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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

大相撲夏場所  稀勢の里 決戦の時。 ”暴走横綱”を止めて、夢の初優勝へ!

2016年05月20日 | 相撲

大相撲夏場所は12日目。

ここまで全勝で初優勝を狙う稀勢の里は、
元気のない大関・照ノ富士を安定した相撲で寄り切り12連勝。
『横綱挑戦切符』を自らの手でもぎ取りました。

一方の横綱白鵬。
この日の相手、豪栄道に対して立ち合いはもう定番となった【エルボー】を繰り出し、
ひるまず突進する相手の腕を上手く手繰って、
”力と技”を見せつけて全勝。

いよいよ今日13日目に、
両者の直接対決が実現します。

稀勢の里としては、
やはり立ち合いがすべてでしょう。

先場所などのように『立ち遅れ』になると相撲になりません。
かといって白鵬は『必殺エルボー』を繰り出すタイミングを計っているでしょうから、
これをかいくぐって何とか組み止めたいところです。

そして上手を取れるか?
ここに勝負の行方はかかっていますね。

いずれにしても、
国技館に足を運ぶ目の肥えたファンは本当に稀勢の里への期待が大きいですから、
取り組みの時は騒然となるのではないかと思われます。

そして当然、
最近の流れからは大きな『稀勢の里コール』が起こることでしょう。

しかしワタシは、
ぜひコールをせずにこの大一番を見守ってほしいなあ、
そんなことを思っています。

相撲の立ち合いは、
野球のピッチャーが投げる時、あるいはバレーボールのサーブ前というよりも、
テニスのサービス前、あるいはゴルフのティーショット前という様なイメージでいてほしいのです。

一瞬の息を飲む、水を打ったような静寂。
そしてその静寂から一気に勝負が始まる、
その静から動こそが大相撲の醍醐味。
そんなところを楽しんでもらいたいですね。

いずれにしても、
本当の意味で白鵬に対抗できる器を持った力士が誕生できるとするならば、
この『両雄の対決』は、
昔で言うと
北の湖vs輪島、貴ノ花vs曙
などのような力の入った相撲が期待できる歴史上でも数少ない好取組になる可能性があります。

【大器晩成】である稀勢の里がいよいよ本格化するならば、
今後の相撲は面白くなっていくことでしょう。

そうなった時、
白鵬はいったいどんな相撲を取っていくのか?
興味がありますね。

更になりふり構わなくなっていくのか?
それとも・・・・・・・。


いよいよ決戦。
楽しみです。


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