プロ野球開幕からおよそ2か月。
今年もまた、
交流戦の季節がやってきました。
セ・パのチームがガチンコで戦うというこの交流戦。
始まってから11年という歳月が流れましたが、
既にこの時期の『定番』として、
プロ野球ファンの間には完全に根付いていますね。
普段はセ・パ共に6球団のリーグですから、
5チームとぐるぐる対戦を繰り返すというリーグ戦ですが、
交流戦があることによってメリハリがついている感じで、
とても楽しむことができますね。
今年は何と言っても、
パ・リーグの若いスーパースター候補たちがどうセ・リーグに戦いを挑んでいくかということが、
注目を集めています。
特に日ハムの大谷選手。
残念ながら今年は疲労を考慮して外野での出場はないようですが、
それでも投手として、
160キロを超える球をバンバン投げる姿を、
セ・リーグファンに披露するようです。
特に注目されるのは、
今年大ブレーク中の”ハマの大砲”筒香との対決。
筒香は右足の肉離れということで昨日はスタメンを外れていますが、
両者の対決は実現するのでしょうか。
そして前日に発表されたオールスターのファン投票で堂々の”全選手中トップ”の得票をゲットした西武の森。
まさに”驚きの10代”であるこの森が、
全国のファンに直接お披露目されるのも、
何だか誇らしいことです。
対決が注目されるのは、
なんといっても大阪桐蔭の1年先輩である阪神の藤浪投手。
彼とて3年目の20歳。
ふたりで春夏連覇を飾ったあの黄金のバッテリーが、
今度は真剣勝負の場でエースと主砲として対決します。
ドキドキしますね。
そして今や『ドクターK』から『ドクターゼロ』へと華麗なる変身を遂げている、
楽天の松井祐樹投手にも注目です。
普段楽天の試合を目にすることがないセ・リーグのファンに、
あの強気のストレートとスライダー、
見せてあげてほしいところです。
巨人の主力との対決などは、
見どころが多いですね。
今年から『2連戦×2』という対戦から、
『3連戦×1』と変更になった交流戦。
セ・リーグの要望で試合数が削減されたのですが、
こんなに盛り上がるのに、
なんでセ・リーグは反対なんですかね。
ということで始まりました、交流戦。
初戦が行われた昨日は、
巨人が西武をボッコボコにしましたね。
今のチーム状態がそのまま表れたような試合内容でした。
巨人はチームの状態がよくなってきましたね。
ケガ人が出始めた横浜DeNAを、
この交流戦中に抜き去る可能性を感じました。
一方の西武。
初めてライトでのスタメン起用となった森クン。
ここの所のお疲れモードがピークに達しているようで、
精彩なく三振の山を築きました。
まあしかし彼のことは、
全く心配していません。
調整能力は抜群で野球頭もものすごく良く、
おまけにマインドがすでにチームの誰よりも『プロフェッショナル』ですから。
西武に関して言えば、
心配な選手は他にごまんといます。
”若い”と言えば聞こえはいいが、
要は全く成熟していないこのチーム。
救世主になり得るのは、
満を持してけがから復帰するエースの岸しかいないような気がします。
岸がチームにインパクト(いや、”喝”と言った方がいいかもしれません。)を与えないと、
苦手の交流戦期間中に、
『気が付けばBクラス』
が現実味を帯びてきそうです。
日ハムは好調さを保って、
昨日の初戦も勝利を挙げましたね。
SBがもたもたしているうちに、
『若さ爆発』で、
ぶっちぎる算段もできているやに感じます。
セではやはり横浜が心配かな。
特に昨日は出なかったものの、
抑えの山崎投手が、
日曜日の危険球退場を引きずらなければいいなあ・・・・・と思います。
ということで、
6月半ばまでの各チーム18試合。
6連戦×3ですから、
3週間この楽しい”祭り”は続いてい観ます。
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