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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

激闘 ラグビー早明戦! 早稲田が低さと速さで圧倒

2010年12月06日 | ラグビー
ポカポカ陽気に誘われて、
伝統の【早明ラグビー】が行われました。

最近は早稲田に押されっ放しで、
伝統の一戦も若干色褪せてきたかと思われた明治ですが、
昨年の吉田監督の就任以来また息を吹き返しつつあります。

今年はここまで6戦全勝。
帝京、慶応といった実力上位のチームに快勝し、
いよいよ久々の全勝で早明戦を迎えることが出来ました。

早稲田はシーズン前半から何か「いまひとつ」の戦いを繰り返し、
前戦では慶応に圧倒されて痛い1敗を喫しました。
しかし早明戦だけは負けられません。
そして、まだまだ優勝の望みも残っています。

試合は「まるで昔の早明戦を見ているような」
展開になりましたね。
前半開始早々からFWでグリグリ攻める明治を、
ゴールライン際で、全員の低いタックルで耐え続ける早稲田。
「これが早明戦さ」
と思ったオールドファン、
多かったんじゃないでしょうか。

90年代の早稲田の低迷、
新世紀に入ってからの明治の低迷。
慶応、帝京の台頭や関東学院の力。
それらの要素が組み合わさって、
なかなか【オールド・ラグビー・クラシック】たる早明戦が盛り上がることも少なくなっていました。

それだけに、
昨日の【対抗戦優勝をかけた】両校の戦いは、
ココロを熱くさせられました。

早稲田 31-15 明治

結果は、
早稲田がゲームプランどおりの試合をして、
明治を圧倒したという結果に終わりました。
早稲田は前半の最初をしのぎきったことで、
その後は一度も明治に主導権を渡さなかったですね。
【試合巧者】早稲田の面目躍如です。

さて、
これで対抗戦の順位は、
1.早稲田
2.慶応
3.明治
となりました。

個人的に残念なのは、
これから始まる大学選手権の組み合わせで、
早稲田と明治が同じブロックに入ったということです。

ということは、
大学選手権決勝という舞台での【早明再激突】はなくなってしまったわけですね。
今年の明治ならば、
優勝候補の東海大を破って駆け上がってくるかもと思っていたので、
【3位】という結果を聞いたときには、
「なんでだ~」
と叫んでしまいましたがね。

しかし、
今年は大学選手権が面白そうです。
本命・東海を追って、
早・慶・明のクラシック3チームがしのぎを削りそうです。

個人的には、
すべてのチームに善戦しながらも負けていった筑波大学が【台風の目】になりそうかなあ、
なんて思っていますが。

関東学院、流経大のリーグ戦勢や、
天理、関学の関西勢などは、今年は分が悪いと思っています。

対抗戦3強vs東海

この図式は面白い。
社会人並みの重さと迫力を持つ東海が、
この3強に対してどういった戦いをするでしょうか。

面白くなってきた大学ラグビー界。

こりゃあ準決勝・決勝と、
足を運ばなきゃならんでしょう。


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