、
見事な進化を遂げている証拠だと思います。
派手さがなくなった分、
安定感は格段にアップしましたね。
見事でした。
サムライジャパンは、
一人ひとりの『目』がいいなあ、
と思っています。
今日見ていると、
イチローから始まって、
青木、小笠原、岩村、
そして城島や松坂など、
その鋭い目は【本物】を感じさせますね。
『オールスター戦』
じゃない
『国際試合』
の雰囲気が、
ぷんぷんと匂って来ます。
さあ、
しかしまだ始まったばかり。
次の戦いに敗れると、
今度は窮地に追い込まれます。
一戦必勝！
見事な勝利で決勝ラウンド進出！
その日のために、
声を枯らして応援し続けます。
