すっげ～ ヤクルト９回６点差を大大大逆転！

今年のセ・リーグペナントレース。

広島が一人勝ちなのですが、
ここに来て広島はとにかく「眼下の敵」をとことんまで叩きまくる。

巨人を東京ドームで３タテしてCS進出に黄信号を灯させたと思ったら、
今度はヤクルトを神宮で３タテ。

「どこまで強さを誇示してるの？」

そんな強さを見せていて、
昨日は逆転CSを狙う阪神に終盤追いついてサヨナラ勝ち。

もうカープ特急は、
停まるということを知りません。

そんな広島のマジックが順調に減っていって、
銀座の広島県のアンテナショップTAUでも、
「カープマジックボード」
の数字が毎日ひとつ、いや、ふたつずつ減っていっています。

優勝した暁には、
またあの界隈が賑わうんだろうなあ。

ということで優勝はほぼ決まり。
しかしながら、
盛り上がっているのはCS進出争い。

ヤクルト、巨人、阪神が三つ巴になって、
勝ったり負けたりを繰り返しています。

お世辞にもチーム状態がいいとは言えない３チームですが、
CSに進出さえすれば、
去年のDeNAのように”絶対王者”広島を倒せないとは限りません。

そのためには、
とにかくCSに出ること。

そのためのつばぜり合いは、
激しさを増しています。


昨日の台風で、
金沢で行われる予定の巨人ーDeNAは中止。

そして「やらねーだろ、いくら何でも」
と思われた神宮でのヤクルト－中日戦は、
何と予定通り開催されました。

あの強風の中、
よくやったと思いますよ。（皮肉ですよ・・・・・）

何しろメディアでは、
「交通網に影響が出る可能性があるので、今日は早めの帰宅を」
なんて何回も連呼していたのにね。

そしてそういう時に限って、
試合が長い長い。

最後に決着がついたの、
何と１０時４０分だってね。
観客の人たち、
ちゃんと帰途につけたかどうかが心配になってしまいます。

しかしその試合は、
１年に何回もない、
大大大逆転試合となりました。

ワタシはのんびりと西武の試合を眺めていたので、
途中はこの試合は経過を入れているだけでした。
なんといっても、
「ヤクルト大敗」
という感じのゲームだったんでね。

しかし９回、
何かにとりつかれたかのようにツバメ打線が爆発。

というよりは、
中日のあまりにもひどいリリーフ陣に口があんぐりという状態でした。

今季何度も繰り返されたこの大惨劇、
森繁和監督に、
本当に同情を禁じえません。

”稀代の名投手コーチ”と言われた森監督が指揮官なのになぜ？？？
疑問は尽きません。


まあしかし、
ヤ党にとってはうれしい、
勢いの出る勝ち方となりました。

カープ戦の３連敗でかなりへこんでいたので、
この価値はCSをつかみ取るには大きい勝ちとなりましたね。

最後は上田がサヨナラ３ラン。
失礼ながら上田があんないい当たりを打ったのを見たは、
彼が高３の選抜で早実の斎藤佑樹から打ったホームラン以来かな？？
そんなサヨナラの一発でした。

何しろ９回に６点差を追いついての、
１１回のサヨナラ３ラン。

たまらんフィナーレでした。

先発小川の酷すぎるピッチングといい、
なんだかまだまだ課題山積ではありますが、
打線は相変わらずいいので、
頑張ってほしいですね。

昨日はサードに入った大引の活躍も大きかった。
同点のタイムリー、うれしかったですよ。

広島さんはキッチリと阪神にサヨナラ勝ちで、
CSにまた一歩近づいてきました。

あとは巨人をぼてくって、
神宮開催を手に入れたい！！！！

そんな９月の戦いです。