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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

お日柄もよく・・・野球観戦

2016年11月14日 | 大学・アマ野球

金曜日に開幕した明治神宮大会。

開幕日は朝からしとしとと雨が降り、
当初の4試合から3試合に日程が変更。
昼前から試合開始となりましたが、
まあかわいそうなぐらい寒くてどんよりな中での試合となりました。

平日ということもあり、
観客もまさに『まばら』な状態で、
なんだか選手たちが気の毒になるような開幕日でした。

ところが・・・・


土曜日は一転、
ぽかぽか陽気のぴーかんの天気。

人気の早実が出場とあって、
朝から神宮球場は満員となり、
いい雰囲気の中で熱戦が繰り広げられました。

日曜日もしかり。

そんないい陽気のグッドコンディションで行われた2日間8試合。
高校も大学も、
本当に接戦の好試合が続き、
『今年最後の球場での観戦』に行ったワタシも、
大満足の2日間となりました。

まず高校の部。
早実vs静岡の試合は、
両校応援にも力が入り、
いきなり『これが学生野球だ~』という、
いい雰囲気となりました。

静岡高校はブラバンも入れての応援でしたが、
基本の応援ソングがみな早稲田のものだったところが、
なんとなくほほえましさを感じたりしていました。
相手、早稲田なのにね。

第2試合の札幌第一vs宇部鴻城も熱戦になりましたね。
最後は札幌第一のサヨナラ勝ちでしたが、
連続出場というところに一日の長があったのかもしれません。

大学の部も熱戦続き。

東海大北海道vs日本文理大の一戦は、
ピンチで登場のDeNAドラ2、注目の東海大北海道・水野投手が、
噂にたがわぬキレのいい球を投げて試合を優位に進めましたが、
最終回2死から日本文理大の意地が炸裂。

最後まで分からない、
ホームタッチアウトでの劇的な幕切れとなりました。

第4試合の環太平洋大vs大阪体育大は、
楽天ドラ5のエース・菅原を擁する大体大が前半リードするものの、
環太平洋大が追い上げて終盤で追いつき延長タイブレークへ。

ここからのタイブレークの駆け引き、
面白かったです。

まずは環太平洋大が表に1点を取るも、
わずか1点に終わり裏の大体大の攻撃へ。

大体大は満塁からまずショート内野安打で同点。
尚も1死満塁・・・・・。
観客の誰もが、『ここまでだな』と思ったことでしょう。

しかしエース和田がここから見事な粘り。
2者を打ち取り、再延長へ。

ここで環太平洋大が今度は2点を挙げて突き放し、
嬉しい神宮大会初勝利を飾りました。

環太平洋大といえば、
今年の春夏連続甲子園出場を飾った岡山・創志学園の兄貴分。
『弟分に負けるか~』と気合満点で、
全国にその名を売りました。


明けてぴ~かん、そしてポッカポカが続いた日曜日。

高校の部第1試合で、
注目のバッテリーが登場しました。

福岡大大濠の三浦―古賀のバッテリーです。
ワタシは実は、
清宮でもなければ安田(履正社)でもなく長谷川(仙台育英)でもなく、
このバッテリーが一番見たい選手でした。

三浦は先の九州大会で、
強打の鹿児島実に続きあの秀岳館をも完封。
レベルの高い九州大会でなんと3連続完封という離れ業をやってのけた投手。

記事によると、
決して140キロ以上の球を投げるわけではないということが書かれており、
『むむっ もしかしてワタシの一番好きなタイプの投手かもしらん』
と思ったりしていました。

コントロールとキレ、
そしてプレースメントで勝負するタイプのピッチャーがワタシは大好き。
特に高校野球においては、
ワクワクしちゃうような存在です。

そして実際に投球を目にすると。。。。。

決して昨日はいい出来ではなかったのではないかと勝手に思いますが、
それでもきっちりと明徳打線を抑え切ったのは、
見事としか言いようがないです。

選抜でもかなり注目に値するピッチャーですね。

そして扇の要を守る古賀は打っても3番。
この日は見事な先制アーチをかけ、
チームを勝利に導きました。

そして彼の肩。
注目に値します。

昨日は明徳が警戒して仕掛けてきませんでしたが、
イニング間の練習で見せるあの強肩と素早いスローイング。
174センチとキャッチャーにしてはガタイはありませんが、
プロが放ってはおかない好素材じゃないかなあ。。

今日はこのバッテリーvs清宮・野村の早実中軸が対決します。
ワクワクするような対決ですね。


第2試合は、
履正社の『超大型の内野陣』にびっくり。
どうやら履正社、
一つ殻を破った感じですね。

押されっぱなしだった”宿命の”大阪桐蔭との対決も、
これからは互角に戦えそうな雰囲気を漂わせています。
もちろん今大会も、
優勝しか見てはいないでしょう。

大阪桐蔭も05年ぐらいまではどこかにもろさをはらんでいるチームでしたが、
一皮むけてからは『超絶チーム』に生まれ変わりました。

履正社も同じ匂いを漂わせていますね。


大学の部の第3試合は、
関東と関西の名門の対決となり、
スタンドはぎっしりとお客さんで埋まりました。

六大学を春秋と連覇した明治は、
中日ドラ1の大黒柱・柳がこの日も安定したピッチングを披露。

前半で4点を挙げて、
途中からは斎藤ー星と全日本メンバーでつないで関大の反撃を1点に抑え切りました。

明大も関大も、
応援団・チア・ブラスとフルメンバーでの応援を繰り広げてくれて、
『ああ、大学野球だなあ・・・・』
という幸せに浸れるひと時でした。

なんだか関東と関西の応援の仕方の、
微妙な違いみたいなものも垣間見えて、
掛け値なしに楽しい試合でした。

第4試合は、
上武大がしっかりした野球を見せて、
2試合連続でロースコアのゲームをものにしました。

次はいよいよ明大に挑戦です。
どのようなゲームになるでしょうか。

それにしても、
やっぱり明治神宮大会は面白いですね。

例年だとぶるぶる震えながらの観戦になるところが、
今年はポッカポカの陽気でシャツ一枚観戦。
なんて恵まれた年なんでしょうか?

明日の天気がちょっと心配ですが、
これから準決勝、決勝と続いていきます。

日本一はいったいどこの学校の手に。


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