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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

鉄人襲名への第一歩 西武・源田 あの長嶋さんの記録に並ぶ

2018年07月11日 | プロ野球

プロ野球は、
今週末にオールスター戦を迎えます。

その前を「前半戦」、そしてオールスター明けからを「後半戦」と呼ぶことが多いペナントレース。
ということで、
今は前半戦最後の3連戦となっています。

今年も様々な展開を見せるペナントレース。
セ・リーグはどうやら広島が走っていきそうな気配を見せていますが、
パ・リーグは混戦となっていて、
明日をもわからぬ戦いが続いています。

そんな中で開幕から何とか首位を維持し続ける西武。
その西武で、
入団2年目ながら今やチームに欠かせない存在となっているのが、
ショートの源田。

彼の持ち味は、
西武に待望久しかった「守れるショート」であること。
そしてそれとともに、
打撃や走塁でも長足の進歩を見せ、
いまやパ・リーグ屈指のショートとなっています。

そしてなんといっても、
タフでケガに強い体を持っていることも、
彼の特徴の一つです。

パッと見は華奢でひょろひょろしており、
しかも色白なため、
プロ野球選手にすら見えないかもしれません。

しかしいったん動き出すと、
ほ~ッというため息を誘うような、
素晴らしい動きを攻守両面で見せてくれるプレーヤーです。

少しずつ西武以外のプロ野球ファンにもその名前や顔が浸透してきて、
「いいプレーヤーだねえ」
と認識されてきましたが、
まだまだ「顔」が売れているわけではありません。

しかしその源田が、
昨日素晴らしい記録を達成しました。

それは、
「入団からの全イニング連続出場記録」
のタイ記録を打ちたてたのです。
順調にいけば今日、
新記録となります。

「球界の鉄人」への出発点、
衣笠、金本、鳥谷ら、
音に聞こえた鉄人を追っていく第一歩となる、
見事な記録だと思います。

そして従来その記録を持っていたのが、
あの長嶋茂雄さんだということで、
この記録の意味がなんだか飛躍的に高まる、
そんな気もしています。

「長嶋さんの記録を抜く」

そんなすごいことを、
2年目の源田が成し遂げたということ、
西武ファン、源田ファンとして、
とてもうれしく思います。

昨日は試合には敗れましたが、
源田は自らを祝うように「今季第1号」を好投手のロッテ・石川から放ちました。

ワタシはこの源田には、
WBCや東京五輪で、
広島・菊池と二遊間を組んでほしいと強く思ったりしています。

日本が武器とする「スモールベースボール」を体現するのは、
この源田しかいない・・・・・そんな感じで力んでいます。

今年はオールスターにも出場するし、
秋山と並んで長く西武をけん引する推進力になってもらいたい、
そんな気がしています。


走攻守に素晴らしくそろった内野手といえば、
ワタシは西武の監督を務める辻さんを思い浮かべますが、
その辻さんが監督就任の年に入団したというのは、
つくづく「人生のタイミング、出会いというのは不思議なものだなあ」
と思います。

はっきり言うと、
前監督の田辺氏やその前の渡辺氏では、
源田は試合にも出してもらえなかったんじゃないかな。
(その能力を見込んで育て上げるという発想、できなかったと断言できます。)

実はこの源田。
週末の楽天戦で、
右手首に死球を受けて、
一度ベンチに引っ込みました。

かなりの痛みがあると思いますし、
その試合では送球にも影響が出ていましたが、
全く痛がるそぶりを見せず、
笑顔でプレーを続けていました。

4月にも日ハム・上沢から頭にデッドボールを受けたこともあります。

しかしそんな中でも、
淡々とプレーを続ける彼、
「鉄人」
になっていく資格、
十分に有している気がしますねえ。

これからも、
応援し続けます。

ワタシの一番好きなタイプのプレーヤー。
彼がひいきの球団に入団してくれたこと、
この上ない幸せです。

(応援したくとも、ライバル球団に入団されるとなあ。。。。。大谷とか松井祐とか、清宮とか。。。。)


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