プロ野球は10試合を消化。
好調のチームと不調にあえぐチーム、
そのコントラストが鮮やかになっています。
セ・パ共に、
『ほぼ予想通り』
に各チームが立ちあがったように見えます。
セは巨人、広島が好調な滑り出し。
共に7勝3敗の『ロケットスタート』を決めました。
巨人は自慢の打線が好調。
広島は評判の投手陣が奮闘。
両チームともに『今年の戦い方』をスタートから出してきていますので、
そう大きく崩れることはなく貯金を積み重ねていけることでしょう。
広島が息切れせずについていけるのか?
そこに注目しています。
今年は例年とは逆に、
『鯉のぼりが終わる季節から、もう一段ギアを上げる』
と行きたいものです。
パ・リーグはちょっと異変が起こっています。
ワタシは『最下位』と失礼な予想をしたオリックスが、
何だか好調です。
昨日は敗れたとはいえ、
看板の投手陣に加えて打線が好調。
特に、昨年は散々だった移籍組のペーニャが4番に座って大爆発。
チームを牽引しています。
こちらの好調は、
セと違ってまだまだワタシも懐疑的ですが、
オリックスがパを引っ張るような展開になれば、
ペナントレースとしてはとても面白くなりますね。
『大本命』のSBは、
何だか足取りが今ひとつおぼついていないような。
既に2度も最終回逆転というド派手なゲームをしている半面、
負けるときは意外にあっさりと・・・・・
という流れの中にいます。
やはりエースの摂津が2度KOされているのが響いているようですね。
今日3度目の登板の予定ですので、
この投球がチームの序盤の戦いにとっては大きそうですね。
まあそれでも、
持っている戦力は巨人に勝るとも劣らないほどの豪華版。
打線の破壊力はピカイチです。
徐々にその力を発揮してくるのは、
間違いないところでしょう。
なんとなくその力をつかみかねているのが千葉ロッテ。
しぶとさはあると思いますが、
まだまだ戦力が整っていない様子で、
どこで上昇気流に乗ってこれるでしょうか。
楽天はやはり日本一になったという自信が、
戦い方に現れているように思います。
マーくんがいなくとも、
そこそこ戦えるチームになってきている感じですね。
日ハムは上沢というニュースターが登場してきました。
あとは吉川、武田勝という実績のある先発陣が力を発揮してくれば、
戦力は整ってきますね。
『伊原イズム』の浸透が期待された西武ですが、
浸透する前にはるか後方に置いていかれてしまいそうな雰囲気です。
『こんなに弱い西武』を見るのは、
球団創設初年度以来かな?
その当時のチームと比較すると、
投手陣は今の方がずっと上なのですが、
こと打撃陣に関しては当時の方が上のような気もします。
『弱かったけど、華はあった』
当時の打撃陣。
4本のヒットが続かなければ得点できないような典型的な『カメさんチーム』でしたが、
時折打ちあがる【大花火】はファンを興奮させてくれましたよ。
今のチームは、
本当にとことん華のない、
『本当にプロの1軍????』
と首をかしげたくなるような攻撃陣です。
普段パ・リーグの試合には目を向けないセ・リーグファンの人に『簡単に』その状況を説明するとするなら、
『元横浜の森本稀哲、渡辺直人、元ヤクルトの鬼崎、そして巨人の脇谷。この4人を打線の中軸あたりに据えなければ、スタメンが組めないようなチーム』
です。
誰もが『え~~~~~』と驚いてくれるんじゃないですかね。
あとは栗山と浅村をのぞいたら、
すべて打撃レベルは1軍半~2軍レベル。
こういうチームが『プロの1軍』と相対すると、
『まあ、こうなるわなあ・・・・・・』
という結果ですね。
『いまが耐え時』
と思ってはいても、
平均で7回2,3失点のQSを毎試合続ける強力な先発投手陣の人たちが、
不憫で不憫で・・・・・。
『働けど働けど、わが暮らし楽にならざり。。。。。。じっと手を見る』
ってとこですかね~。
頑張ってね~みんな~~。
スポーツ紙によると、
『ラミレスを獲得』
でテコ入れを図る予定のようですが、
ラミでもカブレラでもフェルナンデスでもローズでも、バースでもブライアントでもデストラーデでもシピンでもカークランドでも・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
(もうやけくそになっています!)
日本で実績のある薹(とう)の立った外人選手をバンバン獲得して、
『オラオラ~5年前のオールスター打線じゃ~~~』
とでもしてほしいなあ。
そうじゃなければ、
とても今のチーム、
『球場まで見に行きたい!!』
と思わないもんなあ。
どうにかして、
『せめてヒットやHRが出る雰囲気を持つ選手を打線に並べてくれ~~』
なんて念願しています。
こんな開幕早々にネガティブ満載の気分になるなんて・・・・・。
どうにかしてよ、伊原さん。
おっと、
グチはこのぐらいにして。
今年の新人&若手投手、
たくさん出てきていますが、
一様に苦しんでいます。
昨日は楽天・松井の2度目の先発でしたが、
4回に四球を連発してKOされてしまいました。
いったいどうしてしまったんでしょうか?
中継を見ていないので何とも言えませんが、
ニュース映像で見る限り球が『制御不能』に暴れまくっていましたね。
それでも7三振を奪っていますので、
まあさほど心配もないとは思っていますが、
これで2度の先発登板が終了しました。
予想通り『プロの壁』とでもいうべきものにぶち当たり、
苦しむんじゃないですかね、しばらく。
しかしこれは、
誰もが一流投手になるためにとおるべき道。
自分の中にある【行くべき道】を間違えさえしなければ、
この【もがき】はきっと成長への糧になることでしょう。
3度目の登板でいかに変わった姿を見せてくれるか、
楽しみです。
同じことは昨日先発で2敗目を喫した、
広島の大瀬良投手にも言えること。
こちらはまとまったナイスピッチングに見えました。
程なく歓喜の『プロ初勝利』をあげるのは確実。
苦しんでつかみ取った1勝は、
格別の喜びでしょう。
その時まで、
ハッスル、ハッスル。
阪神の2年目、
藤浪投手は先発した2度とも中盤まではナイスピッチング。
しかし中盤一気に崩れる・・・・
という嫌なパターンでの敗戦が続きました。
藤浪を見ていると、
『投げる球は超一流』
ですから、
なんとなく阪神の投手陣が崩壊している現状に引きずられてしまっている気がしなくもないです。
チームが『順回転』し始めれば、
彼のピッチングもおのずとそうなってくることでしょう。
全く心配していません。
藤浪のライバル・日ハムの大谷は、
先発で足にけいれんを起こして早めの降板をしました。
彼の場合、
今年は『大ブレークの年』とにらんでいますので、
早めに一度、
『これが大谷だ』
というピッチングを見せてほしいですね。
報道によると12日の西武戦が次の登板だそうです。
何だか西武・菊池雄星との、
『花巻東対決』
になりそうだということですが・・・・。
ワタシは既に、
『大谷は菊池よりも数段上の存在』
とみているので、
対決に対するワクワク感はありませんね。
菊池は5年間かけて、
ようやく『ローテ投手』ぐらいのレベルになったかなあ・・・・・
というぐらいの評価です。
スーパースターになる素養は、
今の菊池からは全く感じられません。
高校時代から考えると、
別の投手になってしまったという感じすらあります。
日ハム・齊藤にも同じことを感じるので、
『やっぱりプロで大成するっていうのは、本当に難しい事なんだなあ』
ということを思ってしまいます。
まあ、
それはさておき。
そういえば、
昨日のヤクルトの先発はこれまたルーキーの秋吉投手。
秋吉と言えばセガサミー出身の投手ですが、
高校時代は都立足立新田高校。
『都立の星』
です。
昨日は残念な結果でしたが、
彼にも頑張ってほしいですね。
ということで、
桜の舞い散る季節。
新人たちの奮闘に、
心躍らせています。
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