今日一番驚いたのは、
阪神の開幕投手が藤浪ってことですね。
あ~驚いた。
しかしながら、
彼の復活はなんだかうれしいし、元気が出ますね。
なんだかとても気になる存在で、
「ダメ」とか「イップス」とか「再起不能」なんて言葉が躍るとがぜん、
応援に熱が入っちゃっていました。
「見事復活して、世間を見返してやれ~!!」
ってずっと思っていたので、
昨年からの復活劇、
ワタシの中の注目度もアップしています。
さて、
大相撲3月場所が、
両国国技館で日曜日に初日を迎えます。
昨年の春場所以来、
ずっと国技館での大相撲が続き、
1年となりました。
コロナで先場所は大量の休場者を出しましたが、
今場所は少し戻してくるんではないかと、
期待しています。
観客は先々場所、先場所に続いて5,000人を上限とした”限定入場”となります。
さて、今場所の最大の焦点は、
やっぱり「横綱の動向」ですかね。
白鵬、鶴竜ともに休場続きだった昨年。
年が変わった初場所は、
白鵬はコロナ罹患で出場停止、鶴竜は腰痛で休場となりました。
両者ともに35歳という年齢、
そしてここ数年のけが、故障による休場続きというコンディションを鑑みると、
いつ「見納めの場所」にならんとも限りません。
鶴竜はようやく日本国籍を取得。
念願だった親方への道に障害がなくなり、
あとはいつ現役を退いてもいい状況になりました。
「最後のひと花」
を咲かせて、
いい形で土俵を去ってもらいたいというのがワタシの願いですね。
白鵬は、
すでにどういった考えで相撲を取っているのかという事が全く見えなくなってしまっているので、
今場所出場するとなると、
いったいどんな相撲を取ってくれるのか。。。。。
そういった「興味?」があったりします。
大横綱として、晩節を汚さないように・・・・・・
そんなことを思います。
しかし先場所を見ていると、
どうも追ってくる若い力士たちに迫力と言おうか、気迫と言おうか、
そんなものがあまり見られませんね。
唯一そんなものが見られるのが照ノ富士。
一度大関を陥落して地獄を見ていますから、
どの力士よりも勝利への執念がありますし、
地位への執着心もあるのではないかと思います。
今場所はいよいよ再大関へ挑む場所です。
今の力士の中では圧倒的に力を持っていますから、
結構簡単にクリアしてしまうのではないかと思いますね。
先場所11勝、先々場所13勝と直近2場所で24勝を挙げていますから、
「内規???」では今場所9勝も挙げれば十分ですからね。
実際には9勝どころではなく、
優勝争いを引っ張ると思われますから、
12,3勝で「当確」となることでしょう。
大関3人はどうでしょう。
カド番となった貴景勝には、
ちょっと不安を持っています。
報道によるとかなりの減量をした模様。
それ自体はいいのですが、
ぶつかりげいこもあまりできていないようなので、
「速さ」に加えて「重さ」が失われると一気に崩れるのではないか?
そのあたり危惧をしています。
正代は部屋の親方騒動で揺れた場所前でした。
ホント力士たちにとっては迷惑な話で、
早く新たな体制で始動してほしいものです。
何とか横綱への足掛かりを一つでも二つでも作りたいところですが、
まずは大関としての足固めの場所でしょうかね。
正代、そして朝乃山に関していえば、
やはり10勝では物足りなさを感じてしまいます。
その朝乃山ですが、
場所前はいつもいいけいこができているように感じます(いやっ、あまり派手な動きがないというだけなのかも)が、
本場所で力負けの相撲がいくつか見受けられ、
そのうちなんだかフェードアウトしていってしまう・・・・・
そんなイメージになってきています。
払しょくしてほしいですね。
一方で下の力士たちは元気です。
前頭筆頭で優勝しながら関脇への昇進が見送られた大栄翔。
さらに上を目指すべく、
稽古にも熱が入っているようです。
関取の一大勢力となっている追手風部屋所属。
稽古する相手にも事欠かないというのが、
このコロナ禍では何とも心強いアドバンテージなのですが、
今場所も低いぶちかましから一気の相撲が見られるでしょうか。
同じ小結の高安も好調のようですね。
子供も生まれて今一番気力がみなぎっているところでしょう。
「再大関」は照ノ富士に先を越されそうですが、
しっかりついていって自分も「再大関」という道筋を描いていると思います。
関脇では西の隆の勝も元気です。
今が一番伸び盛りの26歳。
「にっこり笑ってズバッと切る」
布袋様のような笑顔から繰り出される鋭い出足は、
場所ごとにファンを急増させています。
まさに「お相撲さん」という形容詞がぴったりとくるナイスガイ。
大関への足掛かりを得る場所としてほしいですね。
阿武咲、明生、琴の若、琴勝峰、翠富士らの若手に、
宝富士、玉鷲、妙義龍、隠岐の海らのベテラン勢の奮闘にも期待しています。
さらに忘れちゃならないパンの山、おっと、明瀬山の頑張りにも期待です。
幕内で初めての勝ち越しを決めた夢のような初場所を経て、
今場所もいっちょ、ぶちかましてもらいたいですね。
翔猿、英乃海の兄弟幕内の活躍にも期待しています。
このところ少しパッとしない感じの、
御嶽海、遠藤、栃ノ心、逸ノ城らの、
かつて一世を風靡した力士の巻き返しにも注目しています。
十両にだって、
再起を果たしてじわじわと番付を上げてきた宇良をはじめ、
幕内優勝力士の徳勝龍、先場所コロナで休場に追い込まれた石浦・炎鵬の小兵コンビら、
名のある力士が揃いました。
なんにしても、
相撲は面白い。
そしてこういう厳しい状況だからこそ、
すべての災いを鎮める神事として、
しっかりと力士には土俵を務めてもらいたいと思っています。
力士たちの双肩にかかる期待は、
大きいものがあります。
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