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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

工藤じゃだめなの?

2011年12月06日 | プロ野球

先週12球団に承認され船出した≪横浜DeNAベイスターズ≫。
新チームの監督は、
横浜OBでもある工藤公康氏で決まりのような報道がされていましたが、
昨日一転高田GMが記者会見を行い、
白紙に戻すと話しました。

報道によると、
高田GMが工藤氏と会談を行った際に、
人事権や編成権が監督にはない旨を伝え、
工藤氏が要望した元広島・達川氏のヘッドコーチとしての入閣やらいろいろな点で、
齟齬があったということでした。

ワタシとしては、
新チームの顔として工藤氏はかなり魅力的に映ったので、
残念です。

西武ライオンズ黄金時代のチームから、
石毛、伊東、秋山、渡辺に続く5人目の監督誕生かと期待していたので、
なんとなく足元をすくわれてしまったみたいですね。

『なんで工藤じゃだめなんだ』
という思いも強いのですが、
工藤じゃだめというよりも、
高田GMが思い描くチーム作りに最適な人選がなされる、
ということになるんでしょうね。

巷では中畑氏が有力とのことですが、
正直な感想は
『中畑かあ・・・・・・・・』

中畑氏の野球理論、
あまり聞いたことがありませんし、
上に立って物事を進めていけるタイプではないような気がしますが。
アテネ五輪の時の迷(?)采配、
忘れられないという思いもあります。

チームの根本強化には、
つながっていかないような気もしますよね。

監督についてということで言えば、
今年日本一に輝いたSBの秋山監督について、
王会長が語っていたことがワタシには強く印象に残っています。

曰く、
『一軍にいてコーチや助監督的な立場において責任の所在があいまいなよりも、二軍監督をやらせて責任の所在がはっきりと自分にある中でチーム作りをさせるという経験をさせたほうがずっといいと思い、秋山は当初二軍監督に据えた。』
というもの。

ワタシはそれを聞き、
『なるほど、さすがに王さんは素晴らしい』
と思いました。

そして今後は、
2軍監督⇒1軍監督
という流れができるのではないかと思いましたが、
今回中畑氏が監督になるという人選は、
なんだかそんな時代に逆行しているような気がしてなりません。

中畑氏の本当の能力、
うかがい知ることもできませんが、
チームの強化にはしっかりとした理論の裏付けと哲学が必要なんじゃないかと思ったりもしています。
そのあたりは、
高田GMがメジャー型のチーム運営と強化を推進していくということなんでしょうが、
昨年ヤクルトで大失敗している姿を思い返すにつけ、
『大丈夫かなあ』
という思いは拭い去れません。

まあ、
初年度からは性急に結果を求めないことです。

楽天が誕生した一年目の田尾監督のようなことにならないこと、
願っています。

与えられている戦力はその当時の楽天よりはずっと上。

来年はセ・リーグをかき回すような存在になってくれると、
嬉しいなあ。


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