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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

伝統の一戦で決着

2010年09月29日 | プロ野球
パ・リーグのCS進出をかけた争いが、
熱く燃え盛った一日でした。

今季最終戦の日本ハムは、
リリーフでダルビッシュを登板させ、オリックスの息の根を止めました。
鼻差で追うロッテも、地元で楽天に快勝。
西岡のキャプテンシーが光りますね。

残りはロッテが2試合。
連勝か1勝1分、
要するに負けなければロッテが進出ということになるようです。(2分の場合は別ですが)
どちらが出てくるのか、
5分5分というところでしょうね。


さて、
パ・リーグの決着に続き、
セ・リーグもいよいよ佳境。

残り試合の多い阪神に”便宜上の”マジックはついているものの、
まあ優勝は中日で決まりでしょう。
しかし2位争いは面白い。
昨日は甲子園での巨人vs阪神の直接対決。
まさに”伝統の一戦”で決着をつける展開となりました。

決着をつけるといっても2位争いですから、
要するに『どっちの地元でCSやるの?』
という決着ですがね。

予想に反して(?)巨人が阪神を振り切りました。
これで巨人が有利になったかというと、
そうでもない気がします。
今日の同じカードが、
本当の決着戦のような気がします。

阪神はやはり先発投手の不安定さがネックとなっていますね。
秋山、能見の両”救世主”とエース久保が先発するとき以外は、
勝ちを計算できない状況となってしまっています。

しかしCSから日本シリーズと、
若い秋山と能見が大車輪に活躍して勝ち進んだら、
痛快だろうなあ。
阪神ファンとはいえない私ではありますが、
そんなことを考えています。

巨人については、
今年は最後までヨタ足がシャキッとすることはありませんでした。
『巨大戦力』といわれますが、
それは主力が機能してこそ・・・・・・
というのがよくわかりました。

主力がもたつくと、
それにとって代わる人材は『巨大控え陣』の中には見当たりませんでしたね。
やはりチームというのは『適材適所』こそ命なんですね。
中日やソフトバンクのチーム構成を見るまでもなく・・・・・・。

ということで、
私の予想としてはまだまだ阪神のほうが有利、
と思ったりもしていますが、
なにが起こるかわからないのが今年のプロ野球です。
最後まで興味をつないで見ることにしましょう。

日本一になるチームは?
と問われれば、
『そのときにたまたま大波が来たチーム』
と答える、今のワタシです。

実力差がほとんどない今年のペナントレースだっただけに、
最後まで『まさま・・まさか・・』がおこることを期待しています。


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