WBC2次ラウンド さあアメリカへ！ サムライ 全勝で東京ラウンドを突破！

≪第4回WBC２次ラウンド≫　～東京ドーム～

【E組】

日本　○　８－３　●　イスラエル
（３勝）　　　　　　　　　　（1勝２敗）
　　　

やったぞ　サムライ！　最終戦完勝で、全勝突破だ！　　　


苦しい戦いを勝ち抜き、
サムライ・ジャパンが4強進出、アメリカ行きを決めました。

この日のサムライ・ジャパン。
昼の試合でオランダがキューバを破り、
まだ試合が始まる時点では日本の4強進出は決まっていませんでした。

勝てば文句なし、
負けても4失点以内ならば1位突破が決まる、
という試合に先発したのは千賀。

サムライの先発ローテーションに入っているわけではないこの千賀が、
大事なこの試合の先発を任されたのは、
それだけ彼の投球の信頼感が絶大な証。

そしてこの日の千賀、
その、首脳陣、チームメート、そして日本中の期待を裏切らない、
素晴らしい投球で日本を勝利に導いてくれました。

5回被安打1，4三振、無失点。
『これ以上の素晴らしい投球なんて、あるんだろうか？！』
というぐらいの素晴らしい投球で、
日本を導いてくれましたね。
圧巻のパフォーマンスでした。

日本打線はイスラエルの先発にあと一本が出ずに苦しみましたが、
『苦しい時の主砲頼み』で、
ここぞという時に筒香がやってくれました。

6回先頭打者で打席に立つと、
豪快にたたいた打球はぎゅ～んと伸びて、
バックスクリーン横に突き刺さる先制弾。

まさに『ここぞという時にやる男』の本領発揮。
日本に先制点をもたらす貴重なアーチでした。

これでつきものが落ちたサムライ打線。
昨日までの好調を全員が思い出したように、
この回一気に5点を挙げて、
イスラエルを突き放しました。

8回にも3点。
この2次ラウンド、
日本打線は結局3試合とも8点をあげ、
まさに『8点打線』として機能しました。

これはアメリカでも、
期待できそうです。

そして歓喜の瞬間は10時半（？）。
牧田が最後の打者を打ち取ると、
長く苦しかった東京での6試合が終わり、
サムライ・ジャパンは予想以上の『6戦全勝』でその強さを見せつけました。

昨日も書きましたが、
今年のこのチーム、
試合を経るごとにどんどん熟成され、
本当にいいチームになってきていますね。

いろいろな役割の選手が自分の仕事を全うし、
それが有機的につながって『足し算以上のもの』を作り出しているような感じです。

当初は日本がこれまで培ってきた『スモールベースボール』を軸にチームの戦い方を模索していたと思いますが、
チーム編成の変更などを余儀なくされたことを経て、
『まったく新しい形』
を見せてくれるようになりました。

その攻撃の厚みや鋭さは、
これまでの”世界一の”サムライ・ジャパンと比べても、
今回が上回っているのではと思えるほど、
いい感じになってきています。

そして彼らの試合っぷり。
『野球って面白いなあ・・・・・』
を体感させてくれる、
なんとも言えないイキのいい、
それでいて粘りも見事な・・・・・なんていう『楽しませてくれる』野球です。
『野球の魅力そのものの戦いをしてくれるチーム』ですね。


ワタシはこの大会前には、
『4強に進出できれば上出来』
と思っていましたし、
今でもその思いは変わりません。

彼らはすでに、
ノルマは果たしたように思います。

そうであるならば、
あとはアメリカで、
な～んにも気にせず、
ガ～～～ンと暴れてやるだけだぜ！！！

そんな気持ちです。

も～今から、
準決勝が待ち遠しくて仕方ありません。

このチームには、底力がある。
それを信じて、
ワタシも熱烈に応援です。

まだまだ終わらね～ぜ！！！

あと2試合、
世界中に、
『日本、強え～～～～～』
と見せつけてやるぜ～！


ありがとう　サムライジャパン！！！
我らの誇りよ！！！！