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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

全日本大学野球選手権  波乱! 神奈川大 慶応を撃破! 亜大は田中(創価大)の剛球に脱帽!

2014年06月12日 | 大学・アマ野球

≪全日本大学野球選手権≫
【第2日】

~1回戦~

龍谷大 4-1 国際武道大
立命館大 3-1 奈良学園大

~2回戦~

仙台大 3-1 福岡大  (延長10回タイブレーク)
神奈川大 3-1 慶応大
創価大 3-2 亜細亜大
福井工大 3-2 山梨学院大


全日本大学野球選手権は第2日。
シード校が登場して、
熱い戦いが繰り広げられました。


大会前に【優勝候補の2強】と言われた東京六大学の慶応大、東都の亜細亜大が相次いで敗れるという、
大波乱の一日となりました。

ちなみに両連盟の代表が初戦で敗れたのは、
東京六大学代表は16年ぶり、
東都代表は23年ぶりのこと。
両代表がいっぺんに初戦敗退したのは史上初の出来事だそうです。


両チームともに言えることは、
『力で押し切られた』
という試合内容だったこと。

まず慶応を破った神奈川大。

神奈川大学野球代表の神大。
つい7,8年前ぐらいまでは常にこの連盟の代表を占めていた神大ですが、
近年は桐蔭横浜大の台頭などもあって、
なかなか結果が残せませんでした。

今季の優勝は21年秋以来実に9季ぶりの歓喜でした。

その間、
桐蔭横浜大が全国への常連となり、
明治神宮大会で『全国制覇』も成し遂げました。

古豪と言われるに至った神大としても、
黙っているわけにはいかなかったでしょう。

強化を重ね、
今季は桐蔭横浜大に連勝。
全国へのキップを奪い取りました。

この日の相手は慶応でしたが、
ひるむことなく『自分たちの野球』を貫いて、
強豪に≪完勝≫という内容でしたね。

勢いに乗って、
一気に突っ走って全国の頂点を極めてほしいですね。

神大と言えば、
部員に神奈川高校野球で活躍した選手がたくさんいる大学。

今年のチームだって、
横浜、桐光、隼人・・・・・
たくさんの『神奈川高校野球卒業生』が集うチームです。

ワタシの応援にも、
力が入っちゃいます。


一方安定感NO1の山崎投手を擁して東都を6季連続で制した亜大は、
優勝へ一番近いとみられていましたが、
昨日は完全な『力負け』の試合となってしまいました。

山崎はしっかり投げていましたが、
その山崎をなかなか打線が援護できないうちに、
連投の相手エース・豪腕田中が登場。

一気にムードが創価大に傾き、
そのまま押し切られてしまいました。

田中はこの日も最速154キロの剛球で、
この東都の王者をなで斬り。

『大会NO1』
の称号を不動のものにするとともに、
創価大を一気に”優勝候補”に踊りだしました。

そのスケールの大きな投球は”必見の価値あり”です。


その他では、
昨年上武大が『全国制覇』を成し遂げた関東甲信越から初出場した山梨学院大が、
序盤のリードを守りきれずに福井工大に惜敗しました。

山梨学院大付属からヤクルトに進んだ伊藤監督が指揮を執る新進気鋭の大学ですが、
昨日の戦いぶりは『ちょっと年季が足りなかったかな?』というもの。

初陣の第一歩としては、
全国にその足跡を残せたと思います。

今後は同リーグの上武大、白鴎大、平成国際大などとともに、
全国で戦えるチームを目指して頑張ってほしいと思います。


関西勢では、
龍谷大と立命大が初戦を突破。

同じブロックでの”つぶし合い”は残念なのですが、
『野球の本場』代表だけに、
一気の浮上を狙います。


久々出場を飾った仙台大は、
タイブレークの末難敵・福岡大を撃破。

150キロ投手と言われる熊原の出来次第では、
さらなるサプライズも・・・・と思わせるチームです。


ということで、
昨日も雨が降り続いていましたが、
何とか大会は順調に進んでいきそうです。

まさに混沌としてきた優勝争い。
抜け出すのはいったいどこの大学か。


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