SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

明治V 寝てたら果報がやってきた

2009年11月02日 | 大学・アマ野球

東京6大学野球は、
最終週の早慶戦で、
早稲田がまさかの連敗。

明治に優勝が転がり込みました。

早稲田は前週までトップを走っていましたが、
伝統の早慶第1戦で、
満を持して登場したエース斎藤がまさかのKO。

その敗戦を引きずった昨日、
大石が初先発しましたが、
いいところなくKOされ、
連敗。

この結果、
勝ち点4で待っていた明治が、
3季ぶりの優勝を飾りました。

明治は、
春のリーグ戦では開幕6連勝を飾ったものの後半に息切れ。
立て続けに勝ち点を落とし、
法政に優勝を奪われてしまいました。

雪辱をかけて臨んだこの秋のリーグ戦、
決して本調子ではありませんでしたが、
早稲田に連敗して追い詰められた状況の中で、
明治らしい『魂の野球』が復活。

対法政3回戦で、
相手エース・二神を攻略して勝ち点を奪い取り、
慶応の好アシストもあって、
混戦のゴールテープを切ることが出来ました。

明治大学の皆さん、
優勝おめでとうございます。

さあ、
明治神宮大会です。

4年生の少ないチーム構成ですが、
有終の美を飾って今季を締めましょう。

リーグ間の地域差がなくなって久しい現在において、
明治がどんな戦いをするのか、
大変注目しています。

東都では、
悲願の初優勝を飾った立正大が出場してきます。

関西勢や九州勢、
東北福祉大なども、
虎視眈々と覇権を狙っています。

楽しみな秋の陣となりそうです。


さて、
早稲田ですが、
まさかの連敗で優勝を逃しました。

エース斎藤は、
来季が大変心配になるような終幕でした。

最終学年で、
巻き返しがなるのでしょうか。

キラ星のごとくスターの集まる現3年生。
来年が最後の年となります。

斎藤ですが、
かなり球筋を覚えられてきて、
攻略されるという場面が増えてきました。

それよりも、
早稲田首脳陣の使い方に、
一抹の不安を覚えずにはいられません。

先発した試合、
1試合を丸々任せるという形になっていません、
最近の斎藤は。

5回とか6回でマウンドを降りるケースがほとんど。

来年の秋が終了すれば、
プロの世界へ羽ばたいていくであろう斎藤投手。

しかしながら、
最近の斎藤投手を見ていると、
「これでほんとうにプロで通用するのか?」
と心配になってしまいます。

その話題性からも、
世間の目が斉藤に期待するのは、
プロでもエース級になって活躍すること、
ですよね。

しかし、
今の投球を見ていると、
どうもそのレベルには達していない。

だけど、
その話題性・ドラマ性から、
ドラフトでは超目玉になることは確実。

頭のいい選手ですから、
自分では自分の実力を客観視しているのでは、
と思います。

世間の評価との間に生まれるギャップ、
そのギャップに翻弄されないようにして欲しいですね。

ただ、
まだ1年間あります。

その間にどう化けていくのか、
そのあたりも注目される、
来年のシーズンになりそうです。



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