野球とサッカーの話題

2月というと、
ウィンタースポーツ花盛りの時期。

先日もジャンプでは高梨沙羅ちゃんが2年ぶりの総合優勝を決め、
男子団体でも、日本チームが表彰台に上がりました。

その他でもスノーボードなど、
日本勢の活躍のニュースが続々飛び込んできますね。

そしてアイスホッケーでは、
平昌オリンピックをかけた男子２次予選で、
日本代表は見事に３連勝。
最終予選進出を決めました。

開催国として出場した長野以来のオリンピックを狙います。

女子の【スマイル・ジャパン】はバンクーバーでも光を放ちましたから、
男子もがんばってほしいですね。

さて、
そんな中３月に開幕を迎えるプロ野球と、
開幕間近のサッカーの話題も連日スポーツ紙を賑わせていますね。

プロ野球では、
ロッテの平沢と楽天のオコエ、
高卒ドラ１ルーキーが、
なかなかの働きぶりを見せているようです。
『開幕一軍』の文字も踊っていました。

能力的に見れば、
ふたりとも十分に１軍で活躍できるものを持っていると思います。
後は経験値が圧倒的に足りないだけ。

経験を積み重ねながら、
技術も習得していけたら、
数年後にはチームの顔として、
バリバリ活躍していけることでしょう。

高校野球ファンとしては、
やはり高校時代にピッカピカに輝いていた選手のことは、
なんだか身内を見るみたいな感覚で、
気になって、心配しながら見てしまいますね。
面白いココロモチです。
（だって、全員が高校野球出身なわけですから、別に甲子園に出ていようがいまいが、本当は同じなわけですからね。）

最近でも投手では高卒１年目からの活躍はありますが、
（大谷、藤浪、松井など枚挙に暇がありませんね）
野手で高卒ルーキーが１年目から活躍するのは結構稀なので、
期待を込めながら見ています。

その話題は別として、
昨日、一昨日とサッカーのACLを見ていて思ったことです。

『サッカーの選手は、本当に大変だ』
ということですね。

まだJリーグが開幕する前だというのに、
本当の意味での”ガチンコ勝負”であるACLに照準を合わせて、
調整をしていかなければならないということは、
本当に厳しく、そしてすごいことですね。

ワタシはあまりJリーグは見ないので、
意識してJのチームの日程をインプットしていませんでしたが、
最近サンフレッチェ広島にかなり興味があるので、
今年はキャンプの時点から広島の動向を注視していました。

すると、
『リーグ戦開幕前から、ガチンコ勝負の試合が組まれている』
ということに、
なんだかショックを受けました。

そして一昨日の試合は敗れましたが、
選手達のキレのある動きに、
なんだか感心してしまいました。

一方プロ野球。

昔ながらの慣習とはいえ、
キャンプでの仕上げ方が、
何だか本当にゆっくりしていますよね。

そして３月下旬にたった２試合予定されている侍ジャパンのエキジビションにも、
『調整不足』とかで選手が次々に辞退。

申し訳ないけど、
サッカーと比較して、
『これはやっぱり、かなり甘やかされている世界だなあ』
と感じざるを得ませんでしたね。

開幕直前の３月下旬のたった２試合で、
『調整できてないもんで』
もね～もんだと思いますがね。

特に若手は、
球団がケツを叩いてでも出してほしいと思いますが、
その球団が『シーズンにツケを回さないために』辞退を後押しするなんて、
なんだかいい気持ちはしませんなあ。

そういう点では、
サッカーの選手たちを、
見習った方がいいと思いますね。

それでいて、
年俸だけはずっとプロ野球の方が高いんだからねえ。

『骨太』の選手を作るためには、
そういうことも必要じゃないかなあなんて、
思ったりしますね。

ただ球が速いとか遠くに飛ばすという様な『能力』の問題だけで、
『今の選手は昔の選手よりすごい』
とよく言われますが、
それだけではない、いわゆる『タフさ』ということで見れば、
肉体的にも精神的にも、
なんだか頼りない選手が多いのも、
事実なんじゃないかなあ・・・・・と思ったりもするわけです、今の野球界。


そんなことを思いながら、
サッカーと野球の違いを見ていました。