土曜日に、
ビッグマッチの発表がありました。
2015年11月21日
≪WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ≫ 12回戦
チャンピオン 挑戦者・1位
三浦隆司(帝拳) フランシスコ・バルガス(メキシコ)
の対戦です。
なかなか骨のある挑戦者で、
三浦の5度目の防衛戦は、
見ごたえのあるものになりそうです。
というタイトルマッチの発表なのですが、
驚いたのはその相手ではありません。
その興行、そして場所です。
このタイトルマッチ、
なんとあのボクシングの本場、ラスベガスで行われます。
しかもダブルタイトルマッチとして、
その興行のメインイベントは、
≪WBC世界ミドル級タイトルマッチ≫ 12回戦
チャンピオン 挑戦者・1位
ミゲル・コット(プエルトリコ) サウル・アルバレス(メキシコ)
驚きです!
世界的にも注目を集める、
”あの”コットの防衛戦に、
準メインとして三浦チャンプが登場するのです。
いや~~。
数年前、
西岡利晃がラスベガスで防衛戦を行い注目を浴びましたが、
次の試合でドネアとのスーパーファイトで敗北し、
引退しました。
それ以来のアメリカ本土でのビッグマッチ。
しかも世界中のボクシングファンが注目するコットの試合のサブということは、
ここで『ボンバーレフト』が炸裂しようものなら、
世界のボクシングファンから、
『アイツは誰だ?』
となる・・・・・・ということですね。
期待・・・・・大です。
正直、
山中、内山、井上をはじめとした『スーパーチャンプ』達には、
日本にとどまらず、
世界の強豪と世界の舞台で拳を交えてもらいたいという、
切なる願いがあります。
日本にとどまらせておくには惜しい逸材たちが、
日本には本当に、
ゴロゴロとたくさんいる今のボクシング界です。
西岡の果敢なる海外挑戦は、
その夢を少しだけ見させてくれましたが、
後に続くボクサーがなかなか出てこなかったのが現実。
いろいろな絡み、しがらみの中で、
今回若干その『縛り』がきつくない三浦チャンプに、
世界に出ていくチャンスが与えられました。
しかしここで、
勝って自ら道を切り開いていかなければ、
次はありません。
その拳ひとつで這い上がってきた”ボンバー”三浦チャンプ。
ここ2回の防衛戦は応援に行きましたが、
明らかに以前とは違った『進化した姿』を見せてくれて、
この海外進出もまさに、
『機は熟した』ということでしょう。
頑張って、
その左拳で夢を掴み取ってほしいと、
思っています。
来週22日には、
山中慎介が東京で、
強豪とのタイトルマッチを迎えます。
昨年も秋から、
八重樫のロマゴンとの激闘や、
井上尚弥のナルバエスを倒したものすごい戦いなど、
ボクシングファンを狂喜乱舞させる出来事が続きました。
今年は昨年に比べてやや盛り上がりに欠けるかと思いきや、
秋にかけてビッグマッチが目白押しになってきましたね。
それにしても三浦チャンプ。
カッコいいなあ。
さあ、
ビッグマッチです。
まさに、
三浦チャンプの、
明日はどっちだ!!
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