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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第94回全国高校野球選手権 第2日 桐光・松井鮮烈デビュー。 どえらいこと、やっちまったなあ!

2012年08月10日 | 高校野球

≪第94回全国高校野球選手権大会≫

【第2日】

桐光学園(神奈川) 7-0 今治西(愛媛)



桐光のエース・松井クン。

甲子園デビューの試合で、
どえらいことをやってのけました。

-1試合22奪三振-
-10者連続三振-

ふたつの大会記録を打ち立てました。

即座にこの記録はマスコミによって調べつくされ、
過去の記録はこうです・・・・・・
が紙面を賑わわせていましたが、
まあその面々の名前の凄いこと。

坂東英二(徳島商)、江川卓(作新学院)や、
古くは藤村富美男(呉港中)、平古場昭二(浪華商)なんていう、
本の中でしか会えない名前(ビデオもない時代ですから)も並んでいました。

それほどすごい記録です。

参考記録の中には、
名古屋電気の工藤(元西武など)の名前もありました。
延長12回21三振というもので、
この試合はワタシの記憶の中にもはっきりと残っています。

松井投手を誰かに紹介するとき、
ワタシはいつも
『高校時代の工藤のイメージに近い。縦のスライダーは彼同様にエグイ。ただし、スピードは当時の工藤よりも上だよ』
と言っていました。

その通りのピッチングを甲子園で披露してくれて、
嬉しいことこの上ない。


昨日の記事で紹介したとおり、
松井クンは1日にして、
『はるかかなたの遠く』
まで行ってしまいましたね。

見事、見事。

練習試合の後に甲子園常連校の監督さんが松井くんを評して、
『ムリムリ。あのPは全く打てないよ』
と嘆いていましたが、
その通りのピッチングでした。

打倒横浜にかけた執念が、
彼を大きく成長させましたね。


そして、
そのピッチングに鼓舞されて、
ナインの動きも素晴らしくよかったのがうれしかった!

松井クンの特大のHRはおまけとしても、
県大会で苦しんだ田中主将が大ブレーク。
今までのうっ憤を晴らすような猛打でした。

同じく苦しんだ4番の植草クンも先制タイムリー。
『踊るスーパー1年生』武クンのキレのあるプレー、
宇川クンのご愛嬌のホームタッチアウトまで観れちゃいました。

桐光学園の『土手ファン』としては、
これ以上ない素晴らしい試合でしたね。

校歌が高らかに甲子園の空に流れた時は、
ちょっと感慨深くてウルッと来ちゃいました。

「これ以上ない」ぐらい厳しい神奈川の夏を勝ち抜いて掴んだ甲子園。
まだまだ、
楽しむのはこれからですぞ。

当たるチーム当たるチーム、
どこもここも【音に聞こえた】名門ばかり。

そのユニのチームと甲子園で試合しているというだけで、
本当に感激します。

次の対戦相手、
常総学院に決まりました。

3イニングで14得点。

スゲ~~~~

としか言いようのないチームですね。

しかし、
桐光にいいニュースもあります。

常総のベンチに、
何を仕掛けてくるかわからない『剛腕崩し』に定評のあった木内前監督の姿が、
すでにないということです。

木内さんの顔、
甲子園のベンチで見ただけで、
相手は嫌~な気分になってきますもんね。
『顔で勝負できる』
監督さんです。

その顔がないだけでも、
ホッとできるもんですね。

初戦は応援に行けなかったワタシ。

でも2戦目は、
休みのさ中に当たるので応援に行くつもりです。

たぶん昨日より、
アルプスの応援の数も増えるはず。

タオル、帽子、Tシャツの3点セットを娘に着せて、
さ~甲子園だ!


個人的には、この大会で
『なんとなくのんびりした雰囲気の』
桐光学園の良さというものが全国に披露されるといいなあ、
と思っています。

がんばってね。

 


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