昨日のプロ野球。
ワタシが注目していたのは、
北海道日本ハム vs 埼玉西武
大谷翔平の登板ゲームということで、
実況を聞いたり見たりしながら、
その素晴らしいピッチングを堪能していました。
大谷は7回2失点。
いずれもシブ~い当たりのアンラッキーなタイムリーを浴びたもので、
投球自体は素晴らしいものでした。
マウンド上での落ち着きぶりは、
開幕当初とはまるで別人。
速球が150キロ台後半を常にたたき出すのはもちろんのこと、
彼はなかなか器用な選手ですね。
スライダー、チェンジアップ、スプリットなど、
多彩な変化球も『自分のもの』にしてきつつあります。
まだ19歳の大谷投手。
2年後、3年後には、
どんな『怪物っぷり』を我々に見せつけてくれるのか、
本当に楽しみです。
まあ、
西武主催のゲームでしたから、
しきりに西武先発・菊池雄星との”花巻東、先輩後輩対決”ということを喧伝していましたが、
2人の間の『実力差』は、
余りにも大きいと感じましたね。
こういう枕詞をつけられるのは、
まあ今年ぐらいですかね。
そういえば、
楽天・マーくん vs 日ハム・齊藤
の対決も当初はえらい宣伝されたものでしたが、
マーくんがあまりにも『天上に』上がっていってしまうと、
だ~れも『ライバル』なんて口にしなくなりましたもんね。
力だけがその存在を決めるプロの世界。
そんなものです。
ということで中継を見ていると、
何だか大阪で『楽天の松井祐樹が投げている』という情報が。
そして最後には、
嬉しい嬉しいニュースが飛び込んできました。
『松井がプロ初勝利!!』
そのニュース、
最近の中では最もうれしいニュースでした。
高校時代からの『追っかけ』のワタシとしては、
最近の松井祐樹のピッチングほど心を痛めていたことはありませんでした。
『あの冷静にストライクを稼げる松井が、いったいどうしたというんだ?!』
ずっとそう思っていましたが、
昨日は躍動感あふれる投球で2回1/3を無失点に抑え、
ついに、ついに・・・・・・
初勝利を挙げました。
この日から監督代行の座に座った大久保に、
感謝しなければいけません。
そして勝利を譲った形になった先発の宮川や、
抑えの投手、そして野手にも。
のしかかっていたたくさんの重圧から、
これで少しは解放されるかな?
昨日見せた、
その回の最後の打者を三振にとって、
マウンドからベンチまで駆け下りてくる姿。。。。
その姿に、
何とも言えない嬉しさと安ど感を感じました。
やっぱり松井は、
こうじゃなくっちゃ!!
まだまだプロの世界の厳しさを存分に味わうことと思いますが、
あれもこれも、
すべては明日への糧。
奢ることなく、
臆することなく、
自分の信じる道を突き進んでほしいと思います。
昨日の大谷クンのピッチングと重ね合わせ、
これからの松井くんの飛躍を、
期待しちゃっているワタシがいます。
とにかく、
いい夜になりました。
松井のマウンドでの姿、
観に行きたいけど、
中継ぎのポジションの今はいつ投げるかわかんないからなあ。。。。
頑張って実績を重ねて、
また先発のマウンドに戻るのを待ち望んでいます。
頑張れ!!松井祐樹