SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ビジョンなき指揮官と、圧倒的に足りない持ち駒。。浮上絶望な西武に、明日はあるのか?!

2024年04月30日 | プロ野球

GWたけなわの日本列島。

プロ野球は、
連日熱戦が繰り広げられ、
たくさんのファンが球場に詰めかけていますね。

まあこれは野球に限ったことではありませんが、
本当にスポーツの「現地観戦」というのが、
完全にレジャーの一つの形態として機能しているというのがうかがわれます。

各球団ともに趣向を凝らした「楽しませ方」を提供してくれていますし、
1日過ごして「ああ、楽しかったあ」となるスポーツ観戦は、
いいですよね。

ワタシもホント、
スポーツ観戦が最大の趣味なもんで、
いろんな競技に出没しては、
楽しんでいます。


さて、今年のプロ野球。

昨年日本一の阪神は、
まだまだ本調子は出ていないものの、
やっぱり強さを見せてきていますね。

阪神の選手や監督からは、
何かギラギラしたものを感じることができますね。
そしてそれを、
「世界一」とも言われる熱狂的なファンが後押ししています。

甲子園の観客席が映ると、
みんな楽しそうだもんなあ。

一方ライバルの巨人も、
阿部監督になって少しピリッとした空気が出て来ていると感じる今年の戦い方です。
新人を含めてたくさんの若い選手が使われ出して溌溂なプレーを見せてくれていますし、
ベテランでも菅野の復活や小林の奮闘など、
モチベーションをあげて踏ん張っている姿が見て取れるようになりました。

あとはもう、
機能しない外国人を何とかしたら、
勝ち星が上がってくるでしょうね。

最下位が定位置だった中日は、
開幕からスパークして一時は首位に立ちましたね。
今は少し落としてはいますが、
立浪監督の「厳しさ」が少しづつではありますが、
チームに浸透しかけている感じです。

適材適所に、
いい移籍選手を配置しているというのも、
いい結果につながっているかもしれませんね。


パ・リーグではSBが独走状態を築き始めました。

もともと打線がいいと言われていたところに、
今季は開幕から投手陣が踏ん張って、
接戦を取れているところが大きいですね。

打線もかなり当たってきている感じですから、
あの強いころのSBに戻っての、
ぶっちぎりVも視野に入ってくるでしょう。

一方苦しいのは3連覇中のオリックス。

わかっていたこととはいえ、
大エース・山本の抜けた穴は、
いまさらながら大きいと言わざるを得ませんね。

更に昨季大活躍の山崎福の穴も。

打線では中心として期待している昨季FA加入の森、今季FA加入の西川の二人がふるいませんから、
つながりを欠いている感じですね。
昨季首位打者の頓宮も、まだまだ。。

それでも何とか勝率5割は保っていますから、
どこかで一気に調子を上げることは、
あるのではと思っています。

そして今季伏兵と言われた日ハムが、
伏兵どころではないいい立ち上がりを見せています。

「今季は優勝する」
という新庄監督一流の”(いい意味での)ホラ”が、
現実味を帯びてきています。

何しろ監督が一流のモチベーターですから、
選手が何か、生き生きとしていますよね。

それでいて、
非常に厳しい面も同時に持っているので、
うまくチームを操縦している感じです。


厳しいのはロッテ。

何かオフシーズンでの佐々木のゴタゴタあたりから、
少し嫌なムードがチームに漂っていましたが、
そのままシーズンが進んで行ってしまっている感じなのかなあ。。。

選手の使いまわしがうまい”メジャー流”の吉井監督の手綱さばき、
さあどうなっていくでしょうか。


楽天と西武は、
最初から厳しいという評価の多いチームでしたが、
ま~西武の戦い方のひどいこと。

話題に上るのは、
「山川にブーイングを浴びせた」とか、
「延長通算○○連敗」だとか、
ネガティブな話題ばかり。

そしてこのほどのSBとの3連戦は、
なんとなんと、プロ野球タイ記録の3試合連続サヨナラ負け。

今日からの日程を見て、
「あ~今日からはホームなんだあ。。。。。よかったねえ、これでサヨナラ負けはなしだ。。」
ぐらいしか、
感想は思いつきません。

それほどひどい戦い方ですね。

とにかく、
先発投手陣はシーズン前に言われていた通り、
しっかりと投げています、どの投手も。

しかし。。。。。

ま~ったく打てない打線と、
きっちり守ることのできない守備、
そして必ず最後にやらかすリリーフ陣。。。。

これだけ揃えば、
そりゃ勝てんわね。

これはっきり言って、
動かないフロントと、
能力が低い現場指揮官のなせる業としか、
言いようがないなあ。。。。

松井稼頭央監督。。。

かつて伊原監督は、
5月の交流戦で巨人に敗れて、
確か退任したんだっけなあ。。。

あのときもひどい貧打だったなあ。

でも伊原監督は、
就任1年目で、
チームの把握もままならない頃だった気がします。

松井監督は17年からコーチ(選手兼任)としてチームに復帰し、
19年からは2軍監督を3年間務め、
22年からは1軍ヘッドコーチ。

そして23年に監督就任ですから、
かなりの段階を踏み、経験をしたうえでの監督就任でした。

まあ2軍でも、
7チームの中で6位、7位、7位という成績で、
いくら「ファームは順位は関係ない」とはいえ、
毎年大きく負け越していたので、
「この人はチームを勝たせられる指揮官にはならないんじゃ?」
と思ってはいましたが、
案の定って感じがしてきてはいます。

とにかく。。。。

他のチームと比べて、
圧倒的にチームの空気がぬるい。。。。。

こんなにぬるいチーム、
他の競技のプロチームを見てもなんというか、
まずないってぐらい。。。。

決して敗因を個人の選手のせいにしない、
さらにミスを責めることをしない。。。。

これは彼のいいところではありますが、
そこに厳しさがなければ、
ただぬるいまま黒い丸が毎日ついて行くだけ。。。。。
そんな気がするんですがねえ。
プロのスポーツですよ!


え~~っ、
あの選手、まだ1軍にいるの~!!!!
しかも出てるよ~・・・・またダメだったし。。。
なんて選手ばっかり。
(しかもポテンシャルを感じさせないプレーばかり)

圧倒的に選手層が薄いってんなら、
フロントが何か手を打たなきゃ。

それをやらないで毎日ゆる~い野球ばっかりじゃ、
ファンはたまらんわな。

最近活躍しているのは、
中村さんと金子さん。
「そっか~長くやってくれているからなあ。。。。。。。」
じゃね~ってんだよ。

あれだけの投手陣を揃えながら、
この体たらくって。。。。。

試合の進め方、
モチベーションの上げ方、
他チームを見習ってほしい気がしますよ。

辻前監督は、
全体のマネジメント、
結構うまかったからこそ、
あれだけの成績があげられたんじゃないかと思いますけどね。

マネージャーなんだからさあ。。。

長いこと期待していた監督だから、
ダメでもダメでも、
長い目で見るってか?

ファンはその間、
ず~っとテールエンドでの戦いを、
我慢しながら見させられ続けるってことかあ。。。。。

まあ今は、
いろんな競技が面白いから、
そっちにシフトすればいいだけの話って言やあ、
そりゃそうだけどね。

見なきゃいいじゃん・・・・・ってハナシ。

ホント


能力なきゃ、
去るしかないんですよ、だってプロのチームの監督なんだから。

プロのチームは勝ってなんぼ、
強くなってなんぼ、
強くさせてなんぼですよ、GMさん。


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