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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

.パ・リーグCS 渡辺ライオンズの終焉

2013年10月15日 | プロ野球

≪パ・リーグ クライマックスシリーズ≫
【第1ステージ第3戦】

千葉ロッテ 〇 4-1 ● 埼玉西武


パ・リーグのCS第1ステージ第3戦。

決戦の月曜日は、
ロッテに風が吹きました。

第1戦 11-1、第2戦 15-0と、
流れを掴んだ方が一方的に相手を蹂躙しての1勝1敗。

この”決戦”は、
果たしてどのような流れになるのか、
なかなか予想のつかない戦いでした。

それにしても、
この3戦ともに、
よくお客さんが入りましたね。

3戦ともに『満員御礼』の大盛況。
雰囲気も満点でした。




『やっぱり、【短期決戦】をやってこその、プロ野球だなあ』
なんてことを、
しみじみ感じたシリーズでしたね。

西武の紺・白を基調にしたアイテムを身に付けたたくさんのファン、
そしてそれに負けじと、
ライト・1塁側には黒のロッテカラーを身にまとったたくさんのファン。

両チームの奮闘に、
声を限りに叫び続け、
フラッグを振り続けていました。






西武はプレーオフ・CSにはここ10年でもかなりの回数出続けている『常連』ですが、
今年の雰囲気は、
かつてなかったような雰囲気でした。

CSと言えどもそこかしこに空席が目立つというのがこれまでの定番でしたが、
今年は立ち見のファンもたくさん出るほどの大盛況。

それというのも、
ペナントレースの9・10月に驚異的な追い上げを見せたレオ軍団に、
ファンが大きな期待を寄せたからにほかなりません。

そういうものを背負っての第1ステージ≪出陣≫でしたが、
図らずも『シーズンとシリーズは全く別物』ということを、
骨の髄までわからされてしまったというところに落ち着いてしまいましたね。




西武の選手はよくやったと思いますが、
シーズン最終戦から3日の猶予期間が、
逆に『明日なき戦い』をしてきた選手たちに、
『フッ』と息を抜く瞬間を与えてしまい、
そこで意識しないうちに、
激戦の疲れがドッと出てきてしまったのではないか、
そんなことを思ってしまいました。

本当に、
難しいところです。

いずれにしても、
お疲れ様でした。

故障持ちの選手は、
しっかりと休養を取って、
来シーズンはシーズンを全うできるように、
備えることが大切ですね。

特に【超主力】である中村、片岡の両選手と、
故障はなかったもののシーズン終盤に度重なる頭へのデットボールを食らった栗山選手などは、
しっかりと休んで来年は試合に出続けてほしいと思います。

何しろ彼らが出ることで、
ライオンズの戦力は大幅にアップするということが、
シーズンの終盤に浮き彫りにされましたから。

『チームの宝』
ともいえる片・栗・中。
来年は開幕戦で、
揃ってスターティングラインアップに名を連ねてください。


さて、
今シーズンが終わったばかりですが、
ライオンズのことについて書く機会もあまりないと思いますので、
触れておかねばなりませんね。

今日のスポーツ紙、
一斉に『渡辺監督退任』を報じています。

6年間で初年度を抜かして5年連続優勝なし。

この事実だけで、
やはり渡辺監督の辞任は、
ワタシは当然だと思います。

6年間も指揮を執っている姿を見ると、
どうしても情というのも沸いてきますので、
『毎年のようにCSに進出して、今年の終盤は、すごかったじゃないか』
という声もしきりに聴きます。

しかし、
やはりプロ野球だけに、
【優勝か、それとも負けか】
ということを観点に論じれば、
5年間負け続けているという事実は、
実に大きいものですね。

昔からの巨人ファンと同じように。。。
あるいは現在のSBファンと同じように。。。。

昔から西武ファンであるワタシにとっては、
やはり5年も6年もVに絡まない、
日本シリーズなんて霞のかなたにしか見えない。。。。。

という今の現状は、
本当に『看過できない』としか言いようがありません。

かつて13年間に11度パ・リーグを制した頃を知っているだけに、
現状には全く満足できないのが【本音】の部分。

まあ、
かつてほど【熱く】声援を送っているわけではないのですが、
それでもずっと35年間にわたり応援し続けている身としては、
そんな『過去の栄光』を忘れられないわけなんですよね。

新しくファンになった人たちは、
そこそこ上位で頑張り続けている今の姿はとても誇らしいものに映っていることでしょうが、
ワタシはと問われれば。。。。。
『ウ~~~ン』
と唸るしかないです。


それでも毎年、
清新な選手たちが出続けるのもライオンズの伝統。

今年もまた、

浅村の4番、
秋山のレギュラー定着、
菊池の一本立ち、
岡本洋や増田などの”新鮮力”の発掘、
高橋という”新守護神”を任せられる器の男の登場・・・・・・・

など、
本当に楽しい話題もたくさんありました。


来年の監督は、
【中継ぎ監督】としては最適な伊原氏がなることが既定路線のようです。

ワタシは『伊原監督』というのは非常に能力が高く、
厳しさをチームに植え付けられる人だと思っているので、
今のチームにはいい人選ではないかと思っています。

前回の西武の監督時代も伊東監督につなぐまでの【中継ぎ】という位置づけでしたが、
1年目が90勝49敗でぶっちぎりの優勝。
2年目も2位ながら77勝61敗という成績を残しました。

『勝てる監督』
ということでは、
なかなかの監督です。

心配があるとするならば、
やはり年齢面かな。

現在64歳。

3年やるとすると、
67歳~68歳になってしまうため、
どうしてもそのあたりに”危惧”は感じますけどね。

伊原さんには、
『指揮を執る』ということとともに、
『次代の監督を育てる』という使命もあると思われます。

言うまでもなく、
『次代の監督』とは潮崎現2軍監督の事ですけどね。

ワタシは、
ナベQ監督が辞めるだろうということがささやかれていた9月初旬には、
ここはいっちょ、
次期は『工藤監督』
にしてみてはどうかと思っていたのですが、
その目はどうやらなさそうですね。

『勝つ』ということならば、
森繁和監督、辻ヘッドコーチはどうだ・・・・
とその頃は思っていましたが、
み~んな『谷繁中日新監督』に先を越されてしまったしねえ。。。。。

でもまあ、
伊原さんの元、
来季は何とかパ・リーグを制し、
日本シリーズ出場を果たしてほしいと思っています。

なんだかんだ言って、
結構楽しい今シーズンでした。


【追記】
お~、そういえば。。。。。
失意の中帰宅して、
家に着いたら何やらメールが。。。。。

なんと。。。。
『日本シリーズチケット当選のお知らせ』(もちろん、西武ドーム開催分)
でした。

あっそう。
なんという間の悪さなんでしょうかね。


確かその日は、
所沢あたりじゃ、
日本シリーズなんてものは、
開催されないはずなんだがなあ。。。










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