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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

夏の甲子園開幕!!!!  開幕日から、「尋常じゃない!」

2023年08月07日 | 高校野球

いよいよ開幕しました、甲子園。

4年ぶりに開会式も「通常モード」。
あのファンファーレが鳴り、
山田耕作先生作曲のメロディーに乗って、
全選手が行進。

なんだかその姿を見ていて、
つくづく「ああ、日本の夏には甲子園があるなあ」と思ったら、
胸がとても熱くなってしまいました。

今年もまた「いつもの夏」が始まります。
今までにない感慨と一緒に。。。。


さて、第1日。

開幕試合から、
熱く激しい夏の始まりです。

開幕戦の土浦日大vs上田西は、
予想通りの大熱戦になりました。

開会式からわずか30分と少しでの試合開始。
本当に開幕戦の選手たちは大変だなあと、
つくづく思ってしまいましたが、
回を追うごとに自分たちの本来の姿を取り戻して、
素晴らしい熱戦となりました。

2-2の9回からはもう、
ハラハラドキドキ。

9回表に2塁にランナーを置いた土浦日大にライト前ヒットが出て、
勝ち越しのホームに向かってランナーが突っ込んできました。
しかし上田西のライト、
これ以上ないレーザービームでのバックホームで本塁生還を許さず。

その裏今度は上田西が2塁にランナーを置くチャンス。
ここで上田西、
好投していた2番手ピッチャーに代打を送り勝負に出ました。

しかし土浦日大の二番手投手、
素晴らしいキレのある球でこの代打を見事に打ち取り延長へ。
両チーム一歩も引かない攻防は、
本当に見ごたえがありましたね。

試合はタイブレークに入った10回、
変わった上田西の3番手投手から、
土浦日大が1死満塁のチャンスをつかむと、
代打が見事にレフト前に落とす勝ち越し打。

そしてそこからは、
土浦日大の「大タイムリーまつり」で、
一挙に6点を挙げ試合を決めました。

上田西は、
結果的に9回に代打を送ったのがあだとなり、
10回のタイブレークで力尽きました。

土浦日大の打線が、
この代打を出された2番手の左腕に対して全く合っていなかったので、
勝負はタイブレークと読んでの続投でもよかったかもしれませんね。。。。
しかしこれは全くの結果論。
監督さんの打った最善手に、
球運が傾かなかったという事です。


第2試合は、
力に差のある両チームの対戦。

東東京大会で数々のミラクルを起こしてきた共栄学園の「ツキ」がどこまで続くかと思いましたが、
やはり実力差はいかんともしがたく。

相手エースが足のけいれんで降板したチャンスに、
せめてもの意地を見せた・・・・・という戦いでした。

しかしながら、
アルプススタンドの盛り上がりはすごかった。

同じ下町という事で、
ワタシは関東一が甲子園に初出場した1985年のことを、
ちょっとだけ思い出していました。

いい思い出が出来たんじゃないでしょうかね。
共栄学園にとっては、
甲子園から帰ったこの後が最も大切。

果たして東東京の強豪校の一つとして定着できるか否か。
秋からの戦いにも、
注目しましょう。


第3試合は「優勝候補同士の戦い」と銘打たれていましたが、
とんでもない打撃戦になりましたね。

試合は初回から仙台育英打線が大爆発。
3回を終わって9-0となった時には「このまますんなりと大差のゲームだな」と思いましたが、
浦和学院が粘りを見せて、
仙台育英の誇る150キロトリオから、
17本ものヒットを重ねて9点を奪いました。

多分仙台育英にとっては、
こんなに投手陣が打たれた経験というのは、
今までなかったのではないかと思います。

しかし。。。


そんなことをものともしない、
仙台育英の打線の爆発ぶりはすごかった。

浦和学院のつぎ込む投手を、
これでもか、これでもかと、
打ちも打ったり19安打19得点。

全く手を休めることなく、
3時間を超えるこの試合中ずっと、
打ち続けていたという印象です。

春の選抜では、
投手力はよかったが打線がイマイチ・・・・・・
なんて言われていた仙台育英ですが、
夏にかけて上げてきましたねえ。
昨年以上の破壊力を持っていると見ました。

まごうことなき優勝候補ですね。

この仙台育英は、
2回戦でお隣りの聖光学院と激突。

勝手知ったる東北の両強豪が、
早くも激突します。

昨年は準決勝で実現したこのカード。
「われこそが東北路に初の大旗を」
と意気込んでいた両チーム、
昨年に続いて、熱き戦いになると思います。

しかしながら・・・・

ちょっと早すぎるなあ・・・・勿体ないよ、このカード。

ということで、
初日が終わりました。

初日の終了時間は、
午後9時ちょっと前。

この試合終了時間、
ひょっとすると甲子園最遅?

ワタシが記憶している中では、
あの松坂がPLと延長17回を戦った98年の準々決勝が、
凄~く遅かった記憶があるんだけど、
何時に終わったかまでは記憶にないなあ。

両校とも、
ご苦労様でした。

今年はクーリングタイムがあったり、
倒れた選手にも手厚くケアしたりで、
少し時間がかかっているのかもしれません。

しかし今までの甲子園と行ったら、
「ほれ早く、やれ早く・・・・・」
なんて球場係員が、
選手たちを急かす急かす。。。。。。
っていう光景ばかりを何十年も見せられ続けていましたので、
「ようやく大会運営も”まとも”になってきたなあ」
という感想がワタシの頭の中に浮かびましたね。

ということで、
今日は「大四国まつり」の日です。

四国の4校が総登場。

そして、
優勝候補の履正社、智弁学園、愛工大名電も登場。
楽しい日になりそうです。



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