オーラ

高校野球も本番。
先週末には、
東西の東京大会の開会式がありました。

ローカルなテレビ局で中継があったので、
久々に見入ってしまいました。

ちなみに、
東京以外の人には信じられないと思いますが、
東京の高校野球予選のテレビ中継は、
ほんの最近始まったものなんです。
MXテレビというのが出来たからね。
（ひとつ言っておきますと、現都知事氏はサッカー部の出身で、高校野球というものがあまり好きでないご様子。東京の代表校が表敬訪問をしても、”多忙にて不在”のことがままあるし、ことあるごとにネガティブトークとして”高校野球は・・・・”が始まりますからね。MXでいまひとつ高校野球中継を沢山やらないのも、局側が都知事に配慮しているから・・・・・という説もあります。）

昔は東京球児は、
NHKで放送してくれる決勝まで行かない限り、
電波には乗れなかったんですよ。

お隣の神奈川、千葉、埼玉などのUHF局があって、
１回戦から放送してくれる県のことをどれだけうらやましく思っていたか・・・・・。


さて、
その東京大会の参加校は東西合わせて２６３校。
まさに神宮球場が”ごったがえす”という表現がぴったりです。
（ワタシはその様子、少年野球のように見えました。少年野球はもっと巨大な開会式ですもんね。ガキンチョぶりもものすごいですが・・・・・）

東西両側から三校ずつ並んでの行進だったのですが、
こういう行進ではいつも見えてしまうものがあります。

それは、
強豪校の選手がまとう”オーラ”のようなものですね。

強豪校の選手は、
これまでやってきた厳しい練習の集大成に位置づけるこの大会に向け、
武者震いのようなものを感じるぐらい、
ピシッと締まった行進をしますね。

余裕をかましている学校もありますが、
その顔は締まっています。

そのたたずまいが、
やはり強豪校なんでしょう。

この日も、
日大三、帝京、早実に、
優勝を本気で狙う日大鶴が丘や日大二、
関東一や国士舘なども、
なかなかいい行進だったと思います。

この”オーラ”が、
無言の威圧となって対戦校に放たれていくのでしょうね。

大会が後半戦になっていくと、
両チーム共にビンビンのオーラをまとっていますから、
熱くて熱くて、
火傷してしまいそうな試合前の緊張感になるんでしょう。

そんな対戦が見られると思うと、
今からドキドキしてしまいます。

今年も素晴らしい戦いが、
各地で繰り広げられることを期待しています。