SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

プロ野球 あきれるようなレベル

2010年09月20日 | プロ野球

さあ、今日もプロ野球ネタ、
書かざるを得ませんよ!ガス抜きに・・・・。

パ・リーグは首位攻防戦。
今日のNHK-BSの解説である"草魂"鈴木啓二さんの言葉を借りるまでも無く、
『この試合を取ったほうが優勝』というような大事な戦いとなりました。

しかしながらこの大事な大事な試合を決めたのは、
ひとりの選手のボーンヘッドの連発という、
信じられないものでした。

試合は前の2戦と同じく、
西武が先制して始まりました。

前の2戦と違うところは、
西武の先発・石井一がなかなかのピッチングを見せていたこと。

Lは得意の展開で6回まで4-2の2点差。

しかし、
4回の攻撃で西武は、
核弾頭の片岡を負傷で欠くという厳しい状況でもありました。

西武の魂・片岡の代わりに、セカンドには原拓也という選手が入りました。

この原という選手、
ユーティリティー的な選手で、
どちらかというと守備の選手。

だれもが名前を知っているような選手ではありません。
しかしそこそこ試合出場経験もあるし、
そんなに心配はしていなかったのですが・・・・・。


まず6回の大事な場面で、
やっちゃいました。

ノーアウト1塁の場面で、
なんでもないゲッツー必至のセカンドゴロをはじき、
ノーアウト1・2塁というピンチをつくり、逆転への布石を打ってしまいました。

苦しい場面のピッチャーにとっては、
本当に本当に、痛い痛いエラーでした。


その後石井は打球を受けて退場。
結局3失点となったため、
原はこの逆転劇のA級戦犯扱いで、
その後もことあるごとに顔の大アップが画面に映っていました。

しかしそれだけで終わらないところが、
また凄いところ。
更なるドラマが待っていました。
このゲームが、いかにも「野球だなあ」と思わせるところです。

試合はその後こう着状態で、
1点差のまま最終回へ。

2アウト2塁でバッターは栗山。
2塁ランナーにはその原拓也。

栗山はこの痺れる場面で、
SBの守護神馬原の直球をたたきライト前へゴロのヒット~

当然『同点だ~~』
と思いつつ画面を見ると、
なんと三塁で原拓也は止まっていました!!

解説によると、
『あまりにもスタートが遅かった!!ランナーの完全なるボーンヘッド』
とのこと。

あちゃ~
またやっちゃいましたよ、原拓也!!!


こんな大事な場面で、
またもファンを震撼とさせるプレーを・・・・・

見ていると、
この選手、
守備でも走塁でも、
まったくもって"備え"というものが出来ていない。

いまある状況というもの、
「こうなったらああなる」というような想像力、
全てにかけているんではないかと思うような、
ひどい選手ですね


打てるとか守れるとかよりも、
そういうことが出来ていない選手、
果たして【プロレベル】と呼べるのか
疑問に思いますね。

こんな選手を大事な天王山で起用せざるを得ない渡辺監督、
胸中察するに余りあります。


この原という選手、
その名前からも分かる通り(?)、
巨人の監督の母校にして、
なおかつ今夏の甲子園で大活躍した、
あの高校の出身です。

高校時代から、
こういったこと叩き込まれてないのかねえ。

今日び、少年野球でも口酸っぱく『状況を頭に叩き込め』
ということは言われているはずですがねえ。

それとも、
オフには野村監督の元にでも行って、
修行でもしてきますか。
連日10時間ぐらい、個人ミーティングデモしてもらってきなよ。


そうじゃなきゃ、
もう二度と顔も見たくね~

選手ですね。


シーズンも深まって大事な試合が増えてくると、
言うことや思うことも、
過激になってきますね。

 


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