早慶戦の歓声がこだまする神宮の杜。そのときワタシは、遠く大宮の杜にいました。
秋の高校野球行脚の第2弾として、
関東大会の熱闘を見に、
はるばる大宮まで遠征してきたのです。
それにしても遠かった~。
片道2時間の道のり。
往復4時間は、
野球を見るにしてはちょっと遠すぎましたかね。
ちなみに、
昨日は県営大宮球場・市営大宮球場の2ヶ所が会場。
両球場は歩いていける距離にあるため、
どちらにするのか最後まで迷っていました。
【県営】
第1試合 横浜(神奈川1) vs 霞ヶ浦(茨城2)
第2試合 浦和学院(埼玉1) vs 千葉経大付(千葉2)
【市営】
第1試合 水城(茨城1) vs 春日部共栄(埼玉2)
第2試合 前橋育英(群馬1) vs 東海大相模(神奈川2)
図らずも全試合県大会1位vs2位の戦いとなりました。
私の応援する神奈川勢は、2つの球場に分かれています。
本当は今日が準決勝のはずだったので、
センバツを決めた4チームのバトルを見ようと思っていたのですが、
月曜日にグラウンドコンディション不良で順延となってしまったため、
『センバツを決定付ける戦い』を見ることになりました。
関東は、
選抜の枠は東京とあわせて6校。
秋は関東大会と東京大会が別開催になりますので、
その年のレベルが考慮されて、
関東5東京1となるか、
関東4東京2となるかは来年1月の選考までわかりません。
今決まっているのは、
関東は4強に進出すれば、
東京は優勝すれば、
センバツは『当確』になるということです。
ということで、
『関東大会準々決勝』というのは、
大変に重要な、かついつも大変に盛り上がる試合になります。
結局【県営】を選んだワタシ。
球場は内野席のみを開放し、開始時には7分から8分程度の入りでした。
*ちなみに、神奈川県大会では秋季でも春季でも、準決勝以上になれば内野満員はお約束。席が空いているということはまずありません。やっぱり高校野球熱は、神奈川が高いんだなあと実感しました。
さて試合です。
【第1試合】
横浜 020 103 000 -6
霞ヶ浦 000 002 300 -5
横浜はヒヤヒヤの勝利でした。
レギュラーに若い選手をそろえる横浜。
昨日も初戦と同様、【愛甲並み】と期待される1年生左腕・山内が先発。
時折素晴らしい速球を投げ込み、素材の良さを感じさせます。
しかし、【まだ原石】という感じですね。
終盤は乱れて、あと一歩で逆転というところまで追い込まれました。
横浜は初戦同様、
序盤に先制攻撃で大きくリードするのですが、
追いこめられてくると非常にバタバタする印象があります。
テレビで解説者がいれば、さしずめ「横浜らしからぬ」と表現されるであろうこのバタバタぶり。
一冬越えてどのように精度を増したチームになっていくのか、
逆に楽しみでもあります。
【第2試合】
浦学 031 110 003 -9
千葉経 000 000 000 -0
このカードがあったればこそ、県営を選んだといっても過言ではない楽しみな対決でした。
しかし、終わってみれば大差。
浦和学院の充実ぶりが際立った結果となりましたね。
1年生エースの佐藤くん。大きな落差とスピード差のあるスライダーを低めに決めて、3安打の完封でした。
千葉経大の打線はまったくといっていいほどその投球についていけませんでしたね。
そして、浦学の選手たちは、
今日見た4チームの中では、動きのキレのよさが際立っていました。
今春、昨春と2年連続で【春の関東大会】を制した浦和学院。
力はありながら甲子園にはあと一歩届きませんでしたが、
来春の選抜は確実とし、
久しぶりに甲子園に姿を見せてきます。
すべての面であと一歩ずつ成長できれば、
センバツでも十分に優勝が争えるレベルではないかと思っています。
それだけに、
今日の横浜戦は大事な一戦となります。
【関東No1】という称号を背負って、
自信満々で甲子園に乗り込んでいって欲しいと思います。
『歴代最強』になれる可能性を秘め、
大きな夢を抱いての冬になることでしょう。
さて、
この日いけなかった市営球場の方は、
2試合とも後半の逆転劇で盛り上がったようです。
≪市営球場≫
【第1試合】
水城 000 000 040 -4
春日部 001 101 000 -3
【第2試合】
前橋育英 200 200 001 -5
東海相模 002 010 32× -8
第1試合は、2季連続の出場を狙う水城が8回に見事な逆転。選手権出場時にも下級生中心のメンバーを組んでいたため、試合ぶりに落ち着きが感じられます。2試合連続の激戦を制して堂々の選抜確定です。
第2試合は、東海大相模が貫禄を見せての逆転勝ち。渡辺、臼田、田中ら旧チームからの主力が残った打線は破壊力満点。エース近藤も、少しづつ形になってきたように感じます。このチームは新チーム結成が大幅に遅れるハンディを背負っての船出となりましたが、冬場にかけて鍛えれば今夏の【準優勝チーム】を越えることが出来る可能性を秘めているといえましょう。
ということで、
横浜、浦和学院、水城、東海大相模の皆さん。
ほぼセンバツ確定ということで、おめでとうございます。
敗れたチームの中では、
前橋育英、春日部共栄、霞ヶ浦にはまだまだセンバツのチャンスが残されていると思います。
希望を持って冬場を過ごしてください。
さて、
ワタシは県営大宮球場での野球観戦はなんと32年ぶり。
最近は埼玉西武が、
チーム名に埼玉を入れたのを機に、
しきりに大宮での開催を模索しているのですが(来年はさらに開催試合を増やすらしい)、
正直プロ野球を見るに値する【スタジアム】ではありませんね。
まだまだ地方球場としての風情が色濃く残った球場です。
高校野球を見るにはこれ以上の球場はないくらいですが、
プロ開催をするなら埼玉県か西武球団がもっと金をかけて球場を整備する必要があると感じました。
いつも神宮、浜スタが観戦の主戦場であるワタシにとっては、
ちょっと疲れちゃったかな。
距離の遠かったし。
いずれにしても秋季大会も、
残すは【大票田】の関東と近畿のみ。
来年のセンバツの風景が、
かなりの輪郭を持って見えてきました。
秋の高校野球行脚の第2弾として、
関東大会の熱闘を見に、
はるばる大宮まで遠征してきたのです。
それにしても遠かった~。
片道2時間の道のり。
往復4時間は、
野球を見るにしてはちょっと遠すぎましたかね。
ちなみに、
昨日は県営大宮球場・市営大宮球場の2ヶ所が会場。
両球場は歩いていける距離にあるため、
どちらにするのか最後まで迷っていました。
【県営】
第1試合 横浜(神奈川1) vs 霞ヶ浦(茨城2)
第2試合 浦和学院(埼玉1) vs 千葉経大付(千葉2)
【市営】
第1試合 水城(茨城1) vs 春日部共栄(埼玉2)
第2試合 前橋育英(群馬1) vs 東海大相模(神奈川2)
図らずも全試合県大会1位vs2位の戦いとなりました。
私の応援する神奈川勢は、2つの球場に分かれています。
本当は今日が準決勝のはずだったので、
センバツを決めた4チームのバトルを見ようと思っていたのですが、
月曜日にグラウンドコンディション不良で順延となってしまったため、
『センバツを決定付ける戦い』を見ることになりました。
関東は、
選抜の枠は東京とあわせて6校。
秋は関東大会と東京大会が別開催になりますので、
その年のレベルが考慮されて、
関東5東京1となるか、
関東4東京2となるかは来年1月の選考までわかりません。
今決まっているのは、
関東は4強に進出すれば、
東京は優勝すれば、
センバツは『当確』になるということです。
ということで、
『関東大会準々決勝』というのは、
大変に重要な、かついつも大変に盛り上がる試合になります。
結局【県営】を選んだワタシ。
球場は内野席のみを開放し、開始時には7分から8分程度の入りでした。
*ちなみに、神奈川県大会では秋季でも春季でも、準決勝以上になれば内野満員はお約束。席が空いているということはまずありません。やっぱり高校野球熱は、神奈川が高いんだなあと実感しました。
さて試合です。
【第1試合】
横浜 020 103 000 -6
霞ヶ浦 000 002 300 -5
横浜はヒヤヒヤの勝利でした。
レギュラーに若い選手をそろえる横浜。
昨日も初戦と同様、【愛甲並み】と期待される1年生左腕・山内が先発。
時折素晴らしい速球を投げ込み、素材の良さを感じさせます。
しかし、【まだ原石】という感じですね。
終盤は乱れて、あと一歩で逆転というところまで追い込まれました。
横浜は初戦同様、
序盤に先制攻撃で大きくリードするのですが、
追いこめられてくると非常にバタバタする印象があります。
テレビで解説者がいれば、さしずめ「横浜らしからぬ」と表現されるであろうこのバタバタぶり。
一冬越えてどのように精度を増したチームになっていくのか、
逆に楽しみでもあります。
【第2試合】
浦学 031 110 003 -9
千葉経 000 000 000 -0
このカードがあったればこそ、県営を選んだといっても過言ではない楽しみな対決でした。
しかし、終わってみれば大差。
浦和学院の充実ぶりが際立った結果となりましたね。
1年生エースの佐藤くん。大きな落差とスピード差のあるスライダーを低めに決めて、3安打の完封でした。
千葉経大の打線はまったくといっていいほどその投球についていけませんでしたね。
そして、浦学の選手たちは、
今日見た4チームの中では、動きのキレのよさが際立っていました。
今春、昨春と2年連続で【春の関東大会】を制した浦和学院。
力はありながら甲子園にはあと一歩届きませんでしたが、
来春の選抜は確実とし、
久しぶりに甲子園に姿を見せてきます。
すべての面であと一歩ずつ成長できれば、
センバツでも十分に優勝が争えるレベルではないかと思っています。
それだけに、
今日の横浜戦は大事な一戦となります。
【関東No1】という称号を背負って、
自信満々で甲子園に乗り込んでいって欲しいと思います。
『歴代最強』になれる可能性を秘め、
大きな夢を抱いての冬になることでしょう。
さて、
この日いけなかった市営球場の方は、
2試合とも後半の逆転劇で盛り上がったようです。
≪市営球場≫
【第1試合】
水城 000 000 040 -4
春日部 001 101 000 -3
【第2試合】
前橋育英 200 200 001 -5
東海相模 002 010 32× -8
第1試合は、2季連続の出場を狙う水城が8回に見事な逆転。選手権出場時にも下級生中心のメンバーを組んでいたため、試合ぶりに落ち着きが感じられます。2試合連続の激戦を制して堂々の選抜確定です。
第2試合は、東海大相模が貫禄を見せての逆転勝ち。渡辺、臼田、田中ら旧チームからの主力が残った打線は破壊力満点。エース近藤も、少しづつ形になってきたように感じます。このチームは新チーム結成が大幅に遅れるハンディを背負っての船出となりましたが、冬場にかけて鍛えれば今夏の【準優勝チーム】を越えることが出来る可能性を秘めているといえましょう。
ということで、
横浜、浦和学院、水城、東海大相模の皆さん。
ほぼセンバツ確定ということで、おめでとうございます。
敗れたチームの中では、
前橋育英、春日部共栄、霞ヶ浦にはまだまだセンバツのチャンスが残されていると思います。
希望を持って冬場を過ごしてください。
さて、
ワタシは県営大宮球場での野球観戦はなんと32年ぶり。
最近は埼玉西武が、
チーム名に埼玉を入れたのを機に、
しきりに大宮での開催を模索しているのですが(来年はさらに開催試合を増やすらしい)、
正直プロ野球を見るに値する【スタジアム】ではありませんね。
まだまだ地方球場としての風情が色濃く残った球場です。
高校野球を見るにはこれ以上の球場はないくらいですが、
プロ開催をするなら埼玉県か西武球団がもっと金をかけて球場を整備する必要があると感じました。
いつも神宮、浜スタが観戦の主戦場であるワタシにとっては、
ちょっと疲れちゃったかな。
距離の遠かったし。
いずれにしても秋季大会も、
残すは【大票田】の関東と近畿のみ。
来年のセンバツの風景が、
かなりの輪郭を持って見えてきました。