≪第103回全国高校野球選手権大会 代表校プロフィール≫
投 攻 守 総 ランク
寸評(下段)
◇北北海道 帯広農 (2) 75 80 75 75 C-
甲子園を知る3年生がチームの中心。打線がつながり北北海道大会では大量得点の連続。勢いを持続できるか。
◇南北海道 北 海 (39) 85 85 80 85 B+
超高級・木村を要するが、この夏は打線がエースを支えた。暑い夏のスタミナに不安あるが、打線が爆発すれば面白い存在に。
◇青森 弘前学院聖愛 (2) 80 85 80 80 B-
強力打線で、ライバルの光星、青森山田を連破。打ち始めたら止まらない打線で甲子園8強以上を狙う。
◇秋田 明 桜 (10) 90 80 80 85 B
圧倒的存在感の風間を擁し、金足農に続く大旋風を巻き起こす。カギはしっかり守れるかと、いい波を起こせるか。
◇岩手 盛岡大付 (11) 80 90 85 85 B-
5試合50得点の猛爆打線が看板。渡辺に頼る投手陣が不安も、負けられない思いで大会に臨む。
◇山形 日大山形 (18) 80 85 80 80 C+
投打がかみ合い県大会を圧勝。エース斎藤が踏ん張り打線で突き放す戦い方で2勝を目指す。
◇宮城 東北学院 (初) 80 85 80 80 C+
創立130年超で初めての夏をつかむ。強力打線を押し立て、絶対王者に先んじた勢いを持ち込みたい。
◇福島 日大東北 (8) 80 80 80 80 C
エース吉田はコントロールも安定して、好投を続ける。打線も好機にしっかりと得点できる。14年ぶりの聖地に意気込む。
◇茨城 鹿島学園 (初) 85 80 80 80 C+
名将・鈴木監督が自信を持つチームで常総学院と倒す。エース薮野の安定感は抜群。打線が援護できれば勝利に近づく。
◇群馬 前橋育英 (6) 85 80 90 85 B-
今年も「守りの育英」健在。エース外丸はスライダーを軸に安定。アグレッシブな守備は相手に得点を許さない。
◇栃木 作新学院 (16) 80 85 80 85 B-
全国で連覇校が敗退する中10連覇を達成。今年は打ち勝つよりも、佐藤、林らの投手陣が粘り、しぶとく勝ち抜く野球。
◇埼玉 浦和学院 (14) 85 85 85 85 B+
エース宮城を軸に金田、吉田らで構成する投手陣は強力。森監督の最後の舞台で、狙うは夏の初優勝。
◇千葉 専大松戸 (2) 90 80 90 85 B+
深沢、岡本の強力2本柱に、どんな状況でもしっかり守れる守備陣。打線の底上げもでき、春の忘れ物を取りに行く。
◇東東京 二松学舎大付 (4) 90 80 85 85 B+
絶対的エース・秋山を擁し上位狙う。控えの布施も成長し、投手力は万全。打線が力負けしなければ相当やれる。
◇西東京 東海大菅生 (4) 85 85 85 85 B+
エースに成長した桜井と本多の左腕二本柱が強力。スピード感のある野球を展開し、狙いは選抜の8強越え。
◇神奈川 横 浜 (19) 80 90 80 85 B
新監督とともに横浜新時代を告げるか。強力打線の水準は全国レベル。投手陣は枚数豊富で、安定感がある。
◇山梨 日本航空 (6) 80 80 80 80 C+
エース・ヴァデルナが粘り試合を作る。打線は機動力を生かしチャンスをものにする。
◇静岡 静 岡 (26) 90 85 85 85 B+
ドクターゼロ・高須で投は万全。守り切る野球に、打線は打球も鋭く、並に乗れば頂点も見えてくる戦力。
◇愛知 愛工大名電 (13) 90 85 85 90 A-
エース寺嶋に野崎、田村もそろう超強力投手陣で、初戦からすべてのライバル校を直接撃破。優勝を狙う。
◇岐阜 県岐阜商 (29) 85 85 80 85 B+
鍛治舎マジックで3季連続の聖地到達。エース野崎は安定感抜群。打線の爆発あれば上位も。
◇三重 三 重 (13) 80 85 80 80 C+
強打が看板。打ち勝つ野球に、粘りも加わり7年ぶりに県制覇。初戦はなんと65-0の大爆発。
◇新潟 日本文理 (11) 80 80 80 80 C+
エース田中を援護する堅い守備と鋭い打線。田中は打っても中軸で、投打の二刀流。
◇長野 松商学園 (37) 85 80 80 80 C
栗原、渡辺ら投手陣に安定感。しっかりとした野球で、久々に甲子園で爪痕を残す。
◇富山 高岡商 (21) 85 80 80 80 B-
エース川渕は大エースに成長。打線も水準以上で、4大会連続で甲子園へ。毎年全国レベルで好試合を繰り広げ、今年も期待高い。
◇石川 小松大谷 (2) 80 80 75 75 C-
星稜不在の大会を制したのは、その星稜に8点さ大逆転を食らった小松大谷。野球の神様に微笑まれ、聖地に見参。
◇福井 敦賀気比 (10) 85 90 85 85 B+
本田、吉崎と春とは違う投手陣で安定感を増した。打線も鋭く、さらに終盤での粘りは驚異的。優勝争いに加わるか。
◇滋賀 近 江 (15) 85 85 80 85 B
2年生エース山田から岩佐につなぐ必勝リレーを確立。黄金時代はまだまだ継続。上位を視野に今年も参戦。
◇京都 京都国際 (初) 85 85 80 85 B
安定感抜群の2年生左腕森下がチームの軸。混戦投われた府大会を圧倒して選抜に続いて初めての夏をつかむ。
◇大阪 大阪桐蔭 (11) 90 95 95 95 A+
苦しい府大会を何とか制覇。「負けない桐蔭」は健在。全国ではプレッシャーから解放され、のびのびと力を発揮して全国制覇目指す。
◇兵庫 神戸国際大付 (3) 85 85 85 85 B
阪上も復活し、投手陣の安定感が増した。打線は相変わらずの鋭い攻撃にパワーで7本塁打。
◇奈良 智弁学園 (20) 85 95 90 90 A
5試合47得点、全国屈指の強打は健在。小畠ー西村の2本柱の投手陣も要し、頂点への旅が始まる。
◇和歌山 智弁和歌山 (25) 90 90 90 90 A
中谷イズム浸透し、強打だけではなくしっかり守って勝ちに結びつける。投攻守すべてに高水準で、候補の一角。
◇岡山 倉敷商 (11) 80 85 80 80 B-
接戦をことごとくものにし、ライバルを撃破。エース永野は粘りのピッチングで勝利を呼び込んだ。
◇広島 広島新庄 (3) 85 85 85 85 B+
「負けない新庄」は健在。結局公式戦は新チーム以来たったの2敗でここまでたどり着いた。その力を見せたい夏になる。
◇山口 高川学園 (2) 80 80 75 75 C
エース河野が試合を作る投球を見せて県大会を圧勝。全国の強力打線に挑む。
◇鳥取 米子東 (15) 75 80 75 75 C-
米子東らしからぬ打線の爆発でV。投手を含めた守りに不安あるが、考える野球で1勝を目指す。
◇島根 石見智翠館 (10) 80 80 80 80 C+
5試合わずか2失点のエース山崎琢を軸に守り切る。打線も振れてきて、戦力が整備されてきて全国の舞台へ。
◇香川 高松商 (21) 75 85 75 80 B-
粘って粘って、最後は打線で突き放す「高商野球」。苦しい試合を乗り切り選手は自信に満ちていて、何かやりそうな雰囲気。
◇徳島 阿南光 (2) 85 75 85 75 C
県大会を一人で乗り切ったエース森山を、大会1失策で乗り切った守備陣が支える。得意の、ロースコアの接戦に持ち込みたい。
◇愛媛 新 田 (初) 80 80 80 80 C+
相手のミスを逃さないしたたかな野球で初の聖地をつかんだ。打線が全国レベルの投手を打てるかが課題だが、面白そうな戦力。
◇高知 明徳義塾 (21) 90 85 90 85 B+
頂点を狙うまでの迫力はないが、代木を中心とした守りは全国屈指のレベル。大会の波に乗りたい。
◇福岡 西日本短大付 (6) 90 85 85 90 A-
ほぼ全試合を投げぬいたエース大嶋に、あの森尾の面影を見る。苦しい戦いを潜り抜け頂点に立ったところは、全国制覇チームとそっくり。
◇佐賀 東明館 (初) 80 80 80 80 C+
打ち合いあり、しのぎ合いありの激戦を潜り抜けて今年の県大会完全制覇を達成。初出場だが、したたかな試合ぶりが目立つ。
◇長崎 長崎商 (8) 80 80 80 80 B-
田村ー城戸の必勝リレー軸に、2年間無敗の大崎を破る大金星でつかんだ甲子園。甲子園でも暴れまわる。
◇熊本 熊本工 (22) 80 85 85 80 B-
準決勝、決勝を猛打爆発で制す。恐ろしいばかりの集中打で一気に粉砕する打線は脅威。
◇大分 明 豊 (7) 90 90 95 90 A
春の選抜準優勝校。さらにグレードアップした攻守で、今度こそ初の全国制覇狙う。特に打線の破壊力は大会屈指。
◇宮崎 宮崎商 (5) 85 80 80 80 C+
選抜に続いての嬉しい出場。日高、長友の2枚看板の投手力で接戦をものにする野球。春できなかった1勝をつかみ取る。
◇鹿児島 樟 南 (20) 85 80 85 85 B
屈指の左腕、西田で勝負。樟南らしい伝統のロースコアゲームが得意で、一度食らいついたら離さないしぶとい野球が持ち味。
◇沖縄 沖縄尚学 (9) 85 85 85 85 B+
相変わらずのキレのある野球で、大きく浮上を狙う。打線が機能すれば、上位進出は固い。
*総合並びにランクは、出場回数、采配等を考慮したうえでの総合評価。