SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

昨日のスポーツ

2021年05月19日 | スポーツ全般

東京はまだ梅雨入りしていないものの、
じめじめとした湿気満点の一日で、
雨もたびたび降るというスポーツには向かない日でしたね。

そんな中、
田村正和さんが亡くなったというニュースが。
なんだかショックです。

本当の意味での「俳優の美学」を持った人で、
なんだか一段上にいた人という感じでした。
そういう人がコミカルな役をやるもんだから、
それはそれは面白かったですね。

そして古畑任三郎は、
スピンアウトものを含めて、
すべて欠かさず見ていました。

昭和・平成を駆け抜けた大スターだったですね。
そして老いた姿を見せずにスパッと第一線から退いていたという美学も、
素晴らしかったと思います。
心からの哀悼の意を表します。

さて、昨日のスポーツ。

まずはプロ野球ですが、
今度は広島でコロナのクラスターが発生。
今季絶好調の菊池をはじめ、
小園、正髄に、
松山や西川、石原、磯村ら8選手を入れ替え。
交流戦も始まる直前だというのに、
えらいことになりましたね。

昨日の巨人戦のオーダーも、
なんだか厳しいものでしたし、
一度は逆転したもののまくられて、
その後は元気なく完敗を喫しました。

巨人も厳しい状態ですが、
それ以上に厳しい広島。
踏ん張りどころですね。

今季は本当に頑張りが目立つヤクルトは、
甲子園で阪神に大勝。
今季初勝利を挙げました。

サンタナが当たってきて、
オスナ・サンタナの助っ人コンビがはまると本当にいい打線になりますね。
あとは青木と西浦だなあ。

パはSBが快勝。
楽天も逆転勝ちを収め、
オリはロッテとの接戦を制しました。

今年はSB、楽、ロ、オリの4チームの争いと見ていましたが、
そうなりそうな感じです。
特にオリックスは、
今季は戦いが粘り強くなってきました。

もともと投手陣を中心に戦力は整っていると毎年みられていたのですが、
戦いが淡白でずるずる落ちていくというのが近年の姿でしたから、
これが払しょくされれば面白くなってきそうです。

戦力が整わない西武は、
首の皮一枚なんとかつながっているという感じですかね。
見ていて全く浮上の可能性を感じさせない戦いで、
どこまで持つやら・・・・というところ。
交流戦での「大負け」の可能性すら感じてしまいます。
(愚痴を言うならば、相変わらず「ダメ外人製造所」だなあという事。フロントの責任が大きいですね、いつまでもこんな調子なのは。もし西武に阪神、DeNA、ヤクルト当たりの外人野手が揃っていたら、あっという間に浮上するのにね。)



さて、大相撲です。

こちらはもう、
大方の予想通りの展開となってきました。

大関・照ノ富士の力が大きく抜けていて全勝。
追っていくのが2敗で貴景勝と遠藤のわずか二人。
優勝争いは下手をすると13日目ぐらいには決着するかもしれません。
照ノ富士が負ける姿っていうのが、
ちょっと想像できないですからね。

ワタシも期待しているのですが、
なんとしても今場所、来場所で連続優勝をして横綱に駆け上がってほしいところです。
そして白鵬に引導を渡してほしいと思っています。

来場所の千秋楽で白鵬に勝って優勝を決め、
時代の変わり目をはっきりと見せて横綱に昇進してほしいというのが、
ワタシの願いですね。
それだけの力、
十分に持っていると思います。

貴景勝は好調だと思いますが、
やっぱり押し相撲だけに「取りこぼし」はどうしても出てきてしまいますね。
今場所も12勝前後の成績でしょうが、
いつか綱取りを目指せるという態勢は、
作っておいてもらいたいと思います。

中日から大関を連破して3連勝と波に乗るのが豊昇龍。
現在5勝5敗ですが、
勝ち越せば番付も上がり、
ますます力を出してくると思います。

朝青龍の甥という事で、
彼をほうふつとさせる動きの速さと腰の強さを持っていますね。
今後の出世は早いと思います。

毎場所のように新たな「覚醒力士」が出てくる今の相撲界。
上(横綱・大関)の”重し”がない現在、
一足飛びに大関まで駆け上がるというのも夢ではない状況です。

貴景勝、朝乃山、正代と3人の力士が出世争いに勝って大関まで昇進しましたが(照ノ富士は還り大関なのでここに入れません)、
出世争いのトップを行っていた御嶽海、遠藤、阿炎らに代わって、
昨年から隆の勝、大栄翔らがぐっと上がってきて、
さらに先場所あたりから若隆景、豊昇龍がぐっと力を伸ばしてきました。
ここに捲土重来を期す高安らも加わって、
スマッシュブラザース的な「大乱闘」の状態になっているといってもいいでしょうね。

なんだかこういう「戦国の世」がが大好きなワタシにとっては、
最近の「安定しない大相撲」結構大好きだったりします。
「誰が上がってくるかなあ・・・・・・」
なんて考えるのが楽しくって・・・・・・・ね。

今場所に限って言うと、
無理を承知で言えば、
これから盛り上がるならば照ノ富士がどこかで星を落として、
2敗で遠藤が浮上してくるという展開。

照ノ富士が1敗、遠藤と貴景勝が2敗で並んで千秋楽へ。
遠藤が先に勝って2敗を守り、
結びの一番で貴景勝が渾身の力を込めて照ノ富士に勝つ。。。。

こうなったら日本中が大コーフンでしょうが、
まあ、こうはならないと思います。
それでも「相撲はどうなるかわからない」という事に一縷の望みを託して。

でも本当のワタシの気持ちとしては、
「照ノ富士の優勝からの横綱昇進リーチ」
が一番の願いですけどね。


さ~てMLBに目を移すって~と、
やっぱり昨日も「オオタニサ~ン」がやってくれています。

おまけにダルも好投、
筒香も移籍先が決まった、
さらに秋山も3安打。。。。。

いいことづくめでした。
頑張れ~「日本の輝ける星たち」よ。


おまけの話題は春季高校野球関東大会。

ワタシが「強いんじゃないの?」と思っていた埼玉勢、
浦和学院と花咲徳栄が相次いで敗れて、
準決勝は常総学院vs関東一、桐光学園vs専大松戸
という戦いになりました。

4強のうち3チームまでが県2位での進出です。
どこまで本気を出しているのかという事がいつも取りざたされる春季地区大会ですが、
この勢いを夏の予選までもっていけるのであれば勝ちに行くところでしょうね。

まあ、
「どこまで本気に?」
なんて考えているのは首脳陣のみ。

選手たちは「目の前に試合」があれば、
貪欲に勝ちに向かって行くというのがアスリートの本能でしょう。
強敵を相手に誰も「調整試合」なんて考えている選手はいないでしょうから、
いい形でこの大会を締めくくってほしいと思います。

勝者は自信を、敗者は課題を持ち帰り、
夏への糧としてほしいと思います。

プロ野球は交流戦へ、
ラグビーはトップリーグ決勝へと向かう前の、
少しだけ凪いだ感じのする週中の1日でした。




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