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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

年末ボクシング世界戦 今年は「主役サバイバル」の6戦

2018年12月27日 | ボクシング

「年末はボクシングで」

K-1、PRIDEのブームが去った後、
ここ10年ほどはボクシングが格闘技界の「年越し」の大役を担ってきました。

昨年までの数年間は、
主に井上尚弥や内山の世界タイトルマッチをメインとして、
百花繚乱のボクサーたちの競演が年末を彩りましたが、
今年は少し毛色が違う感じがします。

『日本ボクシング界のツートップ』
である井上尚弥はWBSSの戦いの真っ最中で年末の出場はなし。
村田諒太は10月の世界戦に敗れて再起を模索しているところで、
この両者が登場しない年末となりました。

ワタシもここ数年間は主に「井上尚弥の豪快なKOで年忘れ」ということが続いていましたが、
今年は久しぶりに参戦はなし。
じっくりと家でテレビの画面を眺めることになりそうです。


今年は30日、31日の2日間で、
2会場で6つの世界タイトル戦が行われます。

31日は正直「急ごしらえ感」満載の興行ですが(しかも会場が日本ではなくマカオ)、
30日のタイトルマッチで、
特に今年アメリカで大アップセットを起こしてタイトルを獲得した伊藤雅雪の初防衛戦には注目しています。
今年最大の「殊勲の星」を上げたボクサーで、
決して軽いクラスではないスーパーフェザー級のタイトルというのも、
なんだかとても興奮させてくれます。

そしてその「トリプルタイトルマッチ」で唯一世界に”挑戦”するのが井上尚弥の弟である井上拓真。
これまで悔しい思いをしてきた彼だけに、
このタイトル挑戦でその悔しさを全部ぶつけてほしいと思っています。
彼に必要なのは、何と言っても自信。
世界タイトルを獲れば「大化け」も期待出来る逸材だけに、
大橋ジムをあげて今年はこの試合に賭けています。

テレビ放映から外された形になった拳四朗も、
防衛を重ねるほどにその強さを増してきている好ボクサーで、
正直彼の試合が外れて見られないなら現地で生観戦したいなあ……
と思っていたりもします。

12・30≪THE TRIPLE≫ ~東京・大田区総合体育館~
 ◇WBO世界Sフェザー級タイトルマッチ 12回戦
 チャンピオン      挑戦者・同級1位  
 伊藤雅雪(伴流)    イフゲニー・シュプラコフ(ロシア)
 ◇WBC世界バンタム級暫定王座決定戦 12回戦
  同級5位・井上拓真(大橋)  同級2位・タサーナ・サラパット(タイ) 
 ◇WBC世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
 チャンピオン      挑戦者・同級7位
 拳四朗(BMB)    サウル・フアレス(メキシコ)


12/31の「大みそかの恒例行事」としてTBSが推す3つのタイトルマッチ。
日本人ボクサーすべてが挑戦者、そして会場がマカオ。
なんとなくこちらはワタシにとっては興味の薄い3戦ではあります。
大晦日ですから、ザッピングをしてほかのチャンネルの「いいところ」でない時だけちょっぴり・・・・
って感じでチラ見することになりそうです。


12・31 ~マカオ~
 ◇WBO世界Sフライ級王座決定戦 12回戦
  同級3位・井岡一翔(日本)  同級1位・ドニー・ニエテス(フィリピン)  
 ◇WBA世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・ヘッキー・ブドラー(南ア)  同級1位・京口紘人(ワタナベ)
 ◇IBF世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
  王者・モルティ・ムザラネ(南ア)  同級15位・ 坂本真宏(六島)


3人ともに頑張ってほしいですね。
特に京口選手はタイトルを獲得すれば日本人同士のいいマッチアップが待っていると思いますので、
ぜひタイトル奪取を。


ということで今年も世界戦ラッシュには違いない6戦が行われます。
しかしワタシは昨年までのように、
ワクワク楽しみを感じるということはあまりなくて、
淡々とその日が来るのを待っているといって風情です。


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